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泣いている子供(4才)は話を聞いていないわけではなかった。納得できてないだけだった。

昨日は夕方こんなことがあった。

娘が全然泣き止まない。

なぜかと言うと夕食後に見ようと言っていたプリキュアが見れなくなったからだ。

本当は見ることができたんだけど、夕食を食べずにずっと遊んでしまったため、気がつけばテレビを見る時間が無くなってしまったのだ。


「今日は見れないけど明日見ようね」と言ったのだけど、どうしても今見たくて仕方がないらしい。

見せてあげたいのは山々なんだけど、夜テレビを見せると興奮してなかなか寝ないため親としてはその判断はできない。


僕の足元でずっと足をバタつかせて泣き続ける娘に結局こんな話をすることになった。

それが今日のテーマである。


✔︎ 「泣き続けても何も解決しない」

これを僕は娘に伝えたかった。

それで以下のような話をした。

娘の名前は彩(さい)と言う。

「もしも猫を触りたいと思った時どうする?
猫を触りたいよって泣いてもしょうがないよね。
猫を触りたいんだったら泣くのをやめて、猫のいるところに行かないといけないよね。
猫がどこにいるのか考えて、猫のいる場所に行く。
これがやるべきことだよね?
やるべきことは泣くことじゃないよね?」


通常だと泣いている娘はどんなに説得してもただ泣くだけで全然話を聞かない。

でもどういうわけかこの時はずっとコクコク頷きながら聞いていた。

「泣いても仕方がない」ということが、猫のたとえ話を使っただけで伝わったのだ。


このことは「泣いている娘には何を言っても伝わらない聞いてもらえない」と思っていた僕にとって希望となった。

泣いている娘は実は話を聞いていないわけではなかった。

話の内容に納得できていないだけだったのだ。


「泣く子はどんなに説得しても話を聞いてくれないもの」

そう思って説得を諦めているパパやママに少しでもこの話が希望となればいいと思う。

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