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甲子園から学んだこと

今週のライブ配信も皆さんのおかげで楽しくできました。オリンピックや甲子園が終わり、いよいよ夏も終わりに近づいてきましたね。しかし、中高生にとっては代が入れ替わるとても大切な時期でもあります。新チームがスタートする中でライバルとの勝負はすでに始まっています!

今回のライブでは僕が甲子園をみて感じたことを選手の皆さんに共有するというテーマでやらせてもらいました。非常に親身になって聞いてくれているユーザーやたくさん質問してくれる熱心ユーザーもいてとても楽しい配信となりました。

1 送りバントはもう古い?

近年の高校野球をみてて率直に思ったことが、「送りバントの数が減ったな」という点でした。一昔前なら無死1塁のケースでは、ほぼ送りバントだった戦略がフリーで打たせる戦略を取る学校も増えてきているように思いました。

それに影響されてきてか2番バッターを打つ選手のタイプも変わってきているように感じました。 少し前なら小柄な足の速いバントの上手い選手が打っていた印象ですが、最近では長打を打つようなタイプの選手も見受けられます。

これは近年の野球の点の取り方が、海外から伝わってきた2番に強打者を置くという戦略に影響されているのではと考えました。

2 ゲームを有利に進めるにはやっぱり先制点!

近年の野球はいかに点を与えないかという野球からいかに相手から点を取れるかという野球に変わってきています。その上に甲子園という大きな舞台であればあるほど 選手たちにはプレッシャーかかりますよね。

そこで試合をなるべく有利に進めていくには先制点をとることが 非常に重要だと感じました。リーグ戦と違ってトーナメント戦であるからこそ 相手にキャッチアップしていく時間が非常に短くなります。

そのため勝つために重要なことの一つとして先制点を取り、ゲームの主導権を握ることが挙げられると思います。特に強豪校が普通の公立校に敗退するパターンのほとんどがこれに当てはまると思います。

ゲームを有利に進めていく、勝つためには非常に重要ですね!

3 力は出し切ることに意味がある!

大舞台ではプレッシャーや緊張など自分のパフォーマンスを出すのに 妨げる要素がたくさんありますよね。ここですごい大切になってくることが、いかに自分のパフォーマンスをこういった環境で出せるかどうかだと思いました。

例えば自分の力が100だったとしても、試合で 100の力が出るとは限りません。もしかしたら40しか出ない試合もあるかもしれません。なので自分の力を高めていくのと同時に自分の力を出すことにも注力して練習するべきだと思いました。

僕自身も海外で自分の力を出し切れてチームの勝利に貢献できた経験もあれば、自分の力を全く出せずに負けた経験もあります。 今振り返ってみれば、自分の力を出し切れた時は自分がやるべきことにフォーカスしていた気がします。逆に結果が出なかった時は、 焦っていた気がします。

練習で自分の力を高めていくことは難しいことですが、試合で自分の力を出すことも同じくらい難しいことなんだなと感じました。 日々の練習の中でいかに実践を想定してプレーできるかが、本番で力を発揮するためにとても重要なことだと思うので、ぜひ意識して取り組んでみてください。

今週末の練習、試合頑張ってください 





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