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(四柱推命)2002年8月6日生まれ~火土夾雑な占いが必要ない人

マシュマロで相談がきました。


おそらく、就職先を探す大学生かと思われます。

適職について

ちょっと脇道にそれますが、基本的に多くの鑑定士は命式だけでその人となりを判断することは少ないです。

例えば、この文章の癖。

適職についての相談で社会人として働いたあと厳しいと思いますがクリエイティブ系の仕事で独立できたらいいなと思っています。

句読点がなく自分の願望を一気に吐き出しており、強い思いがにじみ溢れていることが窺えます。

その一方で、「厳しいと思う」「副業の選択肢」を視野に入れていることなどから、周囲との軋轢もしくは自分の才覚を客観視できるがゆえの葛藤があるのでは?と考えられそうです。

このような細かな文章の癖からも、どういう人物像や悩みを抱えているかも読み解きをして判断できる材料となります。


対面鑑定であれば手相や表情の変化などを読み取る観相学のテクニックなどを駆使して、大まかな印象からあたりを付けるのが一般的です。


その上で相談者の話をしっかりと傾聴した後に

「厳しいと思いますが」はなぜそう思ったのか?
「社会人として働く」のはいつまでなのか?
「クリエイティブ系」とはどういった分野なのか?

というように個別鑑定ではより細かい点を占的して、問題解決にむけたカウンセリングをしていきます。

占いに興味があるとのことなので、ちょっとしたネタばらしというか、鑑定師むけの駄文でした。


さて、話を戻しましょう。


確かにsさんの生年月日を四柱推命等のサイトで入力してみると「傷官」が仕事運に影響するといわれる月支元命の通変星にあらわれ、その解説には「芸術やクリエイティブの才能がある」とされています。

sさん本人も少々興味があって色々調べているということなので、おそらくご自身も「クリエイティブな職業に向いている」と、運勢サイトなどの傾向から自己分析をしていると思います。


しかし、それは果たして本当なのか?

それで上手くいくのか?

その辺りもふまえて命式を紐解いてみることにします。


東洋思想はバランスを重要視する


まず四柱推命は基本的に五行の中庸を目指して、バランスを取ることを是としています。(例外はありますが)

そして以前、記事にしていますが、五行は「象意をシンボル化したもの」であって、火や水そのものが五元素の要素として成り立っているわけではありません。

基本的には十干十二支から連想されたイメージを重要視します。


なるべく分かりやすく伝えるつもりですが、なかなか文字では伝わらない部分がありますので、その辺を注意したうえで、柔軟に行間を汲んで、脳内で背景を描写していただければ幸いです。

sさんの命式


最初に観るべきは「日干」の部分。

日干は日柱の天干のところです。(黒枠で囲っています)


黒枠の丙が日主
黄色が金、青が水、赤が火、緑が木
月支元命が「傷官」
支合で氣が強まり、干合で変質する

日干は日主ともいわれ、本人の本質を表わしている場所で、自分自身を表わす十干となります。

sさんの日主は陽性の火氣となる「丙(ひのえ)」となっています。

自然現象では太陽🌞と表わされます。

万物を照らす陽火の丙(ひのえ)

このあと、よくある鑑定サイトのように「丙の性格は~」と続けたくなりますが、じつは命式はその人の精神構造を表わしているので、単純に日主や通変星だけでは決定されません。

この太陽がどの程度の強さで、主に何処に働きかけて、どんな環境にいるのかがその人の運勢を図る為のポイントになります。


文言が綯い交ぜになるので、鑑定結果については後にして、まずは日干の丙火🌞を始めとする天干が命式中でどのような状況や働きをしているのか、順番に解説してみましょう。

丙火🌞の環境

sさんは暑さが残る八月(未月)生まれです。


しかも火勢を強める日支と年支の午と合わさって、月令を得て、ただでさえ強い(身旺)な丙火🌞が益々勢いを強めています
午未支合


ぱっと見だけでも分かりますが、月干にある陰性の火氣となる「丁(ひのと)」とあわせて、八字のうち半分以上は火のエネルギー(赤マス)に支配されており、丙火のパワーが溢れる身旺となります。これだけでもとても火勢が強い熱血タイプだとわかりますね。


年柱に壬水💧があるものの、水氣の根は衰弱して、さらに未月との支合で強まる火勢に負けています。

壬水と丁火とが弱干合しており、水の力(偏官)は無くはないものの、焼け石に水といってもいいかもしれません。


時柱に壬水の水源となる庚金(金生水)もありますが、時柱と年柱で遠く離れており、また根もないので、この金氣は熱に溶かされた微弱な溶金となります。さらにいえば、地支の寅と午で火局の半会をしており、金の力も殆ど頼りになりません。


sさんは占い経験者ということで、少々駆け足に説明しましたが、どれが何を表わしているのかよく分からない、という方には解説付きの過去の鑑定記事をリンクに載せておきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。


東洋占術初心者の方はぱっと見、天中殺などの漢字の表記に惑わされがちですが、それらは後世の農歴による吉凶の当て嵌めであって、殊更怯える必要はありませんのでご安心を。

職業の選択肢が多い現代においては、過去に凶とされていた事象が𠮷となることも少なくないため、実際に使えるかどうかは別問題となります。

こちらのマガジンで解説をしていますので参考にどうぞ。

火土夾雑(かどそうざつ)の運命


今回もsさんを示す丙火🌞の環境について、いらすとやを使って命式のイメージ図をつくってみました。(逆にわかりにくいかもしれませんが…)

 熱中症注意!
砂漠の火土夾雑

Sさんは八月に昇る砂漠の太陽🌞です。

太陽は高い場所から万物を照らし、場所を明るくします。

また他からの干渉を殆ど受けず、さらに自らの力を制御できません。

本来は丙は草木を成長させる役目があります。

しかし、日光が非常に強い(帝旺)ため辺りが干上がっています。

明け方の四時生まれなので、このイラストほど明るくはありませんが、焚き火もあって見るからに熱そうです。


砂漠のイラストにした理由は、大運を見ていただければ分かると思います。大運とは巡運といい、十年ごとに巡る人生の季節のことをいいます。

乙巳(きのとみ)が大運で巡っており、火の三方合が成立しています。

巳午未で南方は「火の三方合」
外格炎上格か

さらに、来年からは乙巳年、丙午年、丁未年と続き、年運も併せて極端に火氣に傾くので命式のバランスを取ること自体が難しくなっています。


午、巳、寅、未の蔵干には全て「火氣」がある

オアシスである壬水は灼熱の暑さにより、干からびて衰弱し、水源となる庚金も、比和により強化された丁火🔥に強く剋されてしまうので上手く働きません。


一方の丁火🔥は強烈な丙火🌞の太陽があるせいで、その光彩を発揮しにくい環境にあります。さらに年運が夏の時期に近づくので、今後もますます焦る気持ちばかりが強くなるでしょう。


これを火土夾雑(かどそうざつ)あるいは火炎燥土(かえんそうど)といいます。

まさに砂漠のような灼熱地獄です。


水氣が全く無いわけではないので、夏期を過ぎた中年期からはバランスが取れ、冬の時期を迎える晩年にかけて次第に調子が良くなるでしょう。

丙、劫財、帝旺の性質

以上を踏まえた上で、命式のイメージ図を参考にして、sさん自身の性質を観てみましょう。

皆さんも「八月の砂漠の強い太陽」からイメージを膨らませて、そこから起こりうる事象や性格を抽象化してみて下さい。

書き出してみると一層分かりやすいかもしれません。

例えば、強めの太陽ですので

パワーに溢れ独立心旺盛で、あまり細かなことにとらわれず、高い視点から状況を判断して実行する事ができる。

・多少のトラブルは豪快に乗り越えて、目的を達成していこうとする仲間思いで頼もしい体育会系。

・マイペースで勢いに任せてゴリ押ししてしまう癖がある。周囲の忠告や道理より自分の意思を優先してしまう。

・本人よりも周りが気を揉んでしまうようなことがあり、周りのことは広く見えていても、自分のことが分からないタイプ。

といった具合です。


人によっては「なんだか厄介なタイプだな…」と思われるかもしれません。


一点特化したタイプというのは非日常的な活躍が期待できる人で、強い火のパワーを乗りこなせれば大成功を収めることができる強い力の持ち主です。

通変星から判断してみる


さらに通変星(赤枠の傷官や劫財など)や十二運の特徴も組み合わせて、総合的に判断します。(意味が被るので慣れると使用しなくなりますが)

通変星

sさんは「劫財」が多く、月支元命(赤い枠)に「傷官」があります。

通変星の「劫財」は別名「敗財」といい、敗とは財を破る、破財という意味もあり、丙と丁の組み合わせの劫財が多いので、身内に働きかけられて金銭的なトラブルをおこしてしまう、波瀾万丈な人生になりやすい、とみます。

そこから丙の特徴と併せて

・悪気はないが、暑苦しすぎて、人から距離を置かれることがままある。

・他人からみた印象は豪快かつ頭脳明晰で決断力があり、リーダーシップもあるため、どちらかといえば男性的であっけらかんとした物言いや態度が目に付く。

・身内意識は強いが、相手によっては自己中心的で傲慢不遜な性格に思われてしまうことがある。

という感じに星の強さや五行の作用を鑑みて対人関係などを判断します。

熱い太陽が燦々と輝くイメージからなんとなく「やる気はめっちゃあるけど自分中心な人」という人物像が浮かんでくると思います。

幼少期からトラブルメーカーであり、人情的な苦労人でもあります。


大体どこのサイトでも似たような事が書いてあると思いますが、その根拠はどこから来るのか?ということはあまり教えてくれません。

四柱推命、算命学などは○○だから○○だ、というように当て嵌めで観るのではなく、命式の強弱や寒暖乾湿の力量判断を基に、しっかり背景をイメージすることが肝心です。


占い初心者の方は日主の丙火🌞の強弱や関係性から右脳を使って連想を膨らませてみるといいでしょう。

慣れてくると通変星や十二運を使うことがなくなります。

他の十干との関係

さらに他の干との関係からは、対人関係だけで無く本人の特質も窺えます。


sさんは自分軸(比劫)が強い

例えば水の関係からは

渇水した砂漠の中でオアシスを求めるように、年柱の壬水によって命式のバランスをとろうとして、自然と強い父性(占いによるアドバイスなども)を無自覚に求めようとする。

しかし、一時的に意見は聞くものの、結局は自分の野心や熱情を優先するので、理性的な忠告が役に立つとは限らずに、むしろ焼け石に水となる。(とくに若い頃)

金の関係からは

金は収穫であり、人望であり、資産を表わす。しかし、自身の猛火で庚金がドロドロに溶けているので、エゴイズムが強まれば人財が熔解し、結果的に疲労感に苛まれる。

財に執着すれば逆に財に困窮する。仕事や人間関係のトラブルは自分発信が原因で起こる。


といった感じです。

丙午の女性は気が強いと言われますが、実際は自分の意見を世間に合わせてモヤモヤする人が多い傾向にあります。

しかし、sさんの場合は丙の与える力が強く、物覚えの速さと要領やコツを掴む速さが群を抜いているので、そういった人たちも巻き込んでグループのリーダー格になる将来性があります。

倫理や法律を無視した常識の枠に収まらない人生を過ごす可能性もあり、起業家か革命家か、それとも犯罪者か…昭和のヤンキー的な跳ねっ返りな部分も見受けられますが、溌剌としているので安穏と日常を過ごすより、非常識でロックな生き方が性に合います。


火炎燥土が大物の命式と言われる所以でもあります。


ただし、トラブルに遭っても「踏み外す道を間違えてはならない」ということはくれぐれも注意して下さい。


まとめてみると

長所

  • 頭脳明晰で、決断力に富む

  • 強烈な個性で、信念が強い

  • 全体を俯瞰して、開拓していく

  • 裏表が無い、誠実さがある

短所

  • 金銭に執着、トラブルにあう

  • 傲慢で暑苦しいと敬遠される

  • 周囲の忠告を無視して極端に走ることがある

  • 内省できずに意固地で投げやり

ご自身の性格はsさん本人が一番ご存じでしょうが、丙の人は周囲を照らすので、俯瞰して遠くまで見渡すことが得意でも、自分自身を客観視できないという傾向にあります。

当たっているかは分かりませんが、ぜひ10代の頃(大運丙午)の人生の様子も聞いてみたいですね。


適職について(事業主タイプの命式)

さて肝心の適職についてですが、最初に申したとおり、たしかに仕事運を表わす月支の元命にある「傷官」は自己が生み出す力を象徴し、転じて「クリエイターの星」などとも言われます。

しかし、それが命式にいつ、どのように作用するのかを観なければ、お話になりません。


単純に表現の星の「傷官」があるからアーティストに向いてるよ、というアドバイスでは適職の相談としてはかえって混乱してしまいます。


なぜなら、世の中に無数のクリエイターがいるように、発信や表現の方法は人それぞれだからです。

したがってそれらも通変星でなく、命式の特徴やその力量を判断して鑑定していくことが基本となります。


本来は学生時代に何を習ったのか、どういう環境で何をしたいのかということを聞いた上でアドバイスをするのが適当なのですが、今回は限定された情報でできるかぎりの答えとさせて戴きます。


ではもう一度マシュマロの内容を確認しましょう。

適職についての相談で社会人として働いたあと厳しいと思いますがクリエイティブ系の仕事で独立できたらいいなと思っています。食べていけるのか、やるとしても独立せず副業で留めておいたほうがいいのか等のアドバイスを聞きたいです。

とあります。

命式からみた性格を鑑みるに、実際はクリエイターになる気持ちは自分の中では決まっており、その過程をどう過ごすのがいいかという事が本心なのだろうと思います。

おそらく周囲の家族や先生は安定を望んでいるのでしょうが、自分の意思は揺らがないと言う状況です。

三年くらいデザイン系の会社でノウハウを学んで資金を貯めた後、独立しようというビジョンなのでしょうかもしれません。

まとめてみると

・独立してクリエイティブ系の仕事に就く予定。
・一方で先行きの厳しさも理解しており、生活できるのか否か。
・不安なため、占いで調べている最中。

丙の特徴と併せて考える

火の女性は華やかな世界に憧れてアパレル、ファッション、広告業など人目に付くことが多い傾向にあります。

sさんはどの分野を希望しているのか分かりませんが、手先が器用な技術職と言うより、実行力・実現力のある頼りになる人物ですので、職場では実動部隊を指揮する花形のポジションなどが適職かもしれません。

クリエイターでもセンスや専門性を極めるデザイン系というより、裸一貫でのし上がれるパフォーマー系に向いています。


アイドル、YouTuber、Vtuber、女優、インフルエンサー…などなど、注目を集めては炎上し、そしてまた衆目を集める…といった才覚があります。


逆にウェブデザイナーや美容師などクライアントの要望に寄り添って、納期までコンテンツを提供するというタイプの仕事は不向きです。


なぜなら世間の評価よりも、自我を貫くことを優先し、顧客を剋してしまうからです。


これは丙丁の比劫星が強く、庚金の財星をやっつけてしまうという構図となります。sさん本人の火や熱によって、相手の金を溶かしてしまう、と言ったイメージを持って頂いたら良いかと思います。


ビジネス用語で説明すれば、市場のニーズや顧客の要望を取り込んだマーケットインの技術型タイプというよりも、自身の技術や革新性を軸にしたプロダクトアウトの発信型タイプといえます。


会社で働いたあと…という算段らしいですが、sさんの志は高くとも、実際に会社勤めを始めてみると、想像以上に我慢する事が多くて、仕事を続けることがストレスになるのでは…と思います。

一般論ですが、始めから辞めるつもりの人を採用しようとする会社ほど、結果を残しても、成果の奪い合いをするなど、従業員とのトラブルが多く聞かれます。


双方に愛着がないのですから、当たり前といえば当たり前ですが、とくにsさんの場合は組織にいると、自分の立場をわきまえずにストレートに直言するので、品の良さを求められたりする組織では悪く働きそうです。

社会に馴染もうとして安定策で下手にバランスを取ろうとするより、最初から一人、あるいは少人数のチームで事業を興し、猛烈な熱と火氣を利用して一気呵成に突き抜けた方がモチベーションが保たれるのかな、と自分は思っています。


会社勤めより事業主タイプです。


注意すべき点を挙げるなら、面倒見のよさと才知を発揮して、周囲を鼓舞しつづけて人からの信頼も厚くなるのですが、感謝されるのを心のどこかで期待してるところもあり、それが金銭への執着に繋がると一気に運気が下がります。


食べていけるのか…と気にしているようですが、満足いく報酬を得ることを目的とすれば、一時的に成果が出たとしても財星を尅す劫財の悪い部分(やりがい搾取、横領、トレパクなど…)によるトラブルがあらわれるので注意が必要です。


営利追求の会社勤めよりも独立が向いていると思ったのは、自らが前に出てそのあたりの裁量ができるという理由でもあります。

もちろんデメリットもありますが、パフォーマンスを発揮できる居場所を見つけることができれば、 周りから頼りにされながら、バリバリと活躍していけるでしょう。


副業も構いませんが、例えば飲食店でアルバイトをして主軸はクリエイター業に置く、という具合にした方が将来的によさそうです。


ご本人も薄々気づいていると思いますが、自立精神が涵養される時期が訪れるので、どちらの道を選ぶにせよ、いずれ独立の道を取るとは思います。

ただし、暫くは忍耐の時期が続くことを覚悟しておきましょう。


上昇志向が強く、仮に一発ぶち上げても、嫉妬に巻き込まれる人なので、激情に任せて傲慢な態度をとればたちまち破財します。

周囲の感謝を忘れないようにしましょう。

注意点とおまけ

sさんの人生は強い火の氣をいかにコントロールするかにかかっています。


そのままだと金剋があまりにも強すぎるので、漏星の土を強くする(火生土)ことで、財金を養う(土生金)ことが必要です。

また、人目に付く仕事に就くのなら、自らの火の氣を土の氣に漏らすことを意識できれば、自ずと成功の道も生まれてくるでしょう。

土の性質である重厚さ、育成、保護する性質を持つことが必要です。
「地に足を付ける」ということですね。


また、水の性質である潤いや知性も火力コントロールの助けとなります。
昇り調子のときほど、自分の足下をしっかり見定めることが肝心です。


土氣が強くなるにつれて、財星も次第に強くなりますので、積極性は大事ですが、くれぐれも焦りは禁物です。

折角ものすごい火力を秘めているのですから、SNSなどを積極的に活用して積極的にご自身の成果をアピールするのもいいかもしれません。

ただし虚勢と強欲は程々にしましょう。

勝敗にこだわる現実的ところは長所でもありますが、 負けず嫌いなも行き過ぎれば無用のトラブルのタネになりかねないので注意してください。

敢えてそちらを活かすことで成功する経営者や起業家もいますので、善し悪しは一概に言えませんが、人づきあいによっては犯罪に巻き込まれることがあります。

繰り返しになりますが「踏み外す道を違えてはならない」ということが大切です。

取り組み方も人付き合いも、一定のペースを保って気まぐれになりすぎないことが、信頼を勝ち取る鍵になります。

トラブルに遭った時には即断を控えて、相手の話をじっくり聞き、少しだけ落ち着いて発言・行動するよう心掛けると良いでしょう。

晩年になると大人物を装う性癖を控えるようになるので、自然と幸運は舞い込んできます。

頭を冷やしてくれる真逆な存在がチームにいると頼りになります。

イライラするときは火の力が強くなりすぎてるな、と自覚してミネラルウォーターで水分補給をする、落ち着きを取り戻すために座禅して深呼吸するなど、こまめに水の氣を取り込むように心がけるようにして下さい。

占いや信仰に興味を持つのもオススメです。

キャンプや料理配信、陶芸、ガラス工芸などが財を呼び込みます。
これらはある程度クリエイティブなスキルが磨かれるので、試行錯誤してみるといいかもしれません。

まぁなんだかんだ御託を並べましたが、我慢してバランスを取るか、一気に燃え尽きるかの二択みたいなものです。

ただ巡運をみる限り、正直なところ、おそらく時間が経ったらこれらも忘れてしまって聞かないだろうな、というのが命式から鑑みた率直な印象です。

最後のまとめになりますが、タイトルに”占いが必要ない人”とあるのは、sさんは「丙火猛烈」のタイプであり、たとえ今は迷っていても、結局周囲や社会の忠言などには動じずに、自分のやりたいことを貫く人なので、どのみち下手なアドバイスなどは必要ないだろうなぁという意味でもあります。

だからというわけではありませんが、今回は占いに興味のある人や鑑定士向けに手順やコツというか、鑑定に至るまでの過程を解説してみることにしました。

これが全てというわけではありませんが、参考にして貰えれば幸いです。


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