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2巻を読むと1巻が欲しくなる。〜無料は一番目と二番目とどちらがいいか〜

「お問い合わせの方に無料で冊子をプレゼント」
というコピーをよく見かけます。

誘客導線として、
最初のアプローチの敷居を下げるため、
→プレゼントで罪悪感(もらったままでいいのかな)喚起する。
→返報性(お返ししなきゃ)を働かせて契約や購入へ。
は定番のテクニックです。

ただ少しひねると、無料は2番目のコンテンツのほうがいい時もあります。
これは「2巻を読むと1巻が読みたくなる」作戦です。
例えば、1巻にあたるものが有料小冊子だったとすると、1巻の続き、あるいは派生した内容で2巻を作成し無料で配布します。

この時「2巻」や「下巻」など、前のコンテンツがあることをニオワセルのがミソです。

2巻から読むと、1巻から続く情報の空白を認識することになります。
すると情報の穴埋めをしないと気持ち悪くなりますので1巻が欲しくなるのです。

結果、有料の1巻を購入いただける。
という導線です。

もちろん2巻はただ書くのではなく、1巻を喚起させつつ総体的には情報が把握できる書き方を意識するといいですね。
「すでに書きましたが・・・」
「1巻の○○でも触れたように・・・」
というフレーズです。

しっかりとしたコンテンツをお持ちの方でしたら、構成の組み方で大変効果的な販促手法になります。

このnoteもそうですね。
有料コンテンツへの誘導は、押し付けではなく想起させることが嫌味もなくスマートでおすすめです。

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