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やるからには #47 伊達 春人

こんにちは、はじめまして!
広島大学フットサル部2年の伊達 春人です。

ぜひ最後までお付き合い頂けたらと思います。

早速ですが、自己紹介とフットサル部に入部した経緯から始めていきたいと思います。

広島県出身。身長はちょっと低め。サッカー歴12年、フットサル歴は1年半です。

サッカーを始めたのは小学校1年生の時でした。始めた理由は覚えていないくらいなんとなくでしたが、その後の12年間をサッカーに費やすことになります。

きっかけは曖昧でも続けていくうちに段々とサッカーが好きになっていって、自分の欠かせないものの一つになりました。

ただ高校3年生の春、サッカー部を引退した時はもうこれでいいかなというやり切った感でいっぱいでした。やり切った感といっても、特別な結果を残した、何かを達成したという訳ではありません。

そもそも普通の公立高校で、大会での上位進出を目指していた訳でもないので、他校と比べて少し早めの春に引退して大学受験に切り替えました。

と、まあこんな感じで振り返ってみましたが、
正直ありきたりな、どこにでもいる、サッカー少年の話だったと思います。

しかし、大学に入学するタイミングで少しだけ風向きが変わります。

入学前に大学生活をイメージした時、どこか適当にサークルに入ったり、バイトに明け暮れる日々を送ろうとは全く思えませんでした。意外にもまだ何かをしたいというモチベーションが自分の中に残っていました。

そこで見つけたのがフットサル部のホームページです。

それは新しいことをしたい、本気で何かに取り組みたいと思っていた自分にとってかなり魅力的に映りました。

「フットサル部は広島大学の中で日本一に最も近い部活です。一緒に日本一を目指しませんか?」

新入生用の説明ページの最後にはこう書かれていました。

全国なんてこれまでの人生で意識したこともありませんでした。平凡な選手だった自分にとってそれは限りなく遠い場所にあるものでした。

ただ、大学の4年間で必死になって努力したらもしかすると辿り着けるかもしれない。そう思ってフットサルをやってみようと決めました。

入学式後の説明会に参加し、そのまま4月中に入部をしました。

フットサルを0からスタートしましたが、先輩方が基本から教えてくださったことと、幸いながら小さめの体で培われた技術で、フットサルになんとか馴染むことができました。

しかし、大学の部活では絶対に必要な主体性、自主性が自分にとって大きな壁となりました。

顧問の先生がいてやるべきことを丁寧に提示してくれる中学や高校の部活とは違って、大学ではメンバー1人1人が練習の意味を考え、自身のレベルアップに必要なものを掴みます。

この考えることが自分には足りていませんでした。大学に入ってこれまでの自分が何も考えず、とりあえず練習をこなしていたこと、なんとなくで日々を過ごしていたことに気がつきました。

そしてもう1つ、周りに自分の考えを発信すること。とても重要なことですが、性格的に何かを伝えることが苦手な自分にとってこの部分での貢献は全くと言ってもいいほどできませんでした。

そもそも何も考えていないし、たまに何か思いついたとしても周りに伝えようとしない。弱い自分と向き合おうとせず、本当に逃げてばかりだったと思います。

と、あたかも過去の話のように書きましたがこの2つは今の自分にとっても大きな課題です。

入部から1年半が経って先輩が引退し、後輩が入ってきて改めてこんな影響力のない自分を情けなく思います。

しかし、下を向いていても仕方ありません。7月にインカレ中国予選で敗退したことでフットサル部は新チームになりました。

自分自身、その予選では何もできずに終わってしまい、悔しさでいっぱいでしたが、すぐに切り替え、来年に向けて準備をする必要があります。

入部する時はもしかしたらと思っていた全国も、今では達成すべき目標になりました。

これまでお世話になった先輩方、いつも迷惑をかけている同級、後輩、そして何も成し遂げてこなかった自分のためにも来年は必ず全国の舞台に立ちたいと思います。

「せっかく大学生にもなって部活に入ってるんだから全力でやろうよ」

これまで何人もの先輩が口にしてきた言葉です。本当にその通りだなと思います。

4年という時間を捧げて部活動をしているので、できることは全てやり遂げなくては意味がありません。

もう1年半もの時間が経ってしまいましたが、やるからには、自分自身の成長のために全力で引退まで頑張ります!

長く拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
来週は#11 人見 夏輝がお届けします。

ぜひ来週もよろしくお願いします!

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