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SASAnote vol.42 練習場だから感じる事、わかる事、そして、わかった事

ザスパクサツ群馬が7か月ぶりに練習を公開した。新型コロナウイルスの影響から4月以降、練習は非公開となっていたが、今回は、1日限り、報道陣限定で公開された。

報道陣は、基本的な感染防止対策をした上で、限られたエリアのみでの見学。練習後の選手取材も、まだ許可されなかった。それでも、練習場だからこそ得られる選手、チームの様子は、当たり前だが、これまでのオンライン取材とは遥かに違うものだった。また、以前の様な練習場の時間が戻ってきて欲しい。強くそう思った。

練習公開日は、試合翌日と言う事もあり、およそ、出場メンバーとそれ以外のメンバーに分かれスタート。

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出場メンバーはコンディション回復中心で、和やかな雰囲気。

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一方、出場の無かったメンバーは、次節以降の出場に向けたコンディション作り、個々の課題に向き合いながら精力的なトレーニング。

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試合に出場したメンバーは、早めに上がるかと思いきや、中2日で次の試合が来るためか、徐々に強度を上げ、練習を続行。

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シュート練習では、大前元紀選手が若手に積極的に声掛けをしていたのが印象的。同じポジションの進昂平選手に声掛けするのはもちろん、GKの蔦颯選手にも「今のは止めなきゃ!」など注文する場面も。経験値のある選手が若手にアドバイスを送るというのは、これまでのオンライン取材でも聞き及んでいたが、そんなシーンを目の当たりにすることができた。

練習中、「おっ!」と思ったのが奥野僚右監督の動き。

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自ら選手たちに歩み寄り声を掛けるシーンがそこかしこに。

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岡村大八選手とも。

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そして、岩上祐三選手とも。

今季は、過密日程なので、選手との対話をいつも以上に大切にしていると話していた奥野監督。その言葉通り、選手たちが何を感じ、どう思ってプレーしているのか、監督や外からどう見えているのか、考えているのか、次の試合までの限られた時間の中で、素早くイメージの共有を図るべく、積極的に選手とコミュニケーションを図っていた。

選手、監督の話を通じて様子や考えを知る事はもちろん大事だが、それが、練習で、どの様に課題と向き合い、取り組み、試合で、どこまで表現、実戦できるのか。その一連の流れを見るのが、とても大事で、練習場で見学、取材ができないのは、伝える側にも、どこか引っかかるものが残ってしまう。

ゆえに、限られた時間ではあったが、今回の練習公開は、これまでのオンライン取材と試合を通じて感じていた、チームの雰囲気の良さや、経験ある選手と若手の一体感、皆で模索しながら着実に成長、結果に繋げる姿とが、しっかりと確認できた貴重な時間になった。

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残念ながら次回以降の練習公開はまだ未定で、県民、ファン、サポーターに向けた一般公開も目途はたっていない。他方、チームも、リーグの指針に則りながら、慎重に感染症対策に取り組み、一日も早く、以前のような時間を取り戻そうとしている。

Jリーグも再開し、スタジアムに観客が入り、太鼓も鳴り響くまで戻ってきた。だが、全てが戻ってきたわけではない。まだまだ、もどかしさはあるが、試合結果同様、我々が望む日常を、ザスパとともに力をあわせて掴み取るのみだ。

<おまけ>

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「ノブさん」こと、小島伸幸GKコーチにも、久々にお会いできました。この後、ネット越しに、挨拶代わりの弾丸ショットが、、、汗 ソーシャルディスタンスを保ちつつも(!?)、これまでと変わらずにいぢっていただけ、笹川は幸せです!笑

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今や、強化部の人となった、「GO!GO!マッスル!正美!」こと、佐藤正美さん。ちょっぴりコワモテ(?)な印象ですが、選手たちを気にかけて、声を掛け、話し込む姿が印象的。この日も、良きお兄ちゃん的存在でした。

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新型コロナウイルスの感染防止対策により、ピッチレポートの再開見込みが立たず、もどかしい思いをしているFM GUNMAの揚妻由璃子アナウンサー。寒い中でしたが、熱心に練習見学、取材をしていましたよ。次回のザスパ中継でもスタジオからの様ですが、皆さんと一緒に勝利を掴みにいきます。期待しましょう!

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