中山道「妻籠宿」 町並保存のさきがけ
比呂池が撮影した重伝建シリーズ①
2023年現在、重要伝統的建造物群保存地区は全国に126地区あります。比呂池が撮影した重伝建地区を紹介するシリーズです。
中山道 妻籠宿
シリーズ①は、日本中が高度経済成長にうかれた1968年(昭和43年)に「妻籠を愛する会」が設立され、「売らない·貸さない·こわさない」をスローガンに、全国のさきがけとして町並保存事業がスタートした「妻籠宿」です。
妻籠宿本陣
1995年(平成7年)江戸時代の間取図をもとに復元されました。
妻籠宿は、長野県南木曽町 中山道の江戸から数えて42番目、木曽の深い山々に囲まれた宿場町で、1976年(昭和51年)重要伝統的建造物群保存地区に選定されました
枡形
町並みは南北約1kmに渡り、高低差はそれほどなく歩きやすく、中程の枡形付近に多少の高低差がありますが、それが町並みに変化をあたえています。
高札場と水車
脇本陣奥谷の「斜光」
11月~1月の雲のない晴天のお昼頃がシャッターチャンス
囲炉裏から上る煙に、南を向いた高窓からの差し込む光
「超~ッ映えスポット」です。
囲炉裏の煙は建物の防虫防腐が目的ですが、炎が上がった方が映えるので消えると管理のお姉様がすぐに点火してくれます。
静寂で幻想的な雰囲気ですが、撮影する比呂池の後ろには多くのカメラマンが順番待ちしています。管理のお姉様が「順番に交代して写してね~」と言うので少し待っていれば撮影できます。
標準ズームで広角側が24mmあればOK 三脚は禁止 何百カットも写してしまうので予備のメディアとバッテリーは必要です。
「歴史の町並」令和5年度(2023)版
伝建協(全国伝統的建造物群保存地区協議会)機関誌表紙に撮影した写真を採用いただきました。「ありがとうございました〜」
伝建協 > 町並みアーカイブ > 南木曽町 妻籠宿
https://www.denken.gr.jp/archive/nagiso-tsumagojuku/index.html
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?