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コラボ配信を終えて

今週は2日間連続で実業団でプレーする二人の選手とコラボ配信を行いました。トップレベルで現在も活躍している二人とお話しする機会を設けていただけたことに感謝の気持ちと僕自身も学べたこともありましたし、改めて確信できたことなどたくさんありとても有意義な時間になりました。

今回の記事は二人の選手との話の中で僕自身が感じたことをまとめていこうと思います。ぜひ野球のレベルアップに繋げてくださいね。


 二人に共通していた点

 まず率直に思ったことが、とても野球が好きだということが伝わってきたことでした。「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように好きになることは上達する上でとても重要なことだと思いました。

好きだからこそ求めるものが増えて目標ができ、達成まで頑張ろうとしますよね。もちろん好きだからといって楽しいことばかりではなく、きつい時や苦しい時もたくさんあると思います。

しかし結果的に野球を好きでいるからこそ選手として続けているのはもちろん、日々高い向上心を持って取り組まれているのだと思いました。上手くなるためには好きになること、これが最初の一歩目であり、とても重要なことだと再認識させていただきました。

矢野選手との話

ここからは少し技術的な話に入っていきたいと思います。
捕球から送球までの動きが止まってしまう、あるいは送球までの動作がスムーズにいかず、遅いという課題を持っている選手に対して、矢野選手は送球の力を利用してスローイングに繋げていくことを言っていました。

簡単にいうとボールの流れに逆らわないボールの勢いをその次の動作に繋げていくことの重要性を語っていました。特に僕自身が参考になったのがカットプレーの動作についてです。海外でもカットプレーに関してはあまり教わったことがなかったので、勉強になりました。

 またトップの選手であればあるほど「基礎練習」をとても大切にしているを改めて認識しました。実業団に入団された頃は捕球から送球の動作を繰り返し行っていたそうです。

僕自身も独立リーグに入団した時に繰り返し行っていたのを思い出しました。試合でミスが起きた時の原因のほとんどのがこの基本練習から来てることを痛感した経験もたくさんありました。選手の皆さんは基本を大切に練習していってみてくださいね。


日下部選手との話 

日下部選手にはバッティングについて話をさせていただきました。
 僕が印象的だったのはフルスイングについての概念です。フルスイングと聞くと思いっきり振ることをイメージすると思いますが、その時のイメージが上半身で振っているイメージになっていた自分に気づいたことです。

下半身で打ちにいってそこから前足でブレーキをかけその勢いが上半身に伝わりインパクトにつながっていくことを伝えていただきました。またブランコに例えて説明してもらったりとものすごくわかりやすく自分も練習で取り入れてみようと思いました。「スイングは体全体で振る」ということの重要性について気づくことができました。

 また型にはめないことで自然な動きができるという点についても僕自身がスローイングが向上したときのことを思い出しました。トップなど型にはめてしまうと動きが止まってしまい、動作がスムーズにいかなくなるためぎこちなさが出てしまいます。

僕は経験がありませんが、本人がイップスになった体験を踏まえて話してくれました。バッティングでも同じで動きを止めずに流れを作って打つことも共通しているとのことだったのでこの辺も練習で取り組んでみたいと思いました。 

最後に

僕にとっては本当に貴重な機会になりましたが、視聴者にとっても上達のヒントになることがたくさんあったと思います。改めて共通している点はトップレベルの選手も実践しているという確信を持つことができましたし、また新たな引き出しが増えそうなヒントもいただくことができ、子供たちへの伝える引き出しも増えそうです。

本当に貴重な機会をありがとうございました。こういったコラボ配信も機会があれば今後も行っていきたいと思うのでぜひ楽しみにしていてくださいね。

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