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【表現研】STAR WARSのゲーム

筆者はストーリーがガチガチに組まれたゲームが大好きである。まるで自分が映画のプロットを左右しているような感覚がたまらんのである。ゲームを映画のように捉えている自分としては映画のゲーム化というのは抵抗なく受け入れられるもので、中でもスターウォーズという作品はライトセーバー、飛行機といったアクション要素とジョン・ウィリアムズ大先生によるド完璧な音楽というもはやゲーム化してくださいと言わんばかりのゲームとの親和性を誇る。スターウォーズファンならば誰しもライトセーバーを握り、フォースを駆使して銀河を股にかけたいと思うだろう。筆者にとってはスターウォーズのゲームこそ自らの意識を作品の中に溶け込ませてくれるツールであり、またそういった意味でスターウォーズのゲームはある意味でゲームの究極形であるのだ。

表現研においては6作ほど筆者がプレイしてきたスターウォーズゲームを紹介しようと思う。このネットの広い海であっても、この記事が役に立つ人を探せるかどうか怪しいものであるがとにかくやってみるのである。

※以下はあくまで一個人の意見です。

1:STAR WARS エピソード1 ~ファントム・メナス~

PS1のゲームであり画質はお察し、操作性もシンプルではあるが、紹介する物の中で筆者が唯一今でもプレイに値すると自負する一作である。
このゲームはとにかく作り込み方が半端ではない。

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スターウォーズゲームにありがちなアクション性だけを突き詰めたようなものや、逆にストーリーをただなぞっていくだけの作品とは違い、エピソード1のストーリーに添いながらも映画では見られなかった裏の部分やオリジナルの話などを映画の時間軸順に進めていくゲームである。隠し通路や隠しアイテム、ゲームオーバーの種類の多さや会話、交渉といったことからアドベンチャー感が強く、プログラム上のことしかできないというゲームが持つ独特の飽きを感じることがない。後半になると難易度が鬼畜化するのもポイントが高い。

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視点が独特で、やや上から操作キャラクタを見下げる形になっている。この見通しの悪さがミソ。一歩先にデストロイヤー(バリアはるやつ)の群れが待ち構えてるんじゃないかと思うと緊張感がとんでもないことになるのだ。PS1の処理の関係でこのシステムになったんだろうけど、これだからこそできることもあるんですねぇ…。

2:スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐

上記のEP1の劣化b…ではなくアクション要素にリソースを注ぎ込んだ作品。カメラアングルは固定され、「ストーリーミッション」としてステージを選んでいく方式になったので、プログラム上でやるべきことをこなしていくという雰囲気がつよくなった。

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これはこれでドロイドたちとの駆け引きができるようになったので面白かった思い出がある。

3:バトルフロントシリーズ(PS2)

打って変わってまさかのモブたちが主役に。当時の衝撃はわすれらんねえよい。
物語の流れの中で遊んでいくという形から、今のFPSゲームに見られるような一試合一試合のシューティングゲームへと変貌(ストーリーモードもあるし、すごい面白い)したけども、クローンたちのブラスター・戦車・飛行機をつかった集団ドンパチという面も見逃してはならないスターウォーズの重要なファクターであることに気づかされた作品。せこせこと一般兵として戦果を上げようとする中でべイダー卿に叩っ斬られるというのは、ある意味ストーリー方式のゲームよりスターウォーズという作品に入り込める。正直今プレイするのは’00年代のCODをプレイするようなレトロ感があるが、バトルフロント2の完全リメイクが出たら絶対買うってくらいの完成度があるよ。

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4:Star Warsバトルフロント(PS4)

個人的にはガッカリ作品であるPS4版バトルフロント1。特にPS2版バトルフロント既プレイ勢はPS4であのバトルフロントが出る、というとても大きな期待と共に購入しただけに残念な評価に。まずボリュームが体験版並に少ない。というかもはや次回作バトルフロント2の体験版です。名前がバトルフロントなのもどうなのかしら。使えるキャラクタも普通の兵卒と1チーム3種類のヒーローのみ。VR機能があるらしいのでそれは面白いかもね。

5:Star Wars バトルフロントII

バトルフロント型のスターウォーズゲームとしては今作で完成したと言っていいのではないでしょうか。豊富なキャラと役割、数々のマップ。高グラフィックで音楽の使われ方も申し分なし。高いゲーム性とスターウォーズの世界観を生かしたゲームモードの数々、いちいちスターウォーズファンの弱いところをついてくる演出はPS2のバトルフロントを過去の作品としてしまうほどの衝撃があった。ゲームの本質的なところはPS2からあまり変わっていないが、上記の綺麗なグラフィックと演出によって私たちはスターウォーズの中の1キャラクターとして銀河を股にかけることができるのである。課金騒動がなければもっと良かったけど…。

PS4では2020年6月のフリープレイとなっているので、6月中であれば無料で購入することができます。興味のある方はぜひ。PS PLUSの加入が必要ですけど。

#表現研 #スターウォーズ #ゲーム #スターウォーズバトルフロント



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