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抜け毛がだいぶ良くなりました【コロナ後遺症日記5/19/2024】

本当は、日本でやってきた最新治療のことを書きたいのですが、色々疲れていて、ちょっとそれを書くにはエネルギーがないので、自分を元気づけるためにも、最近の症状の変化の中で嬉しいことを記録しようと思います。
それは、

抜け毛の改善

コロナ後遺症になってから、噂には聞いていたものの、びっくりするような量の抜け毛が始まりました。
さわれば触るだけ、髪をとかせばとかすだけ、とにかくパラパラと抜けて、床中に散らばる。
それが、コロナ後遺症になってから2年過ぎ、今年に入って、目に見えてコロナ後遺症が少しずつ改善してくれる兆しがあるのに伴って、抜け毛が明らかに減ってきました。


みっともない頭で申し訳ないです…が、短い毛が生えてきているのが見えると思います。
これが、休止期脱毛の回復期に見られる典型像です。


頭頂部の髪の毛が最近やたらふわふわとしているなあと思ったら、短い毛が沢山生えてきていました。また嬉しかったことが、生えてきている毛が白髪でないこと。コロナ後遺症になって、脱毛とともに白髪が増えてました。もちろん、年齢的には白髪があってもおかしくない年齢ではあるものの、自分のなかではコロナ後遺症になったある日朝起きたら、びっくりするほど髪の毛が白髪になっていたという感じで…染めても染めても白くなる感じでした。
それが、今ホワホワ生えてきている毛は、ほとんどが黒い毛です。
抜け毛が減って、それに伴う掃除も楽になりました。
ちなみに、少し脱線すると、抜け毛の掃除は、絨毯であれば掃除機ですが、フローリングや洗面所のようなビニル床の場合は乾いたティッシュで集めて拭き取るが1番簡単で早いです(TOTOのHPにもあります)。

コロナ後遺症による脱毛

イランの研究者によるチームの論文によると、Covid-19で入院した患者を調査したところ、退院後男性40%、女性60%に脱毛の症状が見られたそうです。
コロナ後遺症でみられる脱毛は、脱毛の中でも急性休止期脱毛症(Telogen Effluvium)と呼ばれるタイプと言われます。

急性休止期脱毛(Telogen Effluvium)は、急に大量の抜け毛が発生する脱毛症です。
これは毛髪の成長サイクルが乱れ、多くの髪が休止期に入るために起こります。

通常、人間の髪の毛は、以下のような成長サイクルをくり返しています。

【毛髪の成長サイクル】

  1. 成長期(アナゲン): 髪が伸びる期間で、数年続きます。

  2. 退行期(カタゲン): 髪の成長が止まり、毛根が縮小する期間で、数週間続きます。

  3. 休止期(テロゲン): 髪が抜ける準備をする期間で、数ヶ月続きます。

毛髪のサイクルのうち、本来なら毛髪のほとんどは、毛母細胞が分裂・増殖する成長期にあります。成長期が長ければ、髪はその分長く成長し、また太くなる傾向があります。その後、成長が止まる退行期(2~3週間)を経て、休止期(数カ月)になると、毛根の位置が浅くなり、その奥で新たに成長を始めた髪に押し出されるようにして洗髪やとかす時の数g以下の力で自然に抜け落ちます。
通常、毛髪の10-15%が休止期にありますが、急性休止期脱毛では、何らかのあ原因で、成長期退行期にあった髪の毛が休止期に入るために、抜け毛して、毛根のまま生えない髪の毛の割合が通常より増えます。

一般的な言われる休止期脱毛がおこる主な原因としては、

  1. 身体的ストレス: 高熱、手術、大病など

  2. 精神的ストレス: 大きな精神的ショックや長期間のストレス

  3. 栄養不足: 必要なビタミンやミネラルが不足

  4. ホルモンの変化: 妊娠、出産、更年期など

  5. 薬の影響: 一部の薬             などさまざまな原因があります。

【休止期脱毛の症状】
とにかく広範な抜け毛です。
特にシャワーを浴びたり、ブラッシングしたりするときに目立ちます。
通常の急性期休止期脱毛は、ストレスイベントが起きてから抜け毛が始まるのは、3ヶ月後といわれますが、Covid感染では、通常よりも早い2ヶ月くらいで始まります。
コロナ感染のみであれば、だいたい6ヶ月ほどで改善すると言われていますが、これがコロナ後遺症の患者の場合には、6ヶ月以上数年にわたり続く、慢性休止期脱毛症という状態になります。

というのも、コロナ後遺症の患者は、まだ何らかの炎症やら感染後の病態が継続していて、身体がストレスを受け続けている状態になっているためです。
ただ、安心してほしいのは、この慢性休止期脱毛症は、同じストレス性でも円形脱毛などとは異なり、毛根に異常をきたすわけではないので、治れば通常通り生えてきます。また、基本的には、毛根50%は超えないと言われています。

これは、私自身の体感した病態とも合致します。 
私自身はもともと髪の毛が多い方でしたので、体感としても、半分になっても、掃除が大変なこと以外は、余り困ってはいません。
ただ、私の友人でもう少しお姉さんでもともと薄毛に悩まれていた方は、コロナ後遺症での脱毛を大変ストレスに感じていて、ウィッグにもお世話になっているようです。

【休止期脱毛の治療】
急性休止期脱毛の治療は、基本的には原因となるストレス要因を取り除くことが最も重要です。
急性休止期脱毛は一時的なものであり、通常は完全に回復します。だから、一番は余り気にしないこと!
そうは言っても、私自身も経験したので余計に実感しますが、数年にわたり髪が大量に抜け続けることは、精神的なストレスになりますよね。 

私自身は、以前の投稿でも書きましたが、亜鉛を飲むことにあまり意義を感じなかったので途中でやめてしまいました。やっていたことは、できる範囲の髪のケアのみです。
コロナ後遺症前には、全くドライヤーを使わない生活をしていましたが、髪を洗った際には、できるだけドライヤーなどで丁寧に髪を乾かし、ヘアオイルを簡単でいいからつけてケアするようにしています。
また、基本的には、生活のほとんど寝たきりで、髪の毛を洗うのも1週間に1度がやっとなので、ごくたまに美容院に行ったときには、トリートメントタイプのストレート縮毛矯正をして、ケアを簡単にすると同時に普段は抜け毛があっても、そこら中に散らばらないようにゴムで縛っています。

注意して欲しい点としては、髪の毛は1ヶ月に1cmずつ一年で15cmしか伸びません。回復したとしても、そこから元の状態に戻るのには場合によっては数年かかるのは当たり前ということを認識して、気長に待つことです。

どうしても気になり、何かをやることで少しでもストレスや心配が解消できるという場合には、ミノキシジルなど発毛剤をつかうなどもありだと思います。

髪の毛関連での私ごとになりますが、、コロナ後遺症の改善に伴って、エネルギータンクが少し大きくなり、この前の5/8の投稿の翌日、昨夏交通事故に遭って以来、立ってシャワーを浴びながら髪の毛を洗うことができました。
達成感に浸っていた翌日から、また右手の尺骨神経麻痺が再発。今も右腕から手の痛みとしびれが続いています。一つ新しいことができたと思ったら、また引き戻される。右手は利き手なので何をやっても痛みがあり、昨日は、さすがに落ち込みました。
でも、コロナ後遺症仲間のRONAさんからのコメントに力づけられて、返信だけでもしようと思い、Noteを開け、ついでに悪いことばかりでなく、いいことに目を向けてみようと思ったら、この投稿ができました。
やっぱり人間、励まし合う仲間と気持ちの持ちようですね。

どなたかの参考になれば幸いです。










(参考文献)

1.Seyfi S, Alijanpour R, Aryanian Z, Ezoji K, Mahmoudi M. Prevalence of telogen effluvium hair loss in COVID-19 patients and its relationship with disease severity. J Med Life. 2022 May;15(5):631-634. doi: 10.25122/jml-2021-0380. PMID: 35815081; PMCID: PMC9262270.
2.https://healthcare.utah.edu/healthfeed/2022/03/losing-your-hair-after-covid-19-there-good-news



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