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チャム彫刻に魅せられて

大学で日本とカンボジアの考古学を学びつつ、学費稼ぎでやっていた新聞奨学生の時に新聞購読の契約獲得などの営業をしたことがキッカケとなり、「Salesの面白さ」を知ってしまいました。また自分が息をするように営業してしまう「営業気質」である事にも気づいたことから、営業を天職として見定めて就職することに。

そして、途中PMやらScrum Masterなどをはさみつつも、これまで営業(Sales)の仕事に邁進し続けてきました。なので、卒業後は考古学とは縁遠くなってしまい、たまにSNS上でUPされてくる、かつての同窓生や関係者の活躍を見て(読んで)楽しむ日々でした。

そして昨年、ベトナムでのオフショア開発のためホーチミンを訪れた際に、ホーチミン歴史博物館に行ってしまったのが運の尽き(?)。チャム彫刻の美しさに私の胸は射抜かれてしまったのです(笑)。

元々アンコール遺跡が好きだったんだから当然と言えば当然なんですが、クメールとは趣の違う、でも近い世界観が表現されたチャム彫刻の数々に、心を奪われてしまいました。

焼けぼっくいに火がつくと申しますか、帰国後は、学生時代からの「夢の続き」を少し追いかけてみたくなりました。チャンパ建築やチャム彫刻をはじめ、日本語で書かれて国内で手に入る一般書を取り寄せては、眺めて悦に入ってました。

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「チャム彫刻」ベトナム社会科学院編

1988年発刊と36年前になりますが、貴重な写真の美しさには目を見張るモノがあります。そして、ホーチミン歴史博物館で実際に目にしたものが数多く掲載されており、(これは一度ちゃんと勉強してから、もう一度博物館を訪ねて生で見たい!)と思いました。

またホーチミン歴史博物館の他にも、ダナン彫刻博物館であったり、ミーソン聖地にそのまま残されているものがある事を知って、どうしても訪れたいとの欲求がフツフツと沸いてきていました。

という事で、1年越しとなる5/17〜5/23に今度はプライベートで訪越し、彫刻や遺跡の数々を堪能してくることにしました。そして行く前にチャム彫刻やチャンパ建築について学んだ事を少しでもまとめておこうと思い、noteを開設しました。

チャム彫刻やチャンパ建築以外のトピックも徒然と書いていくかもしれませんが、まずは自分のため、そしてチャム彫刻やチャンパ建築やベトナムの事を知りたい人の参考になるよう、これから書いていきますので、よろしくお願いします。

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