注文の多い料理店で学ぶ 収益認識会計の紹介

【書名】
注文の多い料理店で学ぶ 収益認識会計

【著者】
早稲田大学教授、公認会計士 金子裕子
公認会計士 税理士     上野和宏

出版社、価格
中央経済社 定価2,600円

【概要】
レストラン山猫軒、そのクッキングスクール、ソフトウェア会社
を舞台に、
色々な説例を用いながら、新収益認識基準について一般的な見解を解説している本。
会計基準、それに基づく法人税、消費税の扱いまで解説している


【感想】
導入部分がわかりやすく、例や仕分け、計算結果をつけてくれているのが
好ポイントでした。あとで見返すときにも印象に残りやすいかもしれません。


【内容】
扱われている内容をキーワードベースで抜粋すると

1章
レストラン山猫軒を舞台に

取引価格の算定の4要素、
コース料理とクッキーをセット販売にしたとき、売上計上の仕方
食事券、自社発行ポイント、他社ポイントの取り扱い、
フランチャイズ、
出世払い、
サブスクリプションレストラン
などが取り上げられています。

2章
リベートの取り扱い、輸出入の会計処理など

3章
ソフトウェア会社を舞台に
契約、履行義務、取引価格の配分、
一時点、一定期間収益を認識するか
工事進行基準、原価回収基準など
契約の結合、変更

4章では、クッキングスクールで
入会金の取り扱い、返品を受ける場合の会計処理、
料理動画の会計処理など


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