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#ドラマ

ググっても出てこない、脚本家になる方法

こんにちは。脚本家の下田悠子です。 2016年3月に初めて仕事として脚本を書き、現在に至ります。 この投稿はいま脚本家を目指している方、あるいはチャンスを掴みかけているのに、どう動けばいいのか変わらず彷徨っている方に、少しでも私の経験が役立てば、という想いで書いています。 というのも私自身、専門学校での勉強を終えてからプロデビューするまでの道筋が分からず、検索しても手がかりが得られなかったからです。 また、デビューしてからの1・2年はこの業界のスピード感と世間とはズレた「

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ヤンシナで入賞できなかったけど脚本家にはなれた話。

こんにちは。脚本家の下田悠子です。 フジテレビヤングシナリオ大賞の募集が始まっていますね。 私が応募したのは第27回。 脚本の勉強を開始して10ヶ月頃経った頃でした。 基礎的なことも十分会得できていなかったあの頃、コンクールの傾向も調べていなければ対策も立てず、学校に提出する課題を投稿しました。

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私の”人生をかけた一作”「おかえりモネ」を振り返ってみました

はじめまして。 朝ドラ「おかえりモネ」チーフ演出の一木です。助監督時代を経て、ドラマ演出歴は17年ほど。 この記事では、これまでのドラマ制作で思うことについて、プライベートも含めてつづってみたいと思います。 これまでは大河ドラマ「義経」「天地人」「八重の桜」「いだてん」、朝ドラ「どんど晴れ」「ゲゲゲの女房」「まれ」ほか、岩手県大船渡舞台の「恋の三陸」、福島県浪江町舞台の「LIVE!LOVE!SING!」など、東北を舞台にしたドラマを多く手がけました。 「おかえりモネ」は