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「鮨料理一高」 故郷・宮崎を離れ、シンガポールを経て福岡へ開業。


今回のお店は福岡の中心部から少し距離を置き、地下鉄「大濠公園」駅から近く。

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大将の木宮一洋(きみや かずひろ)氏は
宮崎県を代表する鮨の名店『一心鮨 光洋』のご出身。
人気鮨店の創業者である父、木宮一高氏の元で20年修業した後、シンガポールでの海外体験を経て独立し2019年8月5日にオープンしました。

店内はイチョウの白木一枚板のカウンター席8席と奥に個室カウンター席があり。

【おまかせコース18,000円(税別)】
▶︎餅銀杏
火を入れた銀杏と餅米をペースト状にして
また綺麗に成型して軽く揚げたもので舌触りも滑らかでカラスミの塩味も良い。

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▶︎酔っ払い伊勢海老
日本酒につけて寝かせてます。
キャビアの塩味が良い仕事をして
伊勢海老の甘味を際立て
心地よい食感と独特の香りがクセになります。

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▶︎カラスミ西京漬け
しっとり優しく香りも芳しくなってて旨い。

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▶︎お椀
炭火で火入れした
ブランド豚「サドルバック」に
牡蠣のスリ流しと生雲丹を乗せて。
人肌でも溶けるような脂身の柔らかさに
力強い甘い旨みで絶品です。

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▶︎梅肉大根
梅肉と大根でさっぱりと口の中をリセットします。

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▶︎うなぎ巻き
お弁当で鰻が飛ぶように売れるそうで
今度鰻専門店を出すぐらい
鰻には自信を持ってます。

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目の前で炭火で焼かれた分厚い鰻は
香ばしく火入れされ、食感も共に絶品です。

▶︎赤身漬け
米は佐賀県の無農薬、化学肥料無使用の「夢しずく」というブランド米の2年寝かした古古米に富士酢3種類をブレンド。シャリはやや硬めで酸味がすっきりしてます。

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▶︎中トロ
ふんわりと溶けていくまろやかな脂が旨い。

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▶︎しめ鯖
程よい酸味に引き出された旨味がシャリに馴染んでスッと消えていきます。

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▶︎鮑蒸し寿司
柔らかく旨味のある鮑と
濃厚なスッポンの出汁でシャリが進みます。

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▶︎ヤリイカ
塩で〆て3日以上寝かせているヤリイカは
シャリと一緒に口で解け甘味たっぷり。

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▶︎真鯛
ねっとりとしながら
シャリが口の中でホロっと解け
皮目が味わいに深みがあります。

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▶︎鰆
塩を当て3日以上寝かせた鰆
締めた脂の旨味が溶け、良い感じにシャリと合わさります。

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▶︎ヤイトガツオ
藁タタキ。舌上で身がトロけ力強い甘味は最高に旨いです。

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▶︎カラスミのぬか漬け
口当たりが滑らかでチビチビ食べながら
お酒がすすむ一品です。

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▶︎春巻き(松茸、スッポン、フカヒレ)
一口放り込むとぶわっと香りが口に広がり
すべての旨味が凝縮された贅沢な春巻き。

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▶︎車海老
プリプリの食感に
鰹だしベースのつけダレにつけた車海老は
味の余韻が絶妙です。

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▶︎カマス
しっかり焼き目をつけたカマスは
シャリの酸味が更にネタの旨味を引き立てるような一貫。

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▶︎味噌汁
鮎出汁の味噌汁

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▶︎穴子
ネタの旨味とツメの濃厚な味わいが好みでトロふわの穴子です。

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▶︎デザート


【感想】
ごちそうさまでした。

お鮨と日本料理がバランス良く融合し
美味しく頂くことが出来ました。

大将はユーモラスで
店内も柔らかい雰囲気に包まれ
魚は九州北部エリア産のものをメインに揃え、調味料、米、野菜は無農薬や有機に由来したものを使用。
旬食材を地産地消スタイルでこだわり
変化をつけながらつまみと握りを交互に繰り出し
前半の料理は割烹や料亭修行された
料理人が腕を振るい
後半の鮨を大将が握る。

オリジナリティある
日本料理と江戸前鮨が一つの形となった
「鮨料理一高」の今後の進化を楽しみにしております。

ありがとうございました。

ウニ王子チャンネル




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