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今だから考えたい、『著作権』

このブログについて

このブログは、stand.fmの配信原稿を記事化したものです。音声で聞きたいなと言う方は、以下でご視聴&フォローをお願いします!

はじめに

今回は「今だから考えたい、『著作権』」というテーマです。著作権ですね。最近もクリエイターさんが亡くなるということがあって、クリエイターの権利っていうものが注目されてました。なので、ここで改めて著作権っていうものを調べてみたので、それをお伝えしようかなと思います。

最初に雑談ですが、昨日2/14はバレンタインでしたね。皆さん、チョコを贈ったり貰ったりしましたか?私は、妻が毎年ガトーショコラを作ってくれるので、それを美味しくいただきました。年明けからお菓子をたべないっていう生活を贈ってるので、久しぶりのチョコ、12月以来だと思うんですが、それ以来のチョコはやっぱり美味しいですね。

さて、ホワイトデーに何をお返しするか考えないとってところですが、余裕があればお菓子でも作ってみようかなと思ってます。ちょっと3月が忙しいので厳しければ買うかもしれませんが、何かを作ってみたいですね。

今だから考えたい、『著作権』

それでは、本題に入っていきますね。チョコが溶けるくらいのホットな話題かもしれませんが、今回は著作権について考えていこうかなと思います。この配信を聞いている人の中にもクリエイターさんはたくさんいると思います。あと、音声配信をしている人もクリエイターですよね。私も音声配信クリエイターです。

そういう物をつくる人、作品を生み出す人を守る大切な権利として著作権が在るわけですが、これが時々侵害されてしまうことで、結果として悲しいことが起きたりもするわけですよね。特定の事例について取り上げることはここではやめておくんですが、そういう事がある時に作者の権利について言われるわけで、そのときに出てくる著作権について、考えていこうかなと思います。

ちなみに、特定の話はやめておくっていったんですが、先日あった事例ですね、記憶に新しいところでは在るんですが、その出版社としてではなく、雑誌の編集部が出されたメッセージの中で「著作権」「著作財産権」「著作人格権」っていうワードがあって、このあたりも整理できればと思います。

著作権の基礎

ではでは、まずは「著作権」というものについてです。著作権というのは、作品を作った人がその作品に対して持つ権利のことを指してて、これは皆さんご存知のところかなと思います。この著作権には、作品をコピーしたり、公開したり、販売したりする権利が含まれます。例えば、皆さんがすごい素敵な小説を書いたとします。その小説は皆さんの創作物なので、他の人が勝手にコピーして売ることはできないのですよね。これが著作権によって守られている、ということです。

実際の事例としては色々在ると思うんですが、音楽業界だと、有名な楽曲が他のアーティストによって無許可で使用されることがあります。このような場合、元の楽曲の著作権者は訴訟を起こして、自分の権利を守ることができます。勝手に使ってはだめですよ、ということで、著作権ってすごく大切なものということですね。

だいたいの皆さんのイメージ通りだと思います。著作権があって、それによってクリエイターさんを守ろうってことですね。なので、私のこの音声配信も著作物になるんですが、たぶん私に権利があると思います。多分って言ってるのはひょっとするとプラットフォーム側に権利があるかもとか考えましたが、まあ一般には作った人に権利がある、ということですね。

著作人格権=作者の心を守るための権利

で、ちらっとさっき紹介した編集部のメッセージの中には著作権という言葉だけでなく、「著作人格権」っていう言葉も出てきます。ちょっとだけ複雑になりますが、著作権っていうのは「著作財産権」と「著作人格権」の2つから構成されてるんですね。で、編集部のメッセージの表現が分かりやすいんですが、「著作財産権」が利益を守る権利に対し、「著作人格権」というのは作者の心を守るための権利だって言ってます。財産権のほうが、皆さんがイメージする著作権ですよね。

で「著作人格権」は、作った人の心を守る権利だって書いてありました。作品がどのように扱われるか、ということですね。著作人格権には、作品の改変禁止や、作品に作者の名前を表示する権利などが含まれます。たとえば、皆さんが描いた絵が、皆さんの許可なく改変されたり、別の人の名前で公開されたりすることは許されていません。これを守るのが著作人格権です。

作った人の人格を守る、そんなイメージですね。

実際に、ある写真家さんが自分の写真が無断で改変されて、オリジナルの意図とは異なるコンテキストで使用された、そんな事例がありました。写真家は自分の著作人格権が侵害されたということで、裁判で争ったんですね。これは著作人格権がその作品と作者さんの関係を傷つけた、ということです。

私が昔資格試験で著作権を勉強したときには、著作人格権は作者の名誉や評価を守る、みたいなちょっとお硬い感じで勉強しましたが、「作者の心を守るんだ」と考えると、もっとすっと入ってくるかもしれません。

声を上げる勇気も必要

じゃあということで、私たちが気をつけないといけないことは何でしょうか?まあ著作権や著作人格権を尊重するっていうことが、きっと何よりも重要なんでしょうね。作品を使用する際は、あらかじめ決められている範囲で
、必ず正しい方法で使うとか、「これおかしいよね」と思ったら声を上げる勇気を持つことも必要でしょう。

そういう知識を持つことが、自分だけでなく、他のクリエイターさんをも守ることにつながるんじゃないかなと思います。

さいごに

ということで、今回は、著作権についてお伝えしました。正しく覚える必要はありますが、あるところの言葉を借りると、「著作財産権」が利益を守る権利に対し、「著作者人格権」というのは作者の心を守るための権利ということでした。

こういう権利を知って、そして尊重することで、より素敵な作品が生まれる環境を守ることができて、未来の皆さんや子どもたちに豊かな文化を育てることができるのかなと。作者さんクリエイターさんの創造性が正当に評価される、そういう世界になっていくといいですね。

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