マガジンのカバー画像

備忘録

7
運営しているクリエイター

記事一覧

大変だったんだぞ自慢

わたしがあの店の奴隷になったのは去年の8月頭から4月頭までの8ヶ月間

8月から1月頭まで続いた134連勤。平均しても週90時間労働

10月くらいからは学校のある水木以外は朝から深夜まで

学校のある水木も、お昼休憩は納品を手伝いに店に行って、学校が終わり次第すぐに店に行く生活

プライベートなんてない

寝る、働く、学校行く、以外なにもしてない

仕込みがやばい時は学校があっても朝7時くらいか

もっとみる

私は他人です

オーナーが人より物が覚えられなかったり、人の気持ちを考えたりすることが苦手だとか、仕事の効率が悪い、話が長い、などなど、とにかく一般的な成人と比べると少し物事を進める上で大変なところがあるのは、ずっと前からわかっていた。

それでもお店のオーナーだから、やることはやってもらわないと困るので私はいつもオーナーのケツを叩いて動く様に言っていた。

一緒に働いている時は、目の前で辛そうだったりする時はで

もっとみる

なめんな

ある時、お店のインスタを整理しているときにあるアカウントを見てしまった

そこで知った、最近のオーナーの私生活。

私がきつい、大変、と思いながらもなんとか回していた時期、オーナーは家族とお出かけをたくさんしていた。

その頃わたしには「体調が悪く動けない」とずっと言ってた。

私はオーナーの体調が元からあまり良くないのは知っていたので文句を言いながらも多少の配慮はしていた。

その中で、これ。

もっとみる

洗脳

この辺りからお店のメイン商品への取り組み方が変わったことや、レジの仕組みを変えること、今まで持ち帰り容器で対応していたのを陶器皿に変更したこと、など、一気に色々変わった。

さらにはメイン商品のキャンペーンも行い、お店はてんやわんやだった。

人が足りずに忙しすぎるのに、オーナーは相変わらず来ない。連絡も取りづらい。ストレスしかたまらなかった。

急に「あー辞めたいなー」と思った。

久々に見たオ

もっとみる

2回目

私が辞めると告げてから、それを他のスタッフに告げるためにお店へ行ったオーナー。

他のスタッフにそのことを言った時の彼らの雰囲気を見て、辞めさせてはいけない。と悟ったらしい。

今のこの店には私が必要であると。

さっきは上から目線で申し訳なかった。今までも本当にすみません。と。

オーナーが一従業員に必死に謝っていた。

それでも、私も辛かったから、辞めたい。その一心だった。でも今まで微々たる額

もっとみる

1回目

12月からオーナーが本格的にお店に来なくなった。

クリスマスホリデー期間も業者は休むが、うちの店は閉めないので大量に発注する必要があった。

ひどいところは2週間配送がない。

お店は狭い。でも買わなきゃいけない。

どのくらい買えばいいかも予想が付かなかった

でもオーナーは全然相談に乗ってくれやしなかった。自分一人で考えるしかない。

ただひたすら文句を言った。買っても入れる場所がない!店の

もっとみる

事実

私は10ヶ月働いたお店を辞めた。

メルボルンのロックダウンの狭間で始まったお店

苦難ばかり

最初は普通のスタッフの1人。

ロックダウン中でも働く場所があって嬉しかった。

私は、自分のお給料を少しでも増やすため、お店のためになればと思い、販売促進のアイディアを出したり、代理店時代の経験からWeb広告やSNSのお手伝いをしはじめた。

そんな8月の終わり、前の店長が急に辞めた。

オーナーが

もっとみる