石田裕子(いしだひろこ)

2022.3月、18歳の息子を急性出血性白質脳炎で亡くした母親。 高校卒業を控えたある…

石田裕子(いしだひろこ)

2022.3月、18歳の息子を急性出血性白質脳炎で亡くした母親。 高校卒業を控えたある日、突然意思疎通できなくなった息子からメッセージを受け取った。そして、息子が亡くなった今でも『遺』思疎通はできるのです。 母と子のレーゾンデートルー存在理由ーを探し求めて・・・

最近の記事

『死後の異世界』で生きる

子どもを亡くして、私も死んだ #その一歩踏みだした先に見えたもの 私は半年前、18歳の長男を亡くした。 私の家族は、4人家族。 18歳と15歳になる息子ふたりと、夫と、私。 4月から長男は大学へ、次男は高校へ進学し、夫は人生最後の転職をするはずだった。 4人家族のうち、3人の人生が、同時に大きく変わる瞬間が来るなんてそう滅多にない。 私は、そんな家族のなか、ちょっと誇らしく、ひとり応援者でいるはずだった。 皆が新しい「一歩踏みだした先」に、何を見つけるか。 それぞれの人

    • 【プロフィール】初めて投稿します

      母と子のレーゾンデートル ー存在理由ー を探し求めて はじめまして。自己紹介をします。 男子二人の子がいる母、リュウままです。 noteの投稿は初めてです。 いえ、初めてではありません。 私の記事を投稿するのは初めてです。 『りゅう2』のアカウントで短編小説を投稿しています。 もっと言うと、息子に代って小説を投稿しています。 私の息子は、2022年3月 急性出血性白質脳炎という原因不明の病気で亡くなりました。 高校卒業を控えた2月。その日は突然やってきて、あっという間

    『死後の異世界』で生きる