Scrum Inc.認定資格スクラムマスター研修を受講してみた

Scrum Inc.認定資格スクラムマスター研修を受講してみた

Scrum Inc. 認定スクラムマスター(LSM)研修を受けてきました。
https://scruminc.jp/training/master/

追記:プロダクトオーナー研修も受けてきたので感想を書きました。

概要は 鼻(nose)さんがまとめられているのでこちらでご覧ください。

追記で書けるとすると参加することで以下の本を頂けました。
「スクラム 仕事が4倍速くなる”世界標準”のチーム戦術」
また1日目の終わりに宿題が出され、この1章を読んで来るように言われました。

はじめに

私のスクラムの経験ですが、開発メンバーとして2年ほど参加した経験があります。
ただ知識としては本を読んだ程度でスクラムの動きを完全に理解しているわけではなく、開発メンバーとして参加してきただけなので改めてスクラムマスターとは何をすべきかという点で研修を受けてきました。

私以外の研修メンバーですが、全体で60名、未経験の人や半年以下の人が半分ほど、残りが半年〜1年程度の人で、私は2年の経験だったため全体で2番目に長かったです。
1番目の方が5年。ですので、ほぼ経験は1年未満の人ばかりのようでした。

個人的に研修を受けた感想としては、スクラムの経験を3ヶ月ほど体験してから参加するのが一番理解しやすいのではないかと思いました。
スクラムは特殊なワードも多いのと、経験があると話している内容を理解しやすいと感じるためです。

未経験の場合でも本は読んでおいた方が理解しやすいと思います。

また経験が長い人は、自分が参加しているスクラムチームと違いを感じることができ、改善内容が浮き彫りになると感じました。
特になぜ小さいチームの必要があるのか?ということが、繰り返しワークショップで説明されるので頭で理解するだけでなく体感できます。

自分の入っているチームでスクラム研修と異なったこと

スプリント プランニングでのタスクのアサイン
私の入っているチームではそのスプリントでのストーリーに一旦すべての担当をアサインしているのですが、基本的にはストーリーには担当をすぐにはアサインせず上から一つづつ担当をつけやっていき、終われば次のタスクをやっていくという流れ。一人で複数のストーリーを担当しないということですかね。

見積もり方法
ポイントは時間ではないということは知っていましたが、なんやかんやでポイント=時間になりがちでした。また複数人で見積もるのも正しいとは思っていましたが実際は担当者が一人で行うことが多かったですが、そのあたりはワークショップを体験して改善の必要があると感じました。
具体的な見積もり方法はワークショップでレゴを組み立てるという課題で体験できるためとても参考になります。
特にポイントを参考にするストーリー(リファレンスストーリー)を設定することの大切さを学べました。

ポイントをつけるタイミング
スプリントプランニングのときにポイントをつけていたのですが、それよりもプロダクトバックログに積む時には見積もりをしてポイントをつけることの重要性。ベロシティーとの関連するのでとても重要。
見積もりの方法やポイントの付け方などは本にも書いてあってチームが正しく運用できていない点ではあるのですが、ワークショップでより理解できました。

スクラム オブ スクラム
スクラムチームの最適な人数は7名とのことですが、自分のチームはすでに超えています。
大きいチームで運用していますが、ワークショップを通じて大きすぎるチームには問題点がでてくることを実感できるため、ここはそろそろスクラム オブ スクラムになるべきタイミングと感じました。
スクラム オブ スクラムは かなり奥が深いようでこの研修では触りのみの説明になります。

バックログ リファインメント
バックログは常々見直さないといけませんが、プロダクトオーナーに負担がかかりがちです。参加しているチームではバックログ リファインメントの時間が適切に取れておらず良い運用になっていないと感じました。スプリントの10%をリファインメントに当てるなどの目安も聞けたため参考にして改善していきたいです。

スプリント レトロスペクティブ
振り返り会でKPTを使う事が多いですが、このTry部分を選ぶのは1つだけというのがとても印象的でした。チームでは複数あがると複数実行するようにしていたのですが確かに一つに集中するのがよいとも感じました。

ワークショップや講義での驚きや気付き

スクラム オブ スクラム
紙飛行機を作って飛ばすというワークショップがあるのですが、この時にスクラム オブ スクラムを体験しました。
ざっくりいうと、「時間内に紙飛行機を折って飛ばし、飛んだ飛行機の数を数える」ということなのですが、この時に行ったスクラム オブ スクラム で紙飛行機を作る量が一気に増えたのが驚きです。
問題点の改善と情報共有。これがいかに重要かということを身をもって体験できました。

リモートは非推奨
リモートで業務する人も増えてきていますが、スクラムでは顔が見えるというのがとても大切。また場所も固定すべきということでフリーアドレスというよりは席も固定した方がよさそう。席が遠くなるにつれコミュニケーションの頻度がどんどん減っていく。
これはメッセンジャーでやりとりしていても同じ傾向にあるとか。

まとめ

研修は市販されている本の内容とそう違いないようには感じるのですが、ワークショップで体験することで本で学習していることとは違った発見がたくさん感じられました。
また講師の方に質問ができるのはもちろん、メンバーの経験者の方にも休憩時間などで困っていることなどを相談できるためよいと思います。

個人的には参加してとても意義のある研修でした。かなり参考にもなりスクラムメンバーにもおすすめの内容です。
他にもプロダクトオーナー向けの研修もあるためこちらにも興味がわきました。

おまけ

MUDA・無駄・ムダ〜
実はやることにはムダが多いということ。小さなチームにしたり小さなタスクにして優先順位をつけるにはこのムダを無くすという働きがある。
今までやってきたことで、意味があると思っていたことでも、結果だけ見ると実はムダが多い。そういうことを排除して早く帰ろう!という話しがあったのがとても印象的。
必要な物を必要な時に必要なだけ。その作業は本当に重要?

追記

LSMライセンス認定試験
受講後にWebから受けれる認定試験がありますが、無事合格できました!
初回でなんとか合格できましたが、問題は「どちらにも取れるかも?」と悩む問題がちらほらありました。
制限時間はなく30問中 23問以上正解の必要があります。
初回落ちても、もう一度受け直すことができるそうです。2回目落ちると別途費用が必要とのことでした。
合格すると名刺に印刷できるロゴと認定されたというPDFがダウンロードできます。

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