「具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ」を読みました

おはようございます。まえざわです。こちらの本を読んだので感想をまとめます。

本を読んだきっかけは
・会社のチームでコミュニケーションロスが多い
・特に立場(視座)の高い人との意思の疎通がずれがち
という課題をもっていたからです。

コミュニケーションロスの原因がわかればいいなあと思って読みました。結論、原因が分かったので読んで良かったです。

著者の趣旨は、
・普段から抽象的な思考をしている人
・抽象的思考が苦手な人とのコミュニケーションで悩んでいる人
に向けて、
・抽象的/具体的な思考を体系的に説明
・コミュニケーションのズレが起きる原因を説明
することでした。

読み終えて学んだこととしては
・抽象的に考えるだけでは「頭でっかち」になって行動(具体)しない
・具体的な思考だけでは、例えば仕事でいう「中長期的な視点」が不足し、「大きなベクトルの変更」ができない
ようするに、両方の思考が必要だということ。そして僕は「具体が得意」で「抽象が苦手」なので、ものごとを抽象化するトレーニングが必要だということ。

定期的にものごとを抽象化してみようと思いました。