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115万キロのフィルム(Official髭男dism)

僕は歌が好きでボーカルレッスンに通っている。かれこれ4年である。最近はヒゲダンの曲にはまって、ノーダウトを練習していた。さあ発表となった時にコロナでバンド発表中止となった。レッスンも中止。大好きな歌を習うことができなくなって、すごくストレスが溜まった。休日の楽しみにしていたからだ。緊急事態宣言が出て、この自粛いつまで続くんだろうと思った。

ノーダウトを練習していたときに気になっていた曲が115万キロのフィルムである。彼と彼女の物語を人生の距離である115万キロの映画に例えて歌う曲。素敵な歌詞とメロディ、なんて伸びやかに低音から高音まで歌い上げるんだろうと思った。

どんなくらいストーリーもくつがえす瞬間が溢れてる。

僕がうるさいくらいの声量でこの歌なんども歌うよ

クランクアップがいつなのか僕らには決められない。

コロナの自粛、テレワークのストレスで気分が沈み気味だった僕に何故か染みる歌詞だった。ボーカルレッスンの先生に「この曲やりたいです。」って宣言した。その日から楽譜を買って家で一生懸命練習した。やはり難しく、どうすれば歌えるのかあれこれ考えながら練習した。絶対ボーカルレッスン受けられるように願って。

しばらくすると政府による緊急事態宣言が解除された。小学校再開したり、カラオケが再開後、コロナ対策を施した教室でまちにまったレッスンが再開した。

先生の前で歌ったとき、歌いたかった曲を歌える喜びで、「僕がうるさい位の声量でこの歌なんども歌うよ♪」涙が出そうになった。

レッスンを受けて自粛期間の自主練で抱えていた疑問は解消しそうだ。柔らかく歌うコツの説明を受けて練習中である。バンドで発表できるくらいのクオリティにしたい・・・ってのはカッコつけすぎのようで、それくらいの気持ちでマスターしたい。

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