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StartupWeekend 釧路vol.3 ファシリテーターとしてのデビュー戦

あんまり偉そうなことは言えないのですが、StartupWeekendのファシリテーターとしてデビューをしました!本当にありがとうございます!
事業につながる場作りをする人になる という夢が叶う立場になれたので、せっかくなので初心を書き残しておきます。


はじめに:StartupWeekendとは

StartupWeekendは、全世界のいろんな都市で行われている、起業家育成&コミュニティの取り組みです。金曜の夜、土曜日、日曜日という2日ちょいでアイデアをカタチにするスタートアップ体験プログラムです。

私は普段高知に住んでいるのですが、初ファシリの舞台は北海道の釧路!
CLS高知・道東(コミュニティ リーダーズ サミット)という別のイベントでのご縁から、今回遠方ですが呼んでいたけることになりました。
イベントの様子は以下のレポートをご覧ください。


ファシリテーターになろうと思った背景

初めてSWに参加したのが2018年とか。初参加からファシリまで6年。

もともとは開発エンジニアとして社内でシステム開発を行っていた私でしたが、開発をしてお客さんのやりたいことを実現するだけじゃなくて、ビジネスをつくっていく「事業目線」に関心があり、当時関西にいたこともあり、StartupWeekendにたくさん参加していました。

高知に帰ってきてキャリアチェンジをし、「エンジニア」という肩書きがなくなり、じゃあ自分は何者だ?と考えた時に「好きな場所で、好きなことをして、好きな人と生きていく。そんなワクワクする大人を高知に増やす」というビジョンと、「その手段として、自分のやりたいことをカタチにしている人と出会える、自分もアクションできる場を作る」「事業につながる場作りをする(やりたいことを継続するためには、ボランティアではなく事業として儲かることが大事)」という目標を考えました。(長い 笑)

それから、プライベートでのイベントで司会をさせてもらったり、仕事でも司会をさせてもらったり、自ら司会の機会を作ったり(1年で14回くらいやった年もあった!)、経験を積んできたように思います。

そして、2023年に全国からStartup Weekendのオーガナイザーやファシリテーターの方が集まる会で、夜の懇親会の後に思い切って「私ファシリテーターになりたいんです!」と大先輩方に伝え、今に至ります。(どうしたらなれるのか当時はわからなかったのですが、やっている人に聞いたらなんとかなるだろう、という精神でした)

私はかなりビビリの性格なので、新しいことを始める時は、できるかどうかわからなくて不安になり、怖がってずっとドキドキしています。でも今回は不思議とそれがなくて、ずっとワクワクしていました。こんなの初めて。

さて、長くなりましたが本題に入ります。

初戦の前に考えていたこと & 当日どうだったか

高知から旅立つ

1、「初」感を出さない

私は自分に甘いので、「初めてだから多少の失敗はあるよな〜」とか思ってしまいがちですが、初めてだからと甘えるのはやめようと心に決めていました。

本当に大変な準備をしてきたオーガナイザーの皆さん、この場を楽しみにしてくれている参加者の皆さんなど関係者には関係のないことなので、「初です」なんて言わずにむしろベテラン感を出すようにしていました。

で、普段自ら着ることのないジャケットを買ったりして、本番に臨みました。でも意外と釧路が暑く、懇親会の時に脱いでたらいつの間にかジャケなしでスタートしてしまいました。初ファシリであることは、最後までバレてなかったです!良かった!


2、適切な声がけ(ファシリテーションの内容)

No talk, ALL ACTION界隈の方はご存知の通り、SWではいろんなことが起こります。筋書き通りにはいかないので、ある程度の用意はしておくとしても、当日みんなの様子を見てかける言葉を変えようと決めていました。

例えば、コーチングのあとはみるみる雰囲気が暗くなり、それでも笑顔を保っているチーム、気分転換に専念して謎な行動をするチーム、ファシリに相談しに来るチームなど、沼にハマったチームが続出。

抽象的なことよりも、「顧客に聞く!沼から抜け出す唯一の方法だ!連絡できる人のリストを作って!まだ20:30だから電話できる!」みたいなことを、事前に作っていたスライドを捨てて伝えていました。(怖かったと思う)

1日目、2日目、3日目と、みんなが私の言ったことに影響を受けているのがすごくわかりました。面白い、けど…

導くのか、危機感を煽るのか、見守りつつ失敗をさせるのか、ここはオーガナイザーとの握り(どんな場やコミュニティにしたいのか)や、ファシリの腕が試されるところなんでしょう。ここは経験を積んでいきたいところ。


3、誰よりも落ち着いて、堂々として、楽しむ

始まる前は、どうなるかわからないから緊張していました。それでも、誰よりも堂々として、落ち着いて、楽しそうにしていようと心に決めていました。

始まってみると、ジャケットは着忘れるわ、盛り上がりすぎてクリッカーを押す勢いが止まらずにスライドネタバレするわ、クラムチャウダー美味しすぎて時間忘れるわで、反省点がいっぱいでしたが、楽しくあっという間に終わっていました。

前に立ってるやつが、変なこと言ってるけど自信たっぷりに真剣に話しているし、なんか楽しそうだし。アイデアをカタチにする場って、自分で行動するのって、大変だけどいいよね!て思ってもらえたら嬉しいです。


さいごに

私も、みんなにこの言葉を伝えるようになりました

終わってみると、とても良い場をみんなで作れたんじゃないかなと思います。ACTIONを続ける方も、火がついた方もいると思う。今回はほぼ初参加の方々だったので、また参加したい!と思ってもらえるような場になったのかはこれからわかってくるでしょう。

自分がファシリをやるとどうなるのかわからなかったけど、やってみてこんな感じなんだ、とわかりました。これでよかったのかな?ベテランファシリさんはどんな声をかけるのかな?と不安ではあるけど、正解は誰にもわからないので、自信を持つしかないです。
(私は自分の中に自信満々の本田圭佑さんを住まわせています)

とりあえずは、迷惑かけるレベルじゃなくてよかった、というのが正直な感想です。笑

北海道グルメや文化の数々に触れられるのも魅力でした

また、北海道独特の食べ物飲み物、文化にも触れることができて、北海道レベルが上がりました。最終日に「海霧」だったので、次の日はカラッと晴れました!漁船もたくさんいてじっくり観察しました。

高知からは超遠いけど、またいきたいし、今後どう決まるかわからないけどまたファシリできたらなーと思います。今回出会った方と「またCLSでね!」という話になり、再開できそうなのも嬉しいです。

ということで、SWファシリテーターとして、これからは日本全国の、起業家育成とコミュニティ形成に寄与できるように頑張っていきまーす!
よかったら呼んでください!

私自身もパワーアップして、高知にも還元できるようになっていきます!


以上が私のStartupWeekend釧路vol.3でのファシリテーターデビュー戦の記録です。

長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう。


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