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Vtuber勢力図の関係を政界にたとえてみたら

よくVtuber界隈の勢力図というのがある。
四分割法やランキング形式などで分析しようとも考えたけども、作っているうちに熱量が冷めそうなので、分かりやすくVチューバー界隈の勢力図を政界で喩えてみたら面白くなりそうなのでやってみた。(22年10月現在)

※特に何かしらの意図があるわけではない

政権与党

1.カバー株式会社

圧倒的多数を占める自民党

アイドル売りを始めて、純潔思想のコア層の声が大きくなった気が。
自民党で清和会が伸張したように、ホロライブも桐生ココの一件以降、CNからENに寄せて地位を盤石に。
派閥の小競り合いはあるかもしれないが、しばらく負ける気がしない。
毎日のようにまとめサイトに取り上げられてカルト宗教扱いされる箱だ。

2.ANYCOLOR

婦人部、芸能部が強い公明党

ホロライブよりも先に地上波に進出し、KR部門を立ち上げた。
YouTubeではホロに圧倒されているが、中華圏からの支持が厚い。
V事務所で初の上場企業。女性を中心に動員をかけた集票力が強み。
同接10万超えを連発したサロメの配信は一般層をVtuberに引き込んだ。
経営陣が慶応派閥で、コラボ先もそっち系の企業が多いので、実際それなりに関係はあると思われる。にじさんじのアイコンも一つ目と光だしね。

野党

3.ぶいすぽっ!

万年野党の立憲民主党

運営元は株式会社バーチャルエンターテイメント。
出資先はホロライブやリアクトと同じだ。
独立はしたが、執行部に自民党出身者がいる立憲民主党と似ている。
22年8月現在では所属メンバー16人と与党箱に比べると少ない。
ホロライブと異なり男女コラボが解禁されており、ストリーマー界隈などの交流も盛んに行われているのが特長。
他界隈との連立野党で政権を奪取すると試みるも、ホロライブに慣れた男性Vファンからは男女コラボの配信や成人向け二次創作の禁止などで、コレジャナイ感を感じるせいか、万年野党の座に。

4.あおぎり高校、深層組

諸派(参政党、N国など)

最近伸びてきているこの二つの箱。
自民党のカウンターパートとして現れた諸派の参政党やN国に近い。
ショート動画のあるあるネタなどでアクセスを伸ばしたあおぎり高校や、ホロライブの炎上ネタをつまみ食いするしゃべるまとめサイトこと息根とめるなど、粒ぞろいの個性溢れるメンバーがいる。視聴者層の男性が9割でホロライブのファン層と被っている。

アプローチの方法も独特で、あおぎり高校(株式会社クリエイトリング)は参政党と同じく、最近はtiktokからブレイクした。現時点でライバー七人と従業員が三人というかなり少数精鋭の箱である。

深層組については他箱のVチューバーが炎上したときにいっちょ噛みするスタイルの切り抜きがよくバズるケースが多い。
配信の空気も決して完成度が高いとは言えずニコ生的な雰囲気がある。
腫れ物扱いされているのもN国的。

ちなみに自演なのか熱心なリスナーなのか分からないが、ホロライブの炎上スレには決まって深層組のステマをする人がいる。正攻法ではないながらも、無名のライバーが知名度を上げるには有効な手段ではあるが、、、

今のところホロライブの刺激に慣れた(飽きた)ファン層たちが、水は低きに流れる現象で切り抜きから興味本位で見ているだけなので、これら諸派は単独与党になるのは不可能だろう。

人気はでても支持はされない諸派の典型的なタイプだ。
今のところホロライブの補完勢力といってもいい。

維新や国民、共産、社民は?

うーん存在感がなさ過ぎて完全な私見になるけども、グローバリズムの影響が強く、ゆ党と揶揄される維新は元ホロメンが所属するVshojo、共産やれいわはホロファンに嫌われているペクス界隈といったところか。
引き出しが無くて申し訳ない。

同業のライバル企業と言っても、近所に事務所を構えて顔を合わせることも少なくないし、配信者の評判を夜のお店で情報交換することも多い。

連立政権のようにリスナーは敵意むきだしであっても、当事者同士は仲良くしているケースが実は殆どだったりする。

この勢力図も多分来年には大きく変わっていると思う。
そう考えると少し楽しみだ。

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