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Government as a Serviceが示す新しい行政の可能性(α版)
様々な日常のモノの消費は、オンラインで定額課金で受けられるようになってきており、これらをXのサービス化、"X as a Service"と呼ぶ。例えば、CDやビデオは、SpotifyやNetflixを通じてモノを介さず、PC,タブレット、スマホがあれば、サービスとしてどこでもストリーミングで視聴できる(Music as a Service, Video as a Service)。車や自転車も所有
もっとみる行政サービス開発と官民の関係性(私見)
行政サービスのデジタル化がデジタル庁発足後さらに加速されてきているが、サービス開発は行政組織だけでは達成できない。
官民の開発に対する関与の度合ついてはさまざまなレベルがあり、これによってサービスのオーナーシップのあり方が異なる。
今回は行政組織内の開発能力にさまざまなレベルがある中で、どんな開発体制があり得るのか整理してみたい。
1.事業者委託による開発
これまでの多くの行政オンラインサービ
OSとしての組織カルチャー
組織を何かを成し遂げるためのソフトウェアであると捉えた場合、そのOSは組織のカルチャーだろう。
OSはソフトウェアの開発環境を規定するように、組織カルチャーはその組織が何かを行おうと組織に属する人が働く環境を規定するものだ。
コンピュータ言語が様々な概念を規定するように、組織内のルールは、その組織内の人々の役割や機能の概念を規定する。
コードがデータの処理を規定するように、組織に属する人はそ
行政官のジョブデスクリプションを考える
前回の投稿では外部の専門人材を組織内に内部化していくことで、行政組織の生産性を高めることができるのではないかということを書いた。
しかし実際に彼らが活躍するためには現在いるプロパーの行政官もどういった能力を期待されているのかを合わせて整理することが必要である。
専門人材がジョブデスクリプションをベースに採用されるとしたら、行政官についても同様にこれを定めていくことで、市場における代替性を明らか
サカナクションのユリイカで泣きそうになる
ここ数日サカナクションのユリイカにハマってリピートしていた。都会に暮らす人はその曲に心揺さぶられる人もいるのではないかと思う。以下自分なりの解釈を書いてみた。
東京でせわしなく働いて、空もビルで覆われている。意味もないのに生き急ぐ、色んな出来事が押し寄せ、必死で乗り越えながら気づいたら長い時が過ぎ去ってしまっていた。そしてそのせわしなさはいつ終わるかも分からないようにずっと続いていくようだ。