ヴィトゲンシュタインの「論考」

「今日の朝は目玉焼きを食べたんだよね」
目玉焼きを食べたということは、一方で
ゆで卵やスクランブルエッグ、オムレツなど卵料理に着目するとそれらを食べていないということも読み取れる。
"でないもの"に着目する発想は意外に使う場面も多い。
例えば、
残り物を数えて、売れた数を知る
欠席者を数えて、出席人数を知る
など、集合論で言うところの補集合の考えがこれに当たるだろう。

何か「してる時」に、「してないこと」は何か
を考える。
そうすることで、今している価値を問うことができるだろう。

そんなことを授業中、寝ている人がいる時に言っている。
起こしやしないが。

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