音楽放浪記3

昭和56年頃
自宅のテレビに
『Let’s Go With The Monkeys』‼️
との掛け声と共に映し出された番組に
博幸少年はトリコになりました。
テレビ神奈川という地方局が
再放送していた番組で
本当に偶然目にしたコメディ作品でした。
The MonkeysはThe Beatlesにアメリカ音楽業界が対抗して結成されたアイドルバンド。
役者だったデイビーとミッキー
バンドマンだったマイクとピーター。
そんな4人がドタバタコメディに挑戦。
今考えると『ビートルズがやってきた!』みたいなアプローチだったのかな
劇中歌も最初のウチは自分たちでは演奏できず
(マイクはギター、ピーターはベース等プレーヤーとしても頑張っていたと思うけど)ゴーストプレーヤーが代役を務めていたと思う。
そんな彼らに1発で魅了されてしまいました。
『Mr.Boo』は買えなかったけれども
モンキーズは近所のレコード店でもすぐ買えました。
ただ問題はプレーヤーがない。
親父のステレオにはもちろんプレーヤーついてましたが針がイカれていて
そんなん知識のない小学生がみても壊れているとわかるレベル…。
何日かレコードジャケットを眺めたり
レコード取り出してみたり
そんなある日
見るにみかねた母が
小さなポータブルプレーヤーを買ってきてくれました。
あんなプレゼントは後にも先にもあれだけ。
めちゃくちゃ嬉しかったし
本当狂ったようにモンキーズを聴いた。
後日談として
母は
お前にアレさへ買わなければ…と
未だにグチるほど
さあ旅の準備が整ってきたようです!

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