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映画:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

話題も話題の映画、ザ・スーパーマリオ・ムービーを観てきた。

予告が始まったあたりからなんかすごい面白そうで、とても期待値が高い状態、かつ映画が映画なので、キッズのいない日曜日のレイトショーに映画館へ。

内容は特に特筆する必要もないくらいシンプルでマリオがクッパと戦うというもの。

面白かったのは、冒頭マリオが現実社会でブルックリンに住む配管工のアメリカ系イタリア人であったこと。マリオも普通の人間なのである。CMなんかも遊び心がいっぱいあって、依頼のあった仕事先のわちゃわちゃも大好き。イルミネーションによくいるちょっとプッツンしちゃってるキャラクターってほんとに可愛いですよね。

キノコ王国に行ってからも遊び心がたくさん含まれていて、笑いどころも多い。マリオいつの間にネコに変身できるようになったの?笑

音楽もふんだんにアレンジされた過去作の曲が使われていて、マリオを一つ二つだけしかプレイしてないという人でもピンとくる選曲だったんじゃないかなとも思う。

とまぁ、こんだけ色々楽しんだ90分ちょっと。劇場を出た瞬間になにか物足りなさを感じた。ストーリーもファンサービスも全て申し分ない。なんでだろう。

ふと思ったのは、おもしろいところを予告で見せ過ぎてるのではということ。

ただでさえ短い本編で主となる部分を外したとしても、あまりのサービス精神の高さから多くのバリエーションの予告があったと思う。見ている途中で、あぁここはあの予告のシーンね、とかこれから予告に繋がるのねっていうのを一瞬でも思ってしまうのはしょうがないと思うんだけど、マリオに関してはその箇所が多かったように思えた。

とはいえ、予告がすごい面白そうだったから観にきたのだからあのサービス精神は間違っていないと思う。でも、やっぱりなんか物足りなく感じてしまう。

あと気になるところを言ってしまえば、あまり3Dの恩恵がないようにも感じた。CGアニメなのものあって、飛び出すような仕掛けとかもあるのかと思いきや、そこまではあんまり…。どちらかというと4Dのほうがマッチしている感じがするので、もしもう一回みる機会があったら4Dで見てみたい。おそらくもはや映画ではなく完全にアトラクションになると思う。

最後に、一回でもいいから字幕の上映をやってくれ…(最寄りの映画館
クリスプラットのマリオが聴きたかったが、電車に乗って行かないといけないところでしかやってなかったので、ひとまずは吹き替えで鑑賞。もちろん吹き替えは全く違和感もないし(どうやら日本語用に映像もカスタムされてるとかされてないとか?)、それはそれで楽しめたんですけどね。

散々、うだうだ言ってはいますが、結構楽しんだので満足なのですよ。タイトルも可愛いし、キャラも可愛いし、個人的には出番少なめだったけどヘイホーがすごい好き。可愛すぎる。

話題性からして、これからも当分やっていると思うので、今度はクリスプラットマリオを観にいこうと思います。

なによりも、その前にはガーディアンズオブザギャラクシーvol.3がありますがね!!

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