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2021年に読まれなかった記事

年末などに「今年読まれた記事」という特集を組む人がいる。
目的は何だろう? その年を振り返るということだろか? あるいはまだ読んでいない人に向けての改めてのPRだろうか?
しかし”よく読まれる記事”は、多少放っておいても読んでくれる。なので、もし目的が少しでも多くの人に読んでほしいということであれば、読まれなかった記事こそ紹介すべきではないか?(とはいえnoteやSNSでは、過去の記事ほど読まれにくい傾向があることは確かである)

ということで私は「あまり読まれていないけど、でも読んでほしいなあ」という記事をピックアップしてみた。


フロリダ・サザン・カレッジ(フランク・ロイド・ライト)

フランク・ロイド・ライトの中でも決して有名とはいえない建築だが、ライトの設計による校舎などが12棟もある。タイトル通り、フロリダの青空と緑の芝生と白い建物が最高に調和していた。


良いスタジアムの条件とは?

テーマは建築ではないが、実は自分自身最もお気に入りの記事である。ビッグゲームを観戦する時の”ワクワク感”について書いた。でも最近はスタジアム観戦していない。とりあえずグランパスの試合くらい観に行くとするか…


ベス・ショロム・シナゴーグ(フランク・ロイド・ライト)

またフランク・ロイド・ライトである。他の記事で落水荘についても書いているが、私がライト建築を好きだということの証かもしれない。この建築、外観はイマイチだが、内部空間には圧倒される!


グレイス・ファームズ(SANAA)

これまた私のお気に入りの建築家SANAA。どんな経緯か分からないが、アメリカの地方の教会が、有名とはいえ、よく日本の建築家に依頼したと思う。その期待に応えて、実際にできた建築も素晴らしい!


ドラオア(Dragør)

コペンハーゲン滞在中にヒマになり、近場の観光地をネットで調べ、全然期待せずに訪れたら、これがまた素晴らしかった。古い伝統的な街並みが、ほぼそのまま保存されている。あまり観光地化されていないことも良い。


パリッシュ美術館(ヘルツォーク&ド・ムーロン)

建築好きな人がニューヨークを訪れても、わざわざココまで来る人は少ないだろうなあ。しかも避暑地のロングアイランドにある。なので本来であれば1泊して、海辺でノンビリしたかった。(例によってスケジュール詰め込み過ぎた)


エストニア国立博物館(ドレル・ゴットメ・田根剛)

2036年完成予定の新しい帝国ホテルのデザイン・アーキテクトに決まった田根剛が注目されるキッカケになった建築である。しかもほぼデビュー作というのだから驚き。夜間ライトアップされた建物も美しい。


以上、もしお読み頂ければ、大変嬉しいです。

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