つんどら

50年以上オーディオ沼にはまり、日々もがいています。 また、ウミスズメやアホウドリなど…

つんどら

50年以上オーディオ沼にはまり、日々もがいています。 また、ウミスズメやアホウドリなどの海鳥を見に国内外出かけてます。

最近の記事

バッフルステップとエッジ回折の考察1

 ACCUTON製ドライバーを使用した3WAYスピーカーを製作した。バッフルステップとエッジ回折に関して、ソフトウェアによるシミュレーションと実測値による考察を行う。エッジ回折に関しては直径10cm長さ40cmの半円柱発泡スチロールを利用して対策を行なったところ、最大で1.3dBの改善があった。 バッフルステップ(Baffle step) バッフルステップとは、波長の短い高音域の音圧が主に前方だけの2π空間に放射されるのに対し、波長の長い低音域の音圧が後方も含めて4π空間に

    • ACCUTON製ドライバーを使用した3WAYスピーカーの製作

      ACCUTON製ドライバー(TW, Mid, WF)を使用した3WAYスピーカーを製作した。システムとしてはSub-WFを組み合わせた4WAYシステムである。クロスオーバーはデジタルチャンネルデバイダーを利用する。今回のスピーカーの狙いは、フルオーケストラの交響曲や協奏曲を気持ちよく再生できることである。スピーカーが完成し測定と試聴の結果、当初の目的は達成できた。 設計のポイントフルオーケストラの交響曲や協奏曲を気持ちよく再生するには、全帯域において低歪が必要であると考える

      • オーディオ沼と海鳥への憧れ

        中学生の時にアンプやスピーカーの自作をはじめ、還暦を過ぎてもスピーカー製作を続けている。「手段が目的となることを趣味と言う」とは、長岡鉄男氏の言葉である。はじめは音楽を聴きたかった、そのための装置を手にいれる手段がオーディオ装置の自作であった。いつのまにかアンプやスピーカーやケーブルやあれこれをいじることが楽しみになってしまった。何かをいじると、音が変わる(気がする)。オカルト的な発想に惑わされて散財もした。還暦を過ぎ、やっとで音楽を聴く楽しみに戻りつつある。これまでの遍歴と

      バッフルステップとエッジ回折の考察1