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鞍馬寺、瓢亭へ。日本の伝統医学を伝える第一人者スティーブン・ブラウン先生をおもてなし

日本の伝統医学を世界に伝える通訳者、翻訳者の第一人者として知られているシアトル在住のスティーブン・ブラウン先生。

ブラウン先生は私がアメリカでセミナーをする時の通訳や、私の出版物の英訳を担当してくださっています。

彼は日曜日に京都に来て、私の家に一泊していきました。

Day1 樹皮を求めて鞍馬へ

1日目。私たちは鞍馬寺にある由岐神社に行きました。この神社には樹齢800年で高さ53メートルの杉の御神木があります。

この神社では御神木の樹皮がお守りとして売っています。

ブラウン先生はアメリカに住む仲間にそれを買ってきてほしいとお願いをされていたので、私たちは鞍馬寺に行くことになりました。

鞍馬寺は1200年以上の歴史があり、自然のエネルギーに満ちている場所なので、とてもオススメ

私はブラウン先生と実際に会うのは3年以上ぶりでしたので、とても嬉しかったです。

Day2 日本を代表する老舗料亭 瓢亭の朝粥

京都にある瓢亭は、400年以上の歴史を持つ日本を代表する老舗料亭です。

5/22の朝は「朝粥」という瓢亭の朝食を食べに行きました。ここの料理は美味しいだけでなく芸術的です。

ブラウン先生は、私がアメリカでお世話になっているボブ先生の新著をアメリカから持ってきてくれました。その本も素晴らしかったです。

私たちは朝食前に日本最古の演武場として知られている武徳殿にも行きました。

ブラウン先生とは、治療のことだけではなく、歴史や文化、政治、社会情勢のことなど、多種多様な話をしました。

ブラウン先生は私の自宅に泊まり、私の家族とも一緒に時間を過ごしたので、私の息子にとってはとても新鮮な経験だったと思います。

ブラウン先生曰く、「残りの人生で来日するのは多くてあと2回になるだろう」とのこと。

だから、今回の時間はとてもかけがえのない時間でした。

かけがえのない日本の魅力

ブラウン先生が話していたことで、私が日本人に伝えたいことは、世界から見た日本の魅力です。

日本は世界最古の歴史を持ち、各時代の歴史文化が残っています。京都は目に見える形で町の至る所にそれらがありますよね。

そのかけがえのない文化資産を日本人はあたり前だと思っているけど、それは当たり前ではなく価値があるものです。

だから日本人はその歴史や文化のことをもっと理解をして、自信を持った方がいいということでした。

私もその通りだと思います。

かけがえのないブラウン先生との時間と日本の歴史文化を堪能した2日間でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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