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【御堂筋完全歩道化】実証実験なのに不可逆的な工事の違和感

御堂筋の側道歩道化実験実施中

吉村洋文府知事が突如言い出した案であります御堂筋の車道を完全廃止し、完全歩道化というプランでありますが
現在実証実験として御堂筋の側道の歩道化実験をおこなっております。

側道を歩道化し、そこでキッチンカーや露店を置き、歩いてもらおうという「実験」です


側道歩道化実験の実態とは?

こんな感じになっています。

歩道化のために、思いっきり掘り返して大規模な工事を行っています。


「実証実験」なら、失敗の場合、原状復帰が原則では?

あくまで今回の事業は実証実験であるはずです。

その結果如何では「失敗」との評価もあるはずで、計画取りやめもあるはずではないのでしょうか?
しかし大阪市がやっていることは、道路を掘り返してウッドデッキに置き換えたり、イチョウ並木を側道潰しに際し切り倒し行ったりと
「不可逆的」な工事を行いまくっています。

これはつまり「止める気は無い」「元に戻す気は無い」ということなわけですから、こんなものは「実験」でもなんでもありません。
結論ありきの茶番です。


実験一応やりましたとのアリバイ作りとも言えるでしょう。
「もう工事やっちゃいましたから、計画中止はできません。戻すの金かかりますから、このまま突き進むしかないのです」とでもしたいのでしょうか?

いえいえ、計画としておかしければ、問題があるのであれば、今からでも中止すべきですし、責任をもって原状復帰もするべきです。

関一市長が計画したのは100年先を見越したような話です。ちょっと工事費かかったからどうこうなんて視点でなく、大阪の長期的な未来を見据えて都市計画は実施されるべきです。
あくまで実証実験なのですから、シビアに精査されるべきです。

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