「豊田市 足助」 伊那街道の中継要所として栄えた商家町
比呂池が撮影した重伝建シリーズ④
「豊田市 足助」は、尾張や三河から信州へとつながる伊那街道の中継地にあたり、物資の運搬や通行の要所として栄えた愛知県北東部の商家町です。
1775年(安永4年)の大火後に再建され、江戸時代後期以降の建物が数多く残っています。
平入と妻入の町屋が混在し、白漆喰の外壁が特徴です。
当初は紙を扱う商家でしたが、時代と共にいろいろ手がけた足助を代表する大商家です。敷地内には16棟の建物があり多くは修理途中ですが、街道沿いの主屋が部分公開されています。
昭和時代までは警察署として使用されていました。
石垣が築かれ川に張り出すように座敷があります。
夏の風物詩 竹かごと和紙で作られた行灯が沿道沿いに並べられます。
江戸時代末期に建てられた旅籠 2020年2月に比呂池は宿泊しました。
1975年(昭和50年) 足助の町並みを守る会が発足し、
2011年(平成23年) 重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
伝建協 > 豊田市足助
https://www.denken.gr.jp/archive/toyota-asuke/index.html
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?