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オーディオ沼と海鳥への憧れ

中学生の時にアンプやスピーカーの自作をはじめ、還暦を過ぎてもスピーカー製作を続けている。「手段が目的となることを趣味と言う」とは、長岡鉄男氏の言葉である。はじめは音楽を聴きたかった、そのための装置を手にいれる手段がオーディオ装置の自作であった。いつのまにかアンプやスピーカーやケーブルやあれこれをいじることが楽しみになってしまった。何かをいじると、音が変わる(気がする)。オカルト的な発想に惑わされて散財もした。還暦を過ぎ、やっとで音楽を聴く楽しみに戻りつつある。これまでの遍歴と、沼からの這い上がり方を綴ってみる。

大学生の時の北海道旅行がきっかけでバードウォッチングを始めた。国内外でかけて、いろいろな鳥を見た。今は、ウミスズメやアホウドリなどの海鳥が気に入っている。海鳥の営巣地に行くと、数万羽の鳥に圧倒され、自然本来の姿を目にした気がする。しかし、人間によって絶滅した海鳥もいる。温暖化などによって生息環境が大きく変わり、海鳥の生息にも影響が出始めている。太古から続く海鳥の生き様を、そっと観察していきたい。

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