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こんばんは、株式会社廣起の廣木です。

早速ですが、最近の気づきをnoteに書きます。YouTuberの朝倉未来とヒカルが、2022年4月に開始した起業リアリティショー「Nontitle(ノンタイトル)~この1000万、あなたならどう使う?~」という番組を見ながら、自分の人生を照らし合わせて、気づきと学びが多々ありました。

「これから新しく事業を立ち上げようとしている方」
「今まさに事業に挑戦している方」
「今注力している事業においてチームや組織の力をもっと発揮したい方」
この番組を見たことがない人は、是非シーズン1から見てみてください。

この番組は、起業を志す若者たちが、3か月間ひとつ屋根の下で共同生活を行いながら事業を作り出す新しいカタチのドキュメンタリーです。

https://www.youtube.com/@nontitle8964

そもそも、新規の事業を立ち上げるときの重要なポイントは、多々あると思いますが、大枠をざっくりと記載すると、以下になります。
※以下、ChatGPT参照で少し手直ししました。

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①チームビルディング
ビジネスの成長を支えるための効果的なチームを構築。

②アイデアの検討と検証
自身やメンバーの原体験などを踏まえて、ビジネスアイデアを検討。
市場調査や競合分析を行い、アイデアの成長見込みや実現可能性を評価。

③ビジネスプランの作成
MVVやビジネスモデルの構築や収益モデルの明確化。資金調達やマーケティング戦略、運営計画など、事業を展開するための計画を作成。

④法務手続きと登録
会社の形態(法人、個人事業主など)を選択し、必要な法務手続き。税務や営業許可、知的財産権などの登録。

⑤資金調達
自己資金や投資家、銀行などから資金を調達する方法を検討。資金調達のためのビジネスプランやプレゼンテーションの準備。

⑥インフラストラクチャの構築
オフィススペースや生産設備、ITインフラなど、事業を運営するためのインフラを構築。必要に応じてパートナー企業やサプライヤーとの契約。

⑦マーケティングと販売戦略
ターゲット市場を明確化し、効果的なマーケティング戦略を立案。製品やサービスのブランディング、価格設定、販売チャネルの選択などを検討。

⑧ローンチと成長
製品やサービスのローンチを計画し、市場に展開。ユーザーのフィードバックを収集し、事業の成長と改善を継続的に実施。

⑨事業拡大のための人財採用と育成
事業を拡大していくために、適切な人財の採用と事業のMVVを実現する人財の教育プログラムを実施。
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この番組では、新規事業立ち上げの重要なポイント①〜⑨を学ぶことができ、非常に勉強になりましたが、数多く学びがある中で、一番心にグッときた部分は、

「なぜ、その事業をやる必要があるのか」
「なぜ、その事業をやりたいのか」
「どんなきっかけがあって、どんな状態を実現したいのか」

というMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)やどんな事業をやるかをメンバー同士で決めていくシーンです。

番組の中で、メンバーが事業案やアイデアを出し合うのですが、そんなメンバーに対して、「新規事業を立ち上げる上で、個々の原体験を深堀りしてみると、ヒントが生まれたり、新規事業のヒントがもっと見えてくるのでは?」とアドバイザーや投資家がフィードバックしている場面がありました。

僕は、その場面を見ながら、「確かに原体験がヒントになることはあるかもしれない。」と思ったのですが、ふと、自分が今やっている事業を振り返ると、原体験と紐づけて、「これだ!」と事業を立ち上げたことはなかったなと気づきました。

そもそも、原体験とは、何かというと、その人の人格形成に影響を与えた経験のことです。一般的には、幼少期の経験のことを言うみたいですが、自分の過去を振り返ると、僕にとっての原体験は、幼少期だけでなく、35年間の様々な場面であったと記憶しています。また、スタートアップ界隈や投資家の中では、原体験が明確なほうが事業が成功しやすいという通説があるようです。

では、「なぜ原体験が事業をやる上でのヒントになったり、原体験があるほうが成功の確率が高いと言われているのか?」ということをもう少し考えてみると、僕の中で2つの仮説が出てきました。

1つ目は、原体験がある人は、なぜそれをやるのかという理由が明確で、シンプルに想いが強いからこそ、「最後までやり遂げる」ことができるということです。僕ら人間は、やり出したことを簡単に諦めてしまいがちです。つまり、多くの人は、自分がやると決めたことを簡単に諦めてしまうことがあるのです。

「自分にはできない」
「自分には向いていなかった」
「諦めても対して自分の人生に影響はないはずだ」
「やる理由がそんなになかったから問題ない」

そうやって、心の中で一言呟いてみると、あっという間にやらない理由を探し始め、もともとあったやる理由をやらない理由にすり替えてみて、諦めてしまった自分を正当化するのです。

新しいことを始めるにしろ、起業をするにしろ、新規事業を立ち上げるにしろ、一番問われる力は、ビジョンを実現する、最後の最後までやり切る力、コミットする力なのかなと思います。

そうなると、原体験がある人のほうが、「それをなぜやるのか」という問いに対する理由が明確で、絶対に最後までやり切るんだと思いやすいのかもしれないです。もっと言えば、そもそも原体験がなかったとしても、「それをなぜやるのか」が明確な人は、ビジョンを実現するためのやり切る力が発揮しやすいのではないかと言うことです。

それから、2つ目は、原体験のストーリーと事業がリンクすると、その人の熱意や想い、本気度や確信が周囲に伝わりやすい、つまり、結果的に、支援者や応援者、サポーターが増えることで、成功する可能性がどんどん高まるということです。

番組の中でも、約3ヶ月間かけて練った事業案を最後に投資家にプレゼンし、出資が決まるかがどうかというシーンがあります。チーム結成当初のプレゼンは、「なぜ、それをやるのか」や「なぜ、それをやりたいのか」が明確になっていなかったり、原体験としっかり繋がっていない事業案ということもあるせいか、僕の心には響かなかったのですが、3ヶ月後のプレゼンでは、原体験のストーリーと事業をやる理由が繋がっていて、個人的に非常に心が動かされるプレゼンテーションで、感動しました。

僕の推測では、参加メンバーは、番組のスタートから最後まで
「なぜ、その事業をやる必要があるのか」
「なぜ、その事業をやりたいのか」
「どんなきっかけがあって、どんな状態を実現したいのか」
と向き合い続けることで、結果的に自身の原体験とバチッと繋がり、そして、それを必ず実現させるんだというコミットや確信に変わって、伝染していったのではないかと思いました。

以上、「なぜ原体験が事業をやる上でのヒントになったり、原体験があるほうが成功の確率が高いと言われているのか?」の推測を2つをお伝えしました。ただ、原体験は必ずしも事業をする上で、なくてはならないとまでは言い切れないもので、本質は、原体験関係なく「なぜ、それをやるのか」理由が明確であることが大切ではないかということです。

そんなことを色々考えながら、今回の番組を見終わった後に、「よし、改めて会社のMVVを明確にしよう」と思い、「自分の原体験」と「なぜ、人財事業をしているのか」ということに向き合う時間を作りました。

「自分の原体験」
  ↓↓↓
幼少期:何事もできるようになると、褒められて嬉しかった。だから、どんどんチャレンジした。そして、何事もチャレンジすればできると信じていた。
12歳:特に思い通りにならないことが沢山あって、初めて挫折感を味わった。中学生になった頃には、ずっと言い続けていたプロサッカー選手の夢を諦めている自分がいた。それからは、自分の可能性に少しずつ蓋をしているような気がした。
22歳:大学時代のサッカー部の経験で、どんなに下手だったとしても、環境次第で自分の可能性を変えられるのかもしれないと少しだけ自分に期待できた。でも、まだ心のどこかでは自信がなかった。
24歳:社会人になって、仕事で成果を創りたいと意気込んで挑戦したが、成果が上がらず、やっぱり自分には可能性がないのかもしれないと思った。「はたらく=しんどいこと=苦しいこと」とも思い始めていた。
25歳:出会いがきっかけで、自分の人生とキャリアに向き合い、自分の可能性を信じて、創りたい人生となりたい自分に向かって、すべてを懸けて挑戦し続けると決めた。
27歳:「はたらくこと=人が喜ぶこと=しあわせ」と思えるように変化した。
32歳:自分でもできる、自分は可能性に溢れているという信念が芽生えた。
34歳:自分以外のすべての人も無限の可能性があると信じられる自分でありたいと思うようになった。

35歳の今になって「原体験」を整理する中で、

僕のビジョンや想いは、
「無限の可能性を信じられる人財を増やしたい。」
「『はたらくこと=しあわせ』と感じる人財を増やしたい。」
「人財で溢れた世の中にしたい。」
ということです。

もっと言うと、「財」という言葉に込められた意味である
「かけがえのないもの」
「かけがえのない体験」
「かけがえのない人たち」
と出逢う財探しの旅を謳歌したいということです。

そして、僕は、これからも
はたらくこと(しあわせ)を通じて、
かけがえのない体験(歓び)を
かけがえのない仲間(人財)と
分かち合う人生を共創し、人生という財探し
つまり、財を見つける旅を心の底から楽しんでいきます。

今回、Nontitleという番組がきっかけで、自分や会社のビジョンやミッションがより明確になって、目指すべき方向が定まったことに感謝します。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。

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株式会社廣起 MVV
Mission:すべての人財の無限大の可能性を最大限に
Vision:はたらくを通じて、歓動するストーリーを共創しよう。
Value:変化に柔軟に!まだ見ぬ世界への挑戦心を!素直さと謙虚さと向上心を!
どんなときも愛と感謝の心を!目的からの逆算!みんなの幸せのために!
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