いいだ☆ひろ

出張先のベトナムでチャム彫刻やチャンパ建築に魅了されてベトナム語を学習中 | 趣味:弓…

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出張先のベトナムでチャム彫刻やチャンパ建築に魅了されてベトナム語を学習中 | 趣味:弓道・講談・ウクレレ | DXプリセールスとAgile開発Scrum Musterが本業 | 多摩湖のほとりに在住

最近の記事

その他【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】⑦

「チャム彫刻/ベトナム社会科学院編/連合出版」に掲載されている写真の分類、第7弾です。前回まで様式別にまとめたので、そこから漏れた収録写真を⑦としてまとめておきます。(頭の番号は写真集内の通し番号) 時代は7-8世紀から12世紀にまたがります。該当する遺跡は、発見場所不明のものを含め、タム・キィ、フー・トー、フォン・ケー、クアン・ガイ、クアン・ビン、ハートゥルン、フォン・レ、ドン・フック、ミー・ドゥク、ハ・トゥルン、チェン・ダン、チャン・ロー、サム・ロー、サム・レ、フォン・

    • ポ・クラウン・ガライ(コントゥム)【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】⑥

      「チャム彫刻/ベトナム社会科学院編/連合出版」に掲載されている写真の分類、第6弾です。今回はポ・クラウン・ガライ⑥として13、14世紀の彫刻の写真を記載していきます。(頭の番号は写真集内の通し番号) ポ・クラウン・ガライ様式の彫刻は、ポ・クラウン・ガライ祠堂、ザライ-コントゥム省ヤン・マム祠堂の遺跡で発見された彫刻が該当するそうです。時代的には16世紀までひとくくりにするようです。 掲載写真が3点のみとなってました。 217.踊るシヴァ神 鏡板装飾 ポ・クラウン・ガライ

      • タップ・マム様式(チャン・ロー、ビンディン)【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】⑤

        「チャム彫刻/ベトナム社会科学院編/連合出版」に掲載されている写真の分類、第5弾です。今回はタップ・マム⑤として12、13世紀の彫刻の写真を記載していきます。(頭の番号は写真集内の通し番号) タップ・マム様式の彫刻は、旧ビンディン省で見つかっているそうで、タップ・マム、ビン・ディン(ヴィジャヤ)の遺跡などで発見された彫刻が該当するそうです。 また、チャ・キュー様式とタップ・マム様式の橋渡し役として、チャイン・ロ(チャン・ロー)祠堂(ギアビン省)が位置付けられているとの記載

        • クオン・ミー【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】④

          「チャム彫刻/ベトナム社会科学院編/連合出版」に掲載されている写真の分類、第4弾です。今回はクオン・ミー④として10世紀の彫刻の写真を記載していきます。(頭の番号は写真集内の通し番号) クオン・ミー様式の彫刻は、クアンナム-ダナン省のクオン・ミー祠堂、ミー・ソン遺跡、ドン・ズオン遺跡などで発見されたものが該当するそうです。 ドン・ズオン様式とチャ・キュー様式を結びつけている、もしくは過渡期、あるいは亜流の一つがクオン・ミー様式であるとの意見が記載されていました。 82-

        その他【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】⑦

          チャ・キュー【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】③

          「チャム彫刻/ベトナム社会科学院編/連合出版」に掲載されている写真の分類、第3弾です。今回はチャ・キュー③として9世紀末〜10世紀初めの彫刻の写真を記載していきます。(頭の番号は写真集内の通し番号) なおチャ・キュー様式の彫刻は、チャ・キュー、ミー・ソン、ドン・ズオン、ビンチティエン省ハ・チュンの各遺跡で発見されたものが該当するようです。 またドン・ズオン様式とチャ・キュー様式を結びつけている、もしくは過渡期あるいは亜流の一つであるとの意見があるのがクオン・ミー様式となる

          チャ・キュー【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】③

          ホア・ライ(ビック・ラ)→ドン・ズォン【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】②

          「チャム彫刻/ベトナム社会科学院編/連合出版」に掲載されている写真の分類、第2弾です。本書では「彫刻の時代と美術様式」として、以下の分類が示されている。 ミー・ソンE1様式ー8世紀前半 ホア・ライ様式ー9世紀前半 ドン・ズオン様式ー9世紀末 チャ・キュー様式ー9世紀末〜10世紀初め タップ・マム様式ー12世紀、13世紀 ポ・クラウン・ガライ様式ー13、14世紀から16世紀にかけて 前回の第1弾では、ミーソン①として7〜11世紀の彫刻の写真を記載しました。今回の第

          ホア・ライ(ビック・ラ)→ドン・ズォン【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】②

          ミー・ソン【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】①

          「チャム彫刻/ベトナム社会科学院編/連合出版」に掲載されている写真を、ミー・ソン、ダナン彫刻博物館、ホーチミン歴史博物館、その他、と撮影場所毎に分けて整理すべく、出自の史跡名毎に分類していきます。 というのも、収録写真一覧表には出自の史跡名しか掲載がないため、今どこにあるのかがハッキリせず…。そのため各ページの掲載写真を一旦スマホで撮影してキャプションをつけておきます。来月に現地を訪問した際に、出来る限り写真を撮って差し替えていくつもりです。 キャプションも日本語で一旦つ

          ミー・ソン【チャム彫刻/ベトナム社会科学院編】①

          チャム彫刻に魅せられて

          大学で日本とカンボジアの考古学を学びつつ、学費稼ぎでやっていた新聞奨学生の時に新聞購読の契約獲得などの営業をしたことがキッカケとなり、「Salesの面白さ」を知ってしまいました。また自分が息をするように営業してしまう「営業気質」である事にも気づいたことから、営業を天職として見定めて就職することに。 そして、途中PMやらScrum Masterなどをはさみつつも、これまで営業(Sales)の仕事に邁進し続けてきました。なので、卒業後は考古学とは縁遠くなってしまい、たまにSNS

          チャム彫刻に魅せられて