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僕らは何で勝負するのか。

「自分たちのサッカーをする。」

サッカー日本代表の長友選手や本田圭佑選手は言った。
「勝ちたいと思うから浮き足立つ。どんな、サッカー目指すのかを明確にして、そこを目指せばいい そうすることで自分たちのサッカーができる。」

スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、自分たちがどこで勝負、差別化するのか、その前段で、強みはどこで、何を武器に戦うのか。
そして、そのビジョンや戦略を明文化し、リーダーがメンバーに対して、メッセージとして発信し、浸透させることがとても重要だということを、彼らの言葉で再認識させられる。

サッカーでも野球でも、ラグビーでも、相撲でも、あらゆるスポーツで、プロの世界でも、学生スポーツの世界でも、よく聞くようになった。それだけ、このビジョンや強みを明確にし、戦うことの意味があるということだろう。

ビジョンにもとづき命を燃やす!

最近、プロ野球の契約更改に関するニュースで、ある球団幹部のコメントとして、「今までそういう方針(ビジョン)が球団としてなかったというのは事実なので、明文化するという作業はやりたい。」と紹介されていた。本当か?と思ってしまったが、事実だとしたら、やはりそれでは、球団として強くなれなくて仕方ないし、成長できないのではと思ってしまう。

そのある球団は一時期強かったがここしばらくは低迷してる。それでいて幹部のコメントか事実だとしたら、改めて、組織において、ビジョンが明確であることと、ビジョンに、もとづき中長期的な戦略をもってチームを強化することの大切さを痛感する。

数字達成が目標ではない。勝つことや優勝することだけが目標でもない。ミッション、ビジョンにより、スポーツやビジネスを通じてどこを目指しているのか、何のためにやっているのか。リーダーや経営者はやはりそれをしっかり語れないといけない。そして、組織に浸透させなければならない。

明確なビジョンにそって、命を燃やす。だから輝ける。だから魅力的になる。仕事でもスポーツでも文化系でも勉強でも同じなのだろう。頑張って命を燃やしたい。

人は数字でないことで動く。数字目標だけでは動かない。この事も肝に銘じたい。

改めて、ビジョンとは。

リーダーや経営者の仕事において、ビジョン、ベクトルを示すことは極めて重要。そして、そのビジョンを浸透させ、戦略、目標設定をすることで初めて組織、チームが同じ方向で努力でき、競合や周囲と勝負できるのだ。

ビジョンは、組織の求心力を高め、成長を加速させるためになくてはならないもの。

では、ビジョンを作るためどうするか。
まずは、ミッションを確認する、あるいはミッションを策定しなければならない。そして、短期/長期的な時間軸において、チームがどのような状態でありたいを議論して、まとめる。

ミッションをもとに、どういう状態を目ざすのか。どにような時間軸で取り組むのか。それらを策定し、ビジョンとしてリリースする。

ビジョンを浸透させるために

ビジョンを浸透させるためには、リーダーや経営者が発信し続けることと同時に、メンバー自身が「ビジョンについて話をすること」や、「双方向でビジョンを語り合う」ことが重要。

ビジョンを我が事として捉え、それを自ら語りだし、メンバー通しで議論する。あるいは、リーダーたちと双方向で語り合うことでらビジョンが我が事として、浸透し、一緒に目ざすべき方向として理解し合える。そうすることで、ビジョンから戦略が生まれ、戦術へと展開できる。

ぜひとも、ビジョンを策定し、語ったのちには、メンバーと語り合えるところまでもっていき、チームや組織に浸透させることとしたい。

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