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独立したからこそできる、子育ての時間

僕自身、あっくんが生まれて、本当に起業してよかったと思ってます。

今、妻が外出中なので、この記事を書いている途中であっくんがムニャムニャとグズりだして、だっこを要求してくると「パパお仕事してもいいかな~」とあやしながら、合間合間に記事を書いている状況ですが、こんな幸せな子供との関わり方ができるのも、会社勤めから独立したからこそできる幸せな時間だと思っています。

(そのだっこ、なかなかいいぜー!とご機嫌なあっくん)

独立して良かったこと、大変なこと、そして続けていく上で大切なこと

起業にもいくつもフェーズがあって、従業員を何人も抱えるようになると、毎日、日中に我が子のかわいい顔を見ながら仕事というわけにはいかないとは思いますが、今は事業立ち上げのメンバーとリモートで仕事を進めているため、自由な時間、自由な場所で仕事ができる喜びを謳歌させてもらっています。今の状況は、ベンチャー経営者というよりはフリーランスに近い状態ですが、会社組織に拘束されずに子育てできるということのメリットは、こんな感じだと思います。

<子育てをする上で、独立して良かったと思えること>
・自宅で子どもの隣で仕事ができる、毎日の成長に立ち会える。
・ママと一緒に子育てのやりがいを共有できる。
・時々、ママとパパでかわるがわる子育てをすることで、それぞれ自分の時間を作ることができる(パパの片働き、ママの片子育てだと、ママの自由な外出時間が極端に少なくなりがち)

一方で、会社勤めではないことで、乗り越えなくてはいけないことも、もちろん、あります。

<会社勤めではない子育てで大変だと感じること>
・ひとつひとつの仕事の成否が家計に大きな影響を与えるので、やはり仕事上のプレッシャーは会社勤めより、はるかに高い。
・日中に子育てに当てた時間を取り戻すために、深夜まで働いてしまうことがある。
・プレッシャーをコントロールできないと、無限に仕事をしてしまう(サボるのは論外)、そして体を壊す。

しかし、この大変だと思うことも、気持ちの持ちようや、ママとの協力プレーで解決できることもたくさんあります。

<大変なことを乗り越えるために助かっていること、大切なこと>
・ママがビジネスパーソンとして自立しているため、いざとなれば二人で会社勤めに切り替えれば家計の心配は少なくできる。
・起業の状況について、いいことばかりではなく、悪いことこそタイムリーに、誠実にママに打ち明ける、相談する。
・自分が体を壊すことが、家庭上でも、ビジネス上でも最悪のシナリオ。ビジネスを継続し、家族を守るためにも、自分の疲れに敏感になり、必ずたっぷり休む時間をつくる習慣をつける。

先述の内容が実現する上で、まずそもそも、妻自身がアントレプレーナーシップに対して強い尊厳をもっており、そして海好きの人間のため僕自身の事業にワクワクし、心の底から応援してくれているというのが本当に大きいと思います。

スターバックスの元CEOのハワード・シュルツが、アントレプレナーシップの講義の中で「起業には必ず、大きな代償を伴う。起業の前に、家族とよく話すことだ」と述べるシーンがあるのですが、まさに起業とは家族と力をあわせて成していくものだと感じています。

僕が社会人デビューした2008年はリーマンショックの年、そして起業1年でコロナの感染拡大。自分の選択の成否を外部事象のせいにするなんてことはあり得ませんが、ただ、客観的に見て、個人のチカラではどうにもならない大きなアクシデントで事業が立ち行かなくなるケースがあるのは事実です。

起業という不確実な海を泳いでいくのに、一時的に大きな困難が訪れようとも必ず一緒に乗りえていけると確信できるパートナーがいること、そのパートナーに対して誠実に、そして丁寧に暮らしていくこと、それさえできていれば、多少のことではブレない確かな強さを手に入れることができる、心の底からそう思います。

#子育て #共働き #共子育て #育児 #起業 #独立

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