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病院には種類がある

日本という国は、全国民が平等に医療を受けることができる権利があり、日本国憲法の三大原則で守られているらしい。ちなみに、三大原則は「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」のこと。この基本的人権は、すべての人が生まれながらにもつ人間としての権利のことで、人種、身分、性別などで区別されない。と素晴らしい法律がある。。。みたい^^

日本国民は、誰でも安心して自由に好きな病院で医療を受けることができるって、普段当たりまえすぎて不思議じゃないのだけど、他国にはない制度なんだとか。。。めちゃ日本人として日本で生活していてよかったと思う。

医療保険の種類も多数あるから、また別の機会に紹介することにする。

大きく分けて、「高度急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」の4種類

自由に好きな病院を自分で選ぶことができると言っても、みんな病院ってどうやって選んでるのかなぁ?

近所の診療所(クリニック)、ちょっと大きめの病院、救急患者を多く見ている大きめの病院、大学病院とかあるし自由に行っていいんだし。なんとなく綺麗な病院に行こうかな。なんとなく評判が良さそうな診療所に行ってみよう。って感覚かもしれない。

でもね。病院に行く時には役割があることを知っていたら選びやすいよ。

病院の4つの機能ってなに

その前に、まず、急性期ってどんな状態のことなのかを知っておく必要がある。

病気がどんどん変化する状態のこと。その変化は、病気や状態によって違う。数分単位で変化することもあるので、注意して観察が必要な状態。

高度急性期の役割

急激に変化する場合には、すぐに診断したり対応できるために日頃から環境を整えておく必要がある。診断するためには検査ができることも大切。器械も揃っていなくちゃいけない。それらを扱うことができるスタッフも必要。命の危険が緊迫している状態の方を多く診ている。一般的な病院というより、高度な技術を提供する役割がある。

急性期の役割

日本の病院は、全国どこでもレントゲン撮影をしてもらえるし血液検査や内視鏡などの検査を受けることができる。だから、高度急性期の病院でなくちゃ治療を受けれないような状態でなければ、それ以外の病院が安定化までを担っている。身体の機能が回復できるように早くからリハビリの介入もしている。

回復期の役割

病気の状態が安定してきて、変化がほとんどなくなった状態。段々と治りつつある状態か、完全に治らないかもしれないけど、これ以上命を脅かすような状態ではなくなってきている。この時期は、できるかぎり寝たきりにならず日常の生活ができるようサポートをすることの方が多くなる。

慢性期の役割

病気の状態はが安定していて、再発の防止をしたり身体を健康に保てるように免疫力アップするための治療や生活日常がスムーズに行えるよう心のサポートが多くなる。

どこに行ったらいいのかわからない時

そのために、かかりつけ医かかりつけ薬局の役割があるから普段から近くの診療所や薬局を決めておいたら、いざという時に相談にのってくれるから安心。

かかりつけが無い時や休日なんかで相談したくてもできない時は、市役所近くにある保健所に相談したらいいはず。時間外や休日も電話相談にのってくれるし、もし不在の時があってもどこに連絡したらいいのかアナウンスしてくれる。

いきなり大きな病院に行くと、待たされるし初診料や紹介状を持っていない場合の加算が高くなるから注意した方がいいのだ。



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