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箸をつくった話

この前キャンプに行った。その時初めて箸をつくった話。

買った薪を見ていると、いいサイズの木片がいくつかある。それで箸をつくった。木片の色とか形を見ながらこれならどうかとか考えたりするところがいい。このかたちを残して削ろうか考えたりできる。後から材料を選ぶような工程の中ではできないことだ。選んだ木片は、小刀を使って地道に細く削いでいく。

料理を食べ終わった後に、椅子に座って木片を地道に削る。結構集中できて楽しい。集中することは気持ちがいい。凹凸をなくそうとどんどん削るので、どんどん細くなっていく。なので気づいたらめちゃ細くて小さくなっていた。小さい頃使っていたお弁当用の箸くらいの大きさになっている。

使い心地はそんなに悪くなかった。僕にとって箸はべつにこれくらいでいい。身構えてしまうとなにもてにつかない。これくらいでいい感覚でまたつくりたい。でもつぎはもう少しいい感じにつくりたい。


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