◆「…記号体系は、その内部に空白部分が残っていないふりをし、外部にその支配のおよばぬ広い(まだ意味化されていない)未開発の空間が広がっていることにも気づこうとしない、すなわち、そういう内側に残る空白と外側に広がる空間が存在しない思い込む」(佐藤信夫「記号の修辞性」275 頁)。

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