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スクラッチ版「言葉ポーカー」をつくった話

言葉ポーカーで遊びたい!

最近、リッケンさん(@a_rickenbacker)のnote記事を読み、無性にやりたくなりまして。流石に1000語以上のカードを印刷するのも手間だなぁと思っていました。

そこで、ここのところ教材研究を兼ねて毎日のようにスクラッチで何ができるかいじっていまして、いい機会だったのでスクラッチ版を作ってみました。

言葉ポーカーについては以下の記事を御覧ください。


言葉データがダウンロードできる!


親切なことにこの記事において、リッケンさんが実際にエクセルにて作成したデータを無償で公開してくれていましたので活用させてもらいました。ありがとうございます。


こんな感じのゲームです。

で、実際にできたのがこんな感じのゲームになります。

登録しておいた1000以上の言葉からランダムで5つの言葉が表示される。そこから順番に3つの言葉を選んで、おもしろくする言葉遊びゲーム。
3つ選ぶと軽快なSEの後、自動音声で読み上げてくれる!

https://youtu.be/6frDq_KgU2s


実際のスクラッチへのURL

プレイはコチラから



試しに家族で遊んでみました。

いずれ、クラスでもタイミングを見て紹介したり、遊んでみようとは思っていますが、 ひとまず家族で遊んでいました。

夕食後のだんらんの際の娯楽として楽しみました。

ちなみに我が家での遊び方としては一人一台端末風にスマホやタブレットでURLを読み込み、大喜利風にできたら「はい!」と手を上げてみんなで作品を味わうようにしました。

面白い作品ができたら家のメモ用ホワイトボードに優秀作品を書き込んでいくこととしました。

小2の息子が作った作品です。

インド   ほとんど   相席
それは   古の   ストア

妻の作品です。会心の作品だそうです。

開けたら   新型  上腕二頭筋


おわりに

これが、なかなか面白い。人数が多くてもできそうですね。
アレンジ自由で、言葉もどんどん増やせます。
合成音声は読み方がいまいちなのでカットしても良さそうですね。人間が読み上げて発表したほうがイントネーションとか区切りとかニュアンスがきちんと伝えられますね。


おもしろい作品ができたらスクショを撮って SNSで発信してください。 #言葉ポーカー

みんなで遊んでください。


おまけ プログラムブロックの解説

使用するスプライト

・ねこ×5 色をつけて識別しています
・タイトル文字 

変数の設定

各色のねこを隠す変数×5
→0でスタート、その後タップされたら1にする。

順番を管理する変数
→クリックした順に左上から配置するために使用する

リストの設定

「◯ワード」 各色のねこが発する言葉を格納するリスト×5

「言葉」 予め登録しておいた言葉1132語をCSV形式で取り組んで作成したリスト。リッケンさんのエクセルデータを借用しました。

「発表ワード」 選択した3つの言葉を格納するリスト。最後に合成音声で発表させるために使用。

リスト「言葉」1132語


おおまかなプログラムの流れ


①リスト「言葉」から乱数を用い、リスト「◯色ワード」に言葉を一つ格納する。
②リスト「◯色ワード」に格納された言葉をスプライト「各色のねこ」から発話させる。
③ユーザーは順番に3匹のねこをタップすると、リスト「発表ワードにその言葉が格納される。
④タップされたスプライトの各ねこは順番に画面左上→画面上部→画面右側に移動する。選択されなかったねこは非表示になる。
⑤3匹目が選択された後、短いSEが鳴る。その後「発表ワード」に格納された言葉が順番に合成音声によって読み上げられる。


「cat」のコード
旗が押されたときの動き(リセットボタン)

変数に関わるオレンジブロックはこのスプライトだけで処理しています

スプライトが押されたとき

「cat2・3・4・5」 他のねこのブロック


赤・青・緑・ピンクねこ

 
旗が押されたときの動き

基本は「CAT」と同じ 変数が「赤◯◯」になっている。
他の「CAT3」〜「CAT5」も同様

スプライトが押されたときの動き

基本は「CAT」と同様だが変数の部分を「赤◯◯」とした。

スプライト「タイトル」のブロック

スプライト「タイトル」

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