本田健『ユダヤ人大富豪の教え~幸せな金持ちになる17の秘訣~』5つの金言
はじめに
こんちには、菅原です!
今回は、本の金言シリーズ第3弾。
本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え~幸せな金持ちになる17の秘訣~』をご紹介させていただきます!
簡単に概要だけ説明すると、アメリカで講演活動をしていた主人公のケンが、ひょんなきっかけからユダヤ人のゲラーさんという大富豪と出会い、そのゲラーさんから幸せな金持ちになるための17の秘訣を伝授してもらうという内容です。
今回は、この17の秘訣の中から、特に僕の琴線に触れた5つの秘訣をご紹介させていただきます。
それでは、さっそく始めます!
1.与えられた仕事を好きになってみせること
まず初めにご紹介させていただく言葉は、第2の秘訣「自分を知り、大好きなことをやる」の中から、こちら。
大好きなことに巡り合う一番の方法は、今やっていることが何であれ、それを愛することだ。目の前にあることを愛し、それに全力投球できれば、あとは、導かれるように次々におもしろい出会いやチャンスに出くわすだろう。
この言葉を受けて僕は、好きなことを仕事とするという考え方は、あまり本質的ではないという結論に至りました。
どういうことかというと、好きなことを仕事にするということではなく、与えられた仕事を好きなってみせること、人間関係で言うと、好きな人と付き合うのではなく、目の前にいるその人を好きになってみせることの方がよっぽど重要だということです。
そもそも順番が逆なのです。
その仕事が自分にとって天職かどうかは、実際にやってみないと判断できません。また、その人が自分にとってベストなパートナーなのかどうかに関しても、実際に付き合ってみないと分からないのです。
結局変えることができるのは、自分だけです。
自分でものの見方を変えることによってのみ、世界は変わり、好転していくということを改めて感じる言葉でした。
2.今まで考えてきたことと、思考の結果行動してきたことの集大成が今の自分である
次にご紹介させていただく言葉は、第4の秘訣「思考と感情の力を知る」の中から、こちら。
日常的に考えていることがあなたの人生を作る。
この言葉から僕は、普段、日常的に考えていることがそのまま現実に反映されるという真実を学びました。
端的に言うと、ネガティブなことを考えればネガティブなことが本当に起こり、ポジティブなことを考えていればポジティブなことが本当に起こるということです。
新型コロナウイルスの影響で、思い通りにならないことが多い今こそ、この状況をポジティブに捉え、できることをやっていくしかないのだと思います。
また、人生はなんてことない日常の繰り返しです。
そんな日常的に考えていること、感じていることが人生を作っていきます。
日頃から笑っている人は笑顔が自然だし、日頃から考えていること、感じていることをうまく言語化できている人はやっぱり話が上手い。
誰も見ていない、誰も知らない、日常の連続が僕らの人生を作っているということをしっかりと認識すべきです。
3.豊かさと幸せがもたらされることを願う
続いてご紹介させていただく言葉は、第7の秘訣「人脈を使いこなす」の中から、こちら。
人と付き合う時に最も大切なことは、君が接するすべての人に豊かさと幸せがもたらされることを願うことだ。「この人と出会えて自分はなんて幸せなんだろう。この人のもとにたくさんの幸せとたくさんの豊かさが雪崩のようにやってきますように」と祈りながら人に微笑みかける。そして、最後にその人と別れる時も同じことを願う。
この言葉から僕は、人と付き合うときの心構えを学びました。
これまでの僕は、人と接する際に、他人にどう思われたいか、ということに意識が集中しすぎていたように思います。
ただ、それではそこから何も生まれることはありません。
100%の興味と100%の愛をその人に向けることこそが、人と接するときに最も大切な心構えなのです。
人に好かれたかったら、まず自分の方からその人を好きになること、僕はそう心に決めました。
4.豊かさは二人の愛とつながりに入ってきたもの
続いてご紹介させていただくのは、第12の秘訣「パートナーシップの力を知る」の中から、こちら。
夫婦は運命共同体であると認識すること。お金がどちらから入ってきても、夫婦のものであると捉えること。それは、豊かさは二人の愛とつながりに入ってきたものだから。入り口がどちらかはあまり関係がない。
この言葉は僕に、パートナーとどのような関係を築いていくべきなのかということを考えさせてくれました。
自分の収入も、相手の収入も「この収入を得られたのはあなたのおかげだ」とお互いに言える関係は素敵だなと思います。
ただ難しいのは、どちらか一方ではなく、お互いに、というところです。
愛とは何か、友情とは何か、仲間とは何か。
もっと勉強して、いつか「これだ!」と思う考え方を見つけたいと思います。
5.人生がもたらす全てを受け取る
最後にご紹介させていただく言葉は、第17の秘訣「人生がもたらす全てを受け取る」の中から、こちら。
人生には良いことも悪いことも全くない。というのも、ある出来事はある人にとって素晴らしく良いことであり、ある人にとっては、大変悪いことでもあり得るから。単に起こる中立の出来事をどのように解釈して人生に生かしていくかによって、君の人生は決まる。良いことも悪いこともないと考え、そして自分にもたらされることは全て受け止めようという心構えのみが、心の平安を人生にもたらすのだ。
この考え方は、僕が大好きな考え方です。
人生に、良いも悪いもない。
まさしく、その通りだと思います。
すべての物事は必要にして必然であり、人生を長期的に見てみるとすべてうまくいっているという考え方です。
この言葉は、自分の人生を俯瞰して見ることの重要性を教えてくれています。
失敗した時、思い通りに行かない時、何かに悩んだ時にこそ、この言葉は真価を発揮します。
どんな時も、この言葉を思い出せれば、無敵になれるのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
共感できる言葉はありましたか?
人生について考えることは、決して簡単なことではありません。
ただ、だからこそ面白いし、議論の余地があるのだと思います。
考えることをやめてはいけません。
僕も僕なりの考えを常に持っていたいと思っています。
まだまだブレブレな未熟者ですが、これからもこのブログを通して言葉を発信し続けたいと思います。
今回も最後まで目を通していただき、本当にありがとうございました。
本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え~幸せな金持ちになる17の秘訣~』、気になった方は是非一度読んでみてください!
そして、感想をシェアし合いましょう!
では、また。
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