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インカレの抱負 #13森田敏幹

みなさんこんにちは、教育学部2年の森田敏幹(はるき)です。今季から背番号を26から13に変えた経緯や最近の広報部での活動などここで書きたいことは山々で、今回こそは面白い前置きや読みたくなるような導入を書こうと意気込んでいましたが、よくよく考えたら自分は文章を書く能力が乏しいため大人しく本題に入ろうと思います。


いや、その前に昨年のインカレを少し思い返してみるとしましょう。昨年は1年生主体のサテライトの一員として出場し、中国大会では準優勝という結果で終わりました。全国大会ではスタンドからの観戦となりましたが、負けているトップチームの試合をただ観ることしかできない自分の無力さを感じると同時に同会場での大阪成蹊大や多摩大といった全国トップレベルを間近で見た時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。「来年こそは自分がこのピッチに立って…」と理想を描いてから早1年、その理想像を現実とするための戦いが始まろうとしていることに楽しみでしかありません。


ここまで少し長くなりましたが、今大会の目標は「チームを勝たせる」ことです。現在、とてもありがたいことに1stセットで出場させてもらったり、大事な状況でのセットプレーや負けている状況でのパワープレーで出場させてもらったりと自意識過剰かもしれませんが、昨年と比較するとこのチームでそれなりの役割を担うようになってきたのかなと感じています。しかしながらそのような現実になにも満足はしていませんし、なんなら重圧のほうが大きいです。

現在1stセットでは全員が2年生ということもあり、自分が皆を引っ張らなければならないという自覚は事実あります。しかし、自分の満足のいくプレーができないと自己嫌悪に陥りますし、自分のことで頭がいっぱいいっぱいになるのが現状です。自分の出来が全く良くなくてもセットのメンバーを引っ張り、結果で示す必要があります。チームを勝たせるためにまずは自分のセットではどのような形でもいいのでとにかく得点を取り、ピンチになれば体を投げ出してブロックして失点は0を目指します。いや、目指しますと言うより必ずそうすると約束します。

次にセットプレーやパワープレーではゴールを期待されて出場するのです。しかし、自分のゴールを期待して送り出してくれる監督のその期待に全く応えることができていないのが現状です。自分が1stセットや大事な局面で出場することはどういうことかをしっかりと理解した上で「チームを勝たせる」ためにプレーします。


と、ここまで綺麗事を並べてきましたが、やはり自分が勝ち越しゴールや逆転ゴール、試合を決定づけるゴールを決めたいのはもちろんです。それが1番チームの勝利に直結しますからね。このように思うのはきっと世の常でしょう。最も理想とする姿は自分が点を決めてチームは勝ち、且つ失点は0、そしてスコアと内容共に圧倒。こうみると自分は欲張りすぎなのかもしれません。しかしながら、最優先事項は自分の得点よりもなによりもチームの勝利です。そのため自分が勝ち越しゴールや逆転ゴールを決めたいという欲は少しだけ抑えるとしましょう。ほんの少しだけです。欲張りすぎず、チームが勝つためにプレーと行動で示します。プレー中色々考えてしまう自分にとってはこのくらいが丁度いいみたいです。


自分に与えられた役割が明確になりつつある今、1年前に描いた理想像とはいい意味で違った姿となりました。まさか自分みたいな選手が2年のインカレで「チームを勝たせる」などといった目標を立てるとは1mmも思っていませんでした。この目標を達成するためにインカレ中国大会までの残された僅かな期間で最大限いい準備をし、今回が最後の大会となる選手たちと1試合でも多く試合ができるよう全力を尽くします。そして、今年こそはあの岸和田の体育館でプレーするために闘います。

中国大会3連覇達成します。応援よろしくお願いします。

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