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今できること

先日、現場の帰りに車の中でスタッフと駒沢公園の話になりました。

自分の師匠、芦原義信先生の名作ですが、二人は訪れたことがないという。そこで、そのまま足を伸ばして駒沢公園に寄りました。

自分にとって忘れがたい接点は、大学2年生の時に図書館で借りた「外部空間の設計」。例えば、この駒沢に建っている塔が、階段を進むことによってその見え方を変化させていく。この本にはシーケンシャルな動きによって変化していくことを設計する、という事についての項目が多く、音楽と建築をシーケンシャルに繋げたいと思った自分に響いたのを思い出します。

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久しぶりにスタッフとここを歩きながら、自分が影響された場所を事務所で共有していくことも大切だな、と感じる。

新型ウイルスへの自主対策として、先週末からテレワーク体制を主軸としているけれど、体験として共有することの意味をあらためて考えてみたくなります。

顔を見ながら設計検討をする。 その場でスケッチを描きながら考える。

リアルな共有でしか生み出せないこともあるから、少しでも早く日常に戻って欲しいけれど、今はできる範囲のことをやっていくしかないですね…

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