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『子育て』がもたらす影響

たまに見る、お金や時間がないので子供は産んで育てられないという話。
今回はアパレルとはちょっと外してることを書いてみます。僕を構成する要素は『縫製業・ブランド・オトン』のひとつでもありましてね、そのオトンの部分です今回は。

まず、お金や時間は子供を育てられない理由にはならなくなってきてるとは思ってる。各地域でも子育てに関わる支援は増えているし(特別な学問や目標にむけての教育プランが必要となれば話はかわるけれど)時間は保育園やベビーシッターなどを支援と合わせて利用すればなんとかなる場合が多いと思う。片親の状況などで両親ともにいる状況よりは比較すれば厳しいけど、そのぶん補償もされてきてる。会社勤めでなくても働く方法も増えてる。なのでお金と時間だけを理由に子供を育てられないというのはちょっと違うし、それで子供が欲しいけど諦めるのは勿体無いと思う

もちろん別の理由があったり、子供がいないほうがいいという選択肢もあると思うので、そこは個人の見解としてではあるけれど。

先ほどもったいないという言葉をつかったのにはワケがある。
子育てが実生活に及ぼす影響はどんなものがあるかと考えたときに、かなりプラス方向に働く影響が多いと思う。
勿論ながら独身の時とは物理的に違ってくることもあるし、パートナー次第で変わる部分もあるけれど、そこの価値観は子供を欲するのであれば結婚前に話し合いが終わっていて欲しいところだ。

実体験として2年強、子供と過ごす時間を常に持ってきた身として良い点やどうしても厳しくなる点を書いておこうと思う。(ここから先幼稚園や小学校はまだ未知数なので幼児期のということになる)
何年後かの自分が見返してどう感じることになるかのためでもあるし
自分の経験や感覚がこれから出産などを考える人の参考になるならとても嬉しい。そもそもブランド01u10を子供が生まれてからブランド作るという無謀なことをしているのが僕なわけで(笑)。さて表題にいこう

↑(こちらが僕のブランドで、noteのストアからも見れるのでよければ)

①子育ての影響・良い点

結構あるのだけれど代表的なものを書こうと思う。子供がいなかった時と比べてというのがポイントになってます。あと前提条件。子育てに家事に男女は関係なく積極的に参加している人でないと同じ影響は出ないと思われます

・時間の使い方にムダがなくなる
・規則正しい生活になる
・体力がつく
・感情や表情が豊かになる
・場の空気や人の状況の雰囲気に敏感になる
・守るべきものが増える状況でリスクヘッジが強くなる
・マルチタスクに強くなる
・無駄遣いが減る

一つ一つに細かい説明は今回はいれないけれど、結構思いつくだけでこれくらいはある。基本的に小さい子供は(0歳児はちょっと別として)夜は早く寝て朝は早くに起きる。お昼寝もする。そして体力怪獣で一日遊んで笑って泣いて。言葉がしっかり使えない分は体全体で意思を伝えようとしてくるし、それを親は読み取ろうとする。
こういう子供らしい生活にどっぷり参加していれば上のような力は自然と身についてくると思う。お金も子供に使うお金が最優先に頭に浮かぶようになってくるし、外へ出れば予測できない行動に対して注意をはらって行動するようになる。
家にいても携帯やスマホ・PCとにらめっこしてる時間は、子供が起きている時間は少なくなるはずで、子供と一緒になって遊んでたら一日なんてあっという間に時間は過ぎていく。なにより子供に笑って楽しんで欲しくて親も一緒にいろんなことをするようになるはず。いまは希薄なご近所さんとの挨拶なんかもするようになりますし(子供の見本になろうとしますもんね)家事も両親で対応しないときつい。

②子育ての影響・厳しくなる点

上に書いたものから想像はつくと思うのだけれど、下記のようなものが独身や親二人だけのときと比べると厳しくなる。

・自分の時間やパートナーとの二人の時間は減る
・仕事の時間や家事の時間も減る

・ストレスが溜まる
・自由に使えるお金は減る
・物理的にものが壊れたりなくなったりする(笑)

このくらいかなとは思うけれど、何よりでかいのは時間の自由がなくなる点だと思う。使うお金が減るのは仕方ないし、子供のいない状況と同じように使いたいならその分稼げば良いとなるのだけれど時間だけはどうにもならない。ここだけは覚悟して欲しい。
そこからパートナーとの当たり前にあった時間やコミュニケーションも減ることになるし、友人知人との遊ぶ時間も減る。それらがストレスの要因になることもある。仕事で言えば深夜まで働いて頑張ってきた人は生活スタイルそのものを変更しないといけなくもなるし、ゲームが生きがいだ!みたいな人はそりゃちょっと時間的に無理となる。けどこの程度。


どうだろう?僕の個人的な意見ではあるけど無くすものより手に入れるものが相当大きいと思う。
使える時間に制約があるのはたしかにきついのだけど、それは子供の成長にあわせてまた増えていくし、増えたらその時には時間の使い方がレベルアップしているので、以前よりはるかに量もこなせるようになっていくのではないかな(これは将来の自分も楽しみな部分)と感じる。

子供はかわいい。

それは勿論だけど、時々でそれだけではカバーできない気持ちやストレスに襲われることはある。そりゃある。けれど上に書いたような良い影響がきっと将来自分自身にも沢山返ってくると思えば子供のいる生活で、いなかった頃よりちょっと不自由な時間も耐えて楽しめるんじゃないかと思うし、子供を産むことに不安な人も一時のストレスくらいなら何とかなるかと思ってもらえないかな。

あわせてこの良い点の方は経営者を目指す人や、自営業で生きていく人には割と必須なスキルのレベルアップにもなるので
いまは子育てを任せっきりの人も積極参加してもらえるきっかけにもなればとても嬉しい。
 最後に、パートナー片方だけに負荷がかかりすぎるとそれは今回の話とは別のベクトルの話になってしまうので、出来る範囲でお互いを思いやって楽しみも見つけながら子育てしてみては。




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