【全文無料・7000字超】ゴットパオジアン徹底解説
◆はじめに
どうもhiro_です!
今回は桃屋杯・シティリーグで使用した、
ゴットパオジアンについて解説します。
シティリーグは悔しい結果になりましたが、
また１から頑張ります。
今回から投げ銭機能をつけましたが、今まで通り全文無料で読むことができます‼️
是非最後まで読んで頂けると嬉しいです🙇♂️
拡散もよろしくお願いします。
◆実績
https://note.com/hiroki5717/n/nc37b03344a25
◆人気記事
●なぜゴットパオジアンを握ろうと思ったのか
最初のきっかけはジムバトルでパオジアンを使っている人を見て、僕も使ってみたいなと思ったところからです。
そしてどんな構築にするか定まらなかった時、自主大会で入賞したレシピを載せているnoteを見つけました。
そのnoteを読んでからパオジアンに対する希望が持てました。それまではあまりパオジアンは入賞しておらず、世の中のデッキ構築も定まっていませんでした。
そこでアルセウスと組み合わせたこの構築は僕、そして多くの人にとって衝撃でした。
そして実際に組んでみると、アルセウスを主体とするデッキを昔握っていたのもあって比較的すぐに手に馴染みました。
それが今まで続いて今回このデッキでシティリーグに挑むことが決まりました。
●Tier表(10/24時点)
※個人の意見・考えです。
・Tier1:リザードン
・Tier1.5:ミュウ、パオジアン
・Tier2:ミライドン、サーナイト、ギラティナ、
・Tier3:ゾロバレ、ルギア、れんげき
(10/22のツイート)
●環境考察/各デッキの特徴
・ロスギラ
ジラーチにより数は減少したものの、
結局ロスト自体の本質的な強さは何も変わってないように思います。
つまり、ロストマインの強さ自体は顕在ということです。
また、ギラティナ自体の強さも変わっていないので確定気絶&特性を持っていないというのが、
プラスに働いてるように思います。
・サーナイト
常にトップに君臨しています。
こいつは展開したら手につけなくなります。
霧の水晶→エネ→リファイン最強すぎます。
アタッカーの種類も豊富で序盤の準備さえ乗り越えれば間違いなくトップクラスに強いです。
・ミライドン
アタッカーが優秀なので、ベンチ狙撃や非ルールを織り混ぜトリッキーにサイドレースの主導権を握って勝つ印象ですね。
雪道の押し付けができるのも強みです!
最近ではカプ・コケコ入りがトレンドです。
・リザードン
高HPと優秀なシステムポケモンとタッグでき、バリエーションが豊富です。
330HPという要素がまた１つの強みで今の環境で高い火力とHPを両立できてるポケモンって意外と少ないと思います。
型が定まってないのが追い風になってるように思います。
今後にさらに期待です。
・ルギア
2種類の型が今も顕在します。
それぞれに強みがあるのがいいですね。
ただコインに頼る部分が多く個人的にはあまり好きではないです。
環境次第ではまた大暴れすると思います。
白ルギアは初動の要求が低く、カビゴンが強力なのでオススメです。
・パオジアン
圧倒的火力の高さとベンチ狙撃の通りやすさが魅力です。
他のデッキに比べてリソース管理が難しいですがセグレイブ+スーパーエネルギー回収のコンボは360ラインも一撃で倒せるので非常に強力です。
・れんげき
こちらもジラーチの影響を大きく受けたデッキの１つ。
チャーレムの技、ヨガループが通らないため先にジラーチを倒せるかが鍵を握ると思います。
サイド差4~5枚あってもワンチャンを作れるという意味では面白いデッキだと思います。
・ミュウ
ゲノセクトのフュージョンシステムが非常に強力で、今も愛好家が多いデッキです。
どれだけ手札が詰まってても展開力の高さで補うことができて、火力も十分です。
雪道+手札干渉の動きも強く、発売当初から猛威を振るっています。
10月第3週で急速に入賞率を上げた印象です。
・ゾロバレ
ジラーチ登場で最も強化されたデッキです。
残りサイド2枚まではテンポをずらしながら１枚ずつサイドを取り、ラストはヤドランで取りきるムーブが強力です。
非ルールなので相手視点では嫌なことが多いと思います。
・カビゴンLO
とにかく嫌なことを相手に押し付けてカビゴンの特性、とおせんぼで縛るデッキ。
野党三姉妹やクラッシュハンマーなど妨害カードなどがたくさん入っており環境デッキを予想の斜め上から潰しにかかる。
●基本のプレイング・気を付けること
※今から解説するプレイングは、
次紹介する構築の推移のどのデッキを使用しても参考になるように書いています。
1ターン目:
パオジアン、セビエ、ゲッコウガを置きます。
隠し札を使い次の番のカイを引ければ⭕。
パオジアン(前)、セビエ、ゲッコウガ、アルセウスだと完璧です。
2ターン目:
ハイパーボールがあればとりあえず及第点です。
そこからネオラントやアルセウスを持ってこれます。
240ダメージを出すことが目標です。
上振れれば、裏をボスで取ることもできるし、まれに相手が後攻1でマナフィ置けないときがあるので素で手裏剣を通せたりします。
また、セビエの2体目をこのターンで置くことでボスでセグレイブが倒されても3ターン目でカイがあれば復活できます。
3ターン目:
パオジアンの2体目がいるなら出したり、HPが200以下のポケモンをトリニティノバボスで倒すならここのタイミングです。
4ターン目:
①セグレイブの2体目を立てる。②ナンジャモで手札干渉。③スイーパーでおまもりを割ります。
ここら辺の少し余裕があるときにやれることをすることで最終的な勝率が上がります。
5ターン目:
ネオラントをこの時点で残してると、ハイパーボールが当たり札になり、ルミナスサイン→ボスでサイドを取りきれます。
●シティリーグまでの構築の推移
※10月以降は桃屋杯で使用した構築をベースに
考えていきました。
●シティリーグ本番までの戦績
①トレーナーズリーグ9/3 32人中3位🥉
⭕白ルギア
⭕アルセウスピジョット
⭕アルセウスジュラルドン
❌雪道リザードン
(振り返り)
とにかく上振れて3試合とも相手にサイドをほとんど取らせることなく行けました。特に3試合目は１度も相手に主導権を握らせることなく勝てたので良かったです。
②トレーナーズリーグ9/10 24人中3位🥉
⭕雪道ミライドン
⭕パオジアンパルキア
❌雪道リザードン
(振り返り)
1試合目、相手が雪道を上手く拾えなかったのでそこからテンポを崩しサイドレースを取れたのが良かったです。雪道に弱いので使う頻度を押さえて後に残しとくのが大事だと思いました。
③桃屋杯9/30 42位/123位 4勝2敗
❌鳩リザードン
❌ロトムVstar
⭕サーフゴー
⭕サーナイト
⭕サーナイト
⭕鳩リザードン
(振り返り)
2試合目、最初の7枚が【スタジアム×2、エネルギー回収×2、ボス×2、ゲッコウガ】でドローがドラピオン😇。パオジアン使い始めてからトップクラスの事故をしてしまいました。
久しぶりの自主大会で緊張してたのもあり、今日は負けて終わるかなと思いました。
しかしここから3試合目、4試合目は相手が回らずそのチャンスを拾い、なんとか2ｰ2まで復活。
5試合目はサーナイト対面で、サイド差3枚つけられましたがドラピオンを引きました。
そこから、エネルギーを4枚つけてボス→サーナイトで倒したところで相手の盤面からサーナイトがいなくなりそのまま勝ちました。
後から聞いたら、ザシアンが山に埋まってたらしい…危なかったです笑。
6試合目はリザードンで上から押し付けられなければやや有利対面。
パオジアンが一発耐えたので返しで360ダメージでワンパン。
しかし、その後挽回されサイドが3ｰ3に。さらにもう1体パオジアンが取られてしまいました。
あと相手はサイド１枚だったのでネオラント→ナンジャモでお祈りしつつ前を倒してあと1枚。
相手は飴とリザードンが必要だったが、どちらかがあればマッハサーチで負けだったがナンジャモが無事刺さり勝ちました。
ジュニア時代以来の自主大会、かつ桃屋杯というレベルの高い大会でいきなり勝ち越しできて嬉しかったです!とてもいい経験になりました!
④トレーナーズリーグ10月
⭕リザードン
❌ゾロアークバレット
⭕ミライドン
❌れんげき
(振り返り)
全試合時間ギリギリの展開になりました。
今までと違ったのはどんなにきついスタートでもある程度のラインまで持ってって勝ちを拾いにいけるようになったことです。
以前より視野が広くなったと感じました。
⑤ジムバトル対戦結果(9月~)
⭕サーナイト
❌ミュウ
❌ミュウ
⭕アルセウスジュラルドン
⭕アルセウスジュラルドン
⭕パオジアン
⭕リザードン
❌ミュウ
⭕れんげき
⭕れんげき
❌ミュウ
❌ロスバレ
⭕ミュウ
⭕ミライドン
❌白ルギア
❌ミュウ
⭕アルセウスアローラロコン
❌ミュウ
⭕ロストヌメルゴン
⭕だんけつ
❌アルギラ
⭕ミライドン
⭕リザードン
⭕ミライドン
⭕アルセウスメルメタル
⭕パオジアン
⭕ミュウ
⭕アローラロコン
❌ミライドン
(振り返り)
全体を通して言えるのは、ミュウへの勝率(ドラピオンを入れる前)が異常に低いということです。
220ラインを高HPで連続で押し付けてくるのはきつかったです。逆に雪道を押しつけてこないデッキにはほとんど勝利することができています。
パオジアンを握る上では一定数いるミュウは割り切るしかないと思い、挑みました。
●サイド落ちの確認の手順
分かりやすいように番号で書きます。
数字が小さい方が優先度が高いです。
①ポケモン(種ポケモン)
②サポート
③エネルギー
④進化ポケモン(セグレイブ、アルセウスVSTAR)
⑤スタジアム、グッズ
●各対面との有利不利の度合い
・ロスギラ
有利
マナフィを置かれたとしても、相手はやはりギラティナを軸として戦う必要があるためワンパンされるリスクがあっても出してくるからです。
ギラティナVの段階で倒してもいいしワンパンできるようにゆっくり準備してもいいでしょう。
セグレイブはしっかり2面立てしてロストマインのケアをしましょう。
・サーナイト
五分五分
アクアリターンで倒れないように相手が打点調整してくると要求が増えるので厳しいです。
ドラピオンでサーナイトexがワンパンできるので残りサイド3か2でボスを打てたら理想です。
あとは、クレセリアでポツポツ取られないように小物を放置しすぎないようにはしたいです。
ネオラント→手札干渉が強いです。
・ミライドン
やや不利
ミライドン側が後攻になった場合、後攻1ターン目でパオジアンが飛ぶ場合があるのでサイドレースの面ではやや不利です。
ミライドンのアタッカーの多さと、雪道手札干渉をかわせるかで勝敗が変わりそうです。
・ルギア
五分五分
何回もやってみて思ったのはホントにじゃんけんに勝った方が基本的に勝ちます。
サイドを取って取られてを繰り返していくとアタッカーはお互い最後まで持つことが多いので自然と先攻が勝つことが増えます。
・リザードン
有利
高いHPを押し付けてくるが、パオジアンの6枚要求は意外と高くないです。
また、リザードンに有利を取れてる要因の１つとしてパオジアンの220HPが挙げられます。
サイドを一枚取ってもバーニングダークを耐えることができるので、パオジアン側が調整することができます。
アルセウス型よりも、サイドレースをずらせるビーダル型や継続的にカードを持ってこれるピジョット型との練習を積めばしっかり勝ち切れると思います。
・パオジアン
五分五分
じゃんけんとナンジャモが刺さるかで概ね決まりそう。正直、運の要素が強いです。
・れんげき
五分五分
サイドラインを3－3で取れる意味では有利ですが、ペインスプーン+ヨガループのコンボによっては捲られることもあります。
主も1－6から逆転された経験あります。
・ミュウ
不利
先攻後攻どちらをとっても劣勢から始まるのがきついです。
継続的に220ラインを出してくるところや、雪道ジャッジマンなどの妨害がこのデッキはホントにきついので、正直一番当たりたくないデッキです。メロエッタやコオリッポ、オドリドリなどの非ルールが強いのも厄介です。
●シティリーグ当日のマッチアップ
シティリーグS1 竜星の嵐十三店
後攻❌フュージョンミュウ 3ｰ6
唯一踏みたくなかったデッキを初戦から踏む運の無さ。ドラピオンを当てるところまでは練習通りだったがロボ3回全て表出されたところでほぼ負けかなと確信しました。最後はメテノを盾にお祈りするもボスとタブレット引かれて負けました。
先攻⭕サーナイト 6ｰ0
対面的には負けれない戦いだったので落ち着いてプレイすることを心がけました。
相手があまり噛み合ってなかったところを、キルリア・サーナイトexと連続でボスの指令で倒して勝ちました。
後攻⭕ロストギラティナ 6ｰ4
雪道を序盤で2枚貼られますがしっかり対策してたのが功を奏して割り返すことに成功。
そこからはボスの指令でギラティナVStarを倒し、押し切って勝ちました。
後攻❌フュージョンミュウ 4ｰ6
まさかの１日で2回ミュウを踏む悪夢…
後で聞いた話ではミュウは結構多かったらしい。
ドラピオンを当てるところまでは同じく行けましたが、最後は相手がVmaxを盤面に一体も作ってくれずメロエッタの返しを裁き切れず負けました。
後攻❌リザードン 5ｰ6
残りサイド1枚まで何もなく進めるも、
そこから6ターン連続で何も引けずヒトカゲもいないところから相手が飴とピジョットを揃えて逆転されてしまいました…。
(自分の残りサイド１枚時点で相手の盤面はミュウとポッポだけでした…)
当たり札は10枚以上あってどれか引いた瞬間勝ちだったので正直理不尽な目に合った気分です。
●シティリーグ使用レシピ
●使用レシピの採用枚数・解説
・パオジアンex:3枚
これ以外ないです。
・セビエ:3枚・セグレイブ:3枚
セグレイブ2枚採用も見るがデッキの厚みが結構変わるので3枚が個人的にはおすすめです。
・ゲッコウガ:1枚
特性、技と共にむちゃくちゃ強いので手裏剣が通せる時は積極的に通したいですね。
・マナフィ:1枚
なくても良いカードではあるが、アクアリターンの壁になったり、逃げエネが1だったりと優秀なので採用。諸説ややあり。
・メテノ:1枚
カビゴンLOキラー。
今後色んなデッキに入ると思います。今回の１番のこだわりカード😊
・アルセウスV:1枚
・アルセウスVStar:１枚
スターバースがとにかく強かったです。
無理やり下振れを普通くらいに戻せるしボスを2枚持ってきて心理戦を仕掛けることもできる。とにかく動きの幅が広がるので強いです。
・ネオラントV:１枚
ボールからサポートに繋がるのが非常に強く、技も120打点と優秀です。山に帰るのでアクアリターンを複数回使うこともできます。
まじで強い。
・ドラピオンV:１枚
ミュウキラー。結果的にはシティリーグではドラピオンがいても勝てなかったけど練習の段階では何とか勝てるところくらいまでは持っていけます。
エネルギー0でミュウVmaxをワンパンは破格の性能です。
・バトルVIPパス:4枚・ネストボール:4枚
・ハイパーボール:4枚・ヒスイヘビーボール:1枚
ボールは4ｰ4ｰ4ｰ1の13枚が鉄板です。
・ふしぎなあめ:3枚
これ以外ない②
・スーパーエネルギー回収:4枚
これ以外ない③
・すごいつりざお:1枚
中盤辺りで足りなくなったリソースを回収して
そのままわななくれいき→隠し札のコンボが強いです。ピンのポケモンを戻すのにも使います。
・ロストスイーパー:1枚
スタジアム、道具をここぞという時に割れるのが強いです。
・カイ:4枚
これ以外ない④
・ボスの指令:2枚
これ以外ない⑤
・ナンジャモ:2枚
序盤から中盤にかけてのドローや妨害をすることで相手のゲームプランを崩すことが狙い。
・スケーターズパーク:3枚
エネルギーを捨てることなくもう一度使える点で使用しました。この選択は正解だったと思います。
・テーブルシティ:1枚
アルセウスやネオラントVを呼んでこれる点で高評価。50%と考えると悪くないと考えました。
・水エネルギー:10枚
9~11の間を取り、ここに落ち着きました。
●不採用カード
・ミカルゲ→入れない理由はロストマインで6、6で取られることです。非ルールで2枚取りされると勝ちへの要求が大きく上がるため不採用。
ドラピオンとどちらかでいいです。
・ジラーチ→ミカルゲのように妨害するわけでなくあくまで受け身です。
このデッキはロストマインがあまりきつくない方なのでそういう意味では要らないと判断しました。
・パルキアVstar→特性・技と共に強いが、欠点として器用貧乏なところがあります。
技も半分相手依存で調整されるのと、特性のスターポータルに関してはなくても勝てる試合は大体勝てるというのが本音で、あれば少し楽になる時もある感じです。
・ミュウ→ふしぎなしっぽは非常に強力な特性だがこのポケモンでスターとするハードルと枠の天秤をかけたときに、他のカードを入れた方がいいという結論になったため不採用にしました。
・ビーダル→ベンチに出す場所がないのと枠がないため不採用にしました。
・博士の研究→枠の都合上、またトラッシュしたくないカードが多いため不採用にしました。
・シロナの覇気→今回は入れなかったが結果的に縦引きカードは入れても良かったです。
・セレナ→下の効果しか使わなかったため不採用にしました。
・エネルギー回収→直前までメテノとどちらを入れるか悩んだがカビゴンLOの脅威に屈して妥協しました。コスト0で使えるのは強いですが結論、なくてもいいということになりました。
・ポケモンいれかえ→枠の都合上不採用に。
・キャンセルコロン→ポケストップ型ではないためリソースを揃えることが不可能と考えて不採用にしました。
・ボウルタウン→テーブルシティとのリターンを比べた結果微妙と判断しました。
・ロストシティ→妨害をしてるより自分の展開を助けるスタジアムの方がパオジアンには合ってると判断し不採用にしました。
●おわりに
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
今回から投げ銭機能をつけました。
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