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#15 娘の学校選び


長女は東京にあるインターナショナルスクールに通う小学校3年生です。

インド人の夫が教育は英語で(インドでは当たり前)と言うのでインターを選ぶことになりました。

幼稚園

小学校からインターでは英語力が追いつかないだろうということで(家では日本語)年少さんからインターナショナル幼稚園へ行くことになりました。

幼稚園はここだ!というところが見つかりすんなり決まりました。

•送迎バスがある
•給食がある
•夕方まで預かりがある
•英語ネイティブの先生が担任
•極端に国籍に偏りがない

という感じで選び、先生方も、お友達、ママたちとの人間関係にも恵まれて、3年間親子共々楽しく過ごしました。
通わせて本当に良かったと感じています。

入園当初は全く英語がわからなかった娘も、半年ほどで慣れました。

小学校

中学校、高校ともなれば本人の意思も出てくるでしょうけど、
娘の小学校選び、本人は訳わからずという感じで、親である私は何がベストかとても迷いました。

「基本的には○○人or○○国と何らかの関係がある人のみ入学可」のような学校ではなくて、多様性のある環境を基準にまず絞り込みました。

以前、知人のお子さんが基本○○人のみ、という学校に頼み込んで入れてもらったけれど、結局皆と違うという理由でイジメにあってしまい転校した話を聞きました。
イジメはどこでもあることだけど、同じもののなかに、圧倒的少数の違うものが入った時、イジメは起こりやすくなってしまうのかなぁと思ったり。

娘は1-2歳は地元の保育園
→まだ他者との違いを認識できるレベルじゃなかった

3歳からは日本人経営のインターナショナル幼稚園で様々なバックグラウンドの子供たちと過ごす→自分がハーフとか他の人(純日本人)と違うと感じる環境ではなかった

という環境だったので、今後も自身のアイデンティティを大切にできる環境で、と思っていました。

地球人として、国籍関係なく、個々の個性を認め、関係を築いてほしいと思っているのに、子供の話を聞きながら「で、その子は何人なの?」と聞いてしまう私が1番国籍を意識させているかもしれません😅

次に、スクールバスがある。
小学校一年生から電車で通っている子もいますが、いろいろ考えるとスクールバスで送迎してもらうのが安全•安心かなと、ここもプライオリティが高かったです。

どのカリキュラムにするか、進学実績や学校設備、いろいろ考えだすと全く決まらず。

結局は、上の2つの条件(多国籍、スクールバス)、家からの距離と授業料で決めました。

ここまで通わせてきてどうだったかというと、親としては色々思うところあり。

宿題は出すのに、確認も答え合わせもしてくれなかったり、
たまに先生がチェックしてくれたかと思えば答えは間違っているし笑
選択式のテストで選択肢に正解がなかったり笑
絶対にこれを用意するように。と言う割にはその連絡が前日の夜だったり笑

親の負担がかなり重いです。

最初はいちいち苛立っていましたが(私が)、こういう環境でどう対応していくか、対応力を鍛えられているんだな、と思うことにしました。

ここ最近ある学校への転校が多いなと感じ、転校したお友達のお母さんに様子を聞いてみました。このお母さんは常々、娘の通っている学校にはプロフェッショナルな先生が少ないことが気になっていたとのこと。
お友達が転校した学校は、プロフェッショナルな先生が揃っているそうです。
プロフェッショナルとは、教員免許を持っているかどうかだけでなく、子供に対する姿勢(先生自身が大声をあげたり、感情的にならない)とのことで、今の学校は全然違う。と言っていました。

それを聞いて私も納得するところあり、
学校見学に行ってみようかなと思ったのですが、娘は学校が変わるのはイヤと。

もちろん、今の学校も悪いところばかりではなく、コロナ禍でも1日も授業を止めずオンラインクラス、ハイブリッドモードとスピード感持って対応してくれたり
いろんな才能がある子がそれぞれ輝けるように、絵、歌、チェスなどなど、さまざまなコンテストが開催されたり。

本人が毎日楽しく学校に通ってくれることが1番だなと思いなおし、転校は中学進学時かなと。
一応娘にも中学生になる時は皆いろんな学校へ行くし、自分も学校変わるかもしれないと思っていてね、と伝えておきました。

どこで学ぶかではなく、どう学ぶか
だよなと、(私自身に)言い聞かせています。

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