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今季Jクラブの陣容まとめ(FC東京〜浦和編)

こんにちは。今回はFC東京〜浦和までの各クラブ陣容紹介をしていこうと思います。感想、注目選手、不安要素についても触れているので、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。完全自分調べなので、間違っているところがありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです。

6,FC東京

<移籍動向>
(新加入)
 蓮川壮大(明治大)、大森理生(FC東京U18)、青木拓矢(浦和)
 渡邊凌磨(山形)、阿部伸行(長野)、ブルーノ・ヴヴィニ(アル・イテハド)
(退団)※はレンタル移籍
 矢島輝一(大宮)、※平川怜(松本)、※宮崎幾笑(岡山)
 ※木村誠二(京都)、ナ・サンホ(FCソウル)、廣末陸(青森)
 原大智(NK Istra 1961)
 柳貴博(仙台へのレンタル終了後札幌へ完全移籍)
 志村滉(磐田からのレンタル終了後北九州へ完全移籍)

今季のポイント
主力はほとんど残留。その上に、青木、渡邊、ブルーノ・ヴヴィニの獲得で層の薄かった所を的確補強。戦力アップに成功した。また昨シーズンは、若手を積極起用したため、凄まじい成長を遂げた。特に、波多野、中村拓、中村帆、安部、紺野らは特に成長が凄まじかったように感じる。波多野に関しては、正GKとして遜色ないセービングを見せている。今季はこの若手の爆発次第では、優勝も目指せると考える。長谷川監督の手腕に全てがかかっている。
1番の注目選手は、小川諒也である。昨シーズンは運動量を生かした激しい上下運動で、東京の攻守に大きく貢献した。正確な左足も持っており、プレースキックもできる。次世代の長友になるポテンシャルがあると感じている。クラブで結果を出し、日本代表まで上り詰めて欲しい。
正直、FC東京に関しては不安要素があまりないが、強いて挙げるならリーグ戦における勝負強さである。毎年いい所まで行って優勝を逃すなど惜しい所までは行くのだが、優勝という最終的な結果を出せずにいる。これに関しては一つ一つの試合での勝負強さは鍵になると思う。チャンスを決め切る力を持つことができれば、優勝も夢ではないと考える。また前線の層が少し薄いのも気にはなる。ウィングに関しては問題はないが、ワントップタイプの選手があまりいないのが不安である。

7,柏レイソル

<移籍動向>
(新加入)※はレンタル復帰
 大嶽拓馬(柏U18)、佐々木雅士(柏U18)、イッペイ・シノヅカ(大宮)
 椎橋慧也(仙台)、※上島拓巳(福岡)、※松本健太(大宮)
 アンジェロッティ(レッドブル・ブランガチーノ)、ドッジ(フルミネンセ)
(退団)※はレンタル移籍
 小林祐介(千葉)、※鎌田次郎(相模原)、オルンガ(アル・ドゥハイル)
 中村航輔(ポルティモネンセ)、村田和哉(満了)、山崎亮平(長崎)
 ※桐畑和繁(岐阜)、手塚康平(横浜Cへのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 田中陸(山口へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 杉井颯(金沢へのレンタル終了後鳥取へレンタル移籍)
 猿田遥己(G大阪へのレンタル終了後横浜Cへレンタル移籍)
 宮本駿晃(山形へのレンタル終了後契約満了)
 パク・ジョンス(鳥栖へのレンタル終了後城南FCへ完全移籍)
 菊池大介(福岡へのレンタル終了後栃木へのレンタル移籍)
 ユン・ソギョン(釜山へのレンタル終了後江原FCへ完全移籍)

今季のポイント
なんといっても、オルンガ・中村の移籍が大きい。この埋められるのかがまずは注目である。補強に関しては目立った補強ではないものの、椎橋の獲得と上島の復帰は大きいように感じる。椎橋に関しては、ベテランの大谷の後継と怪我の戸嶋の穴埋めに期待している。上島に関しては、昨年怪我人続出だったCBの層を厚くできたのは大きい。また、ペドロ・ラウルの獲得の噂が立ってるが、この選手がオルンガの穴を埋められるか注目である。
1番の注目の選手は、クリスティアーノである。昨シーズンは怪我で長期離脱。フルでの活躍ができなかった。今シーズンはフルでの活躍が期待できる。また今季はオルンガがいないので、得点の鍵をさらに大きく握ると思われる。パワフルなシュートと強引な突破を今季も見せてほしい。そして柏の攻撃陣を引っ張っていく存在になってほしい。
不安点は二つ。一つ目は得点力である。チーム総得点60点のうち、アシストも含め半分の30点以上に関わったオルンガの移籍。これがとにかく痛い。移籍が噂されている、ペドロ・ラウルやアンジェロッティはコロナの関係でまだとうぶん試合に絡むことはないと思う。そうなると、呉屋にかけるしかない。オルンガほどの活躍は無理にしても、呉屋が頑張れば柏もなんとかなると思う。つまり呉屋に柏の浮き沈みがかかっているといっても過言ではない。
二つ目は、キム・スンギュの安定性の波である。キム・スンギュ自体とても素晴らしい選手であるが、失点に直接つながるミスが多いのも事実である。昨年の川崎戦のミスはかなり痛かった。ハイプレスにさらされると少し弱いイメージがあるので、高い位置で奪われ失点につながることが多い。ここの改善なくして、上位には上がれないと考える。(ここで滝本がスタメンを奪ったら超胸熱であり、個人的に奪って欲しい!)

8,サンフレッチェ広島

<移籍動向>
(新加入)※はレンタル復帰
 藤井智也(立命館大)、今津佑太(甲府)、※長沼洋一(愛媛)
 川浪吾郎(仙台)
 ジュニオール・サントス(横浜Mへのレンタル終了後柏から完全移籍で加入)
(退団)※はレンタル移籍
 ※野津田岳人(甲府)、※松本大弥(大宮)、櫛引一紀(大宮)
 廣永遼太郎(神戸)、レアンドロ・ペレイラ(G大阪)
 松本泰志(福岡へのレンタル終了後C大阪へレンタル移籍)
 イヨハ理ヘンリー(岐阜へのレンタル終了後鹿児島へレンタル移籍)
 エミル・ソロモンソン(福岡へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 川井歩(山口へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 水本裕貴(町田へのレンタル終了後完全移籍へ移行)

今季のポイント
主力の流出は、レアンドロ・ペレイラのみで済んだ。さらにその穴を埋めるべくジュニオール・サントスを獲得し、大きな戦力アップになった。フィットすれば横浜Mで見せたような、とんでもない攻撃を見せることは間違いない。また長沼の復帰、今津の加入も、戦力を整えるための大きな補強になった感じる。(山梨県出身の甲府サポの私からすると嬉しい限りである。元甲府の佐々木・柏・城福とともに上位進出を狙ってほしい。)今シーズンは4バックに試みるという話も出ていて、ハマれば面白いサッカーができるのではないかと感じる。
1番の注目選手は荒木隼人である。昨シーズン広島の最終ラインの支えた若武者。1対1の守備やパスの組み立ては、見ていて安心感があった。昨年リーグ失点数が4番目に少なかったのは、彼の活躍があったからであろう。今シーズンも継続して活躍し続ければ、日本代表を目指すチャンスがあると思う。
不安点としては、今季は4クラブ降格の中フォーメーション変更を行うことである。昨年3バックで8位とある程度の成績を残した中で、あえて4バックに挑戦。ハマらなかった時がとても怖い。このシーズンにやらなくてもいいのではないかとも感じている。城福監督の4バックはあまりいい印象がない。甲府時代では4バックでJ1で8連敗。東京の時も4バックで途中解任。広島では2018年シーズンを2位で終えたものの、優勝争いをしている終盤6連敗。この時も4バックであった。またハマらなかった時に、3バックへ変更した場合、CBの駒不足もある。誰か怪我した時や出場停止した時が怖いと感じる。

9,横浜・F・マリノス

<移籍動向>
(新加入)
 ンダウ・ターラ(新潟医療福祉大)、植田啓太(横浜Mユース)
 樺山諒乃介(興國高)、南拓都(興國高)、平井駿助(興國高)
 田川知樹(興國高)、寺門陸(横浜Mユース)、エウベル(ECバイーア)
 岩田智輝(大分)、白坂楓馬(Honda FC)、レオ・セアラ(ECヴィトーリア)
(退団)※はレンタル移籍
 ※松田詠太郎(大宮)、※白坂楓馬(鹿児島)、※津久井匠海(青森)
 大津祐樹(磐田)、朴一圭(鳥栖へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 エジカル・ジュニオ(長崎へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 ジュニオール・サントス(柏からのレンタル終了後広島へ完全移籍)
 ブラウンノア賢信(讃岐へのレンタル終了後水戸へ完全移籍)
 泉澤仁(甲府へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 杉本竜士(横浜Cへのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 仙頭啓矢(京都へのレンタル終了後鳥栖へ完全移籍)
 山田康太(水戸へのレンタル終了後山形へレンタル移籍)
 前貴之(松本へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 山本義道(磐田へのレンタル終了後完全移籍へ移行)
 原田岳(相模原へのレンタル終了後長崎へレンタル移籍)
 山谷侑士(水戸へのレンタル終了後鹿児島へレンタル移籍)
 エリキ(パルメイラスからのレンタル終了後長春亜泰へ移籍)

今シーズンのポイント
移籍に関しては、あまり積極的に動かなかった印象がある。ただU23日本代表経験のある岩田の獲得はとても大きい。CBの先発争いを激化させる要因になるであろう。ジュニオール・サントス、エリキの移籍は大きいが、新外国人のエウベルやレオ・セアラの活躍次第では穴を埋めるどころか更なる攻撃の強化につながるのではないかと感じる。また興國高から異例の4選手の入団であるが、特に樺山には大きな期待をしたい。自分でボールを持ち運ぶ力はJ1でも通用するのではないかと感じている。
1番の注目選手は、オナイウ阿道である。昨年のACLでは6試合5得点と爆発的な活躍を見せた。ただリーグ戦では出場機会も限られ、得点も4ゴールに終わり不本意であったに違いない。ただ、今季の序盤戦に関しては、エウベルが怪我、レオ・セアラに関してはコロナの影響で試合に出られないので、必然的にオナイウの活躍が必要である。次世代の日本代表のエースになる素質はあると思うので、今季活躍を見せて、日本代表にアピールできるような活躍を見せてほしい。
不安点は二つ。一つ目は得点力を維持できるかという点である。移籍してしまったエリキとジュニオール・サントスの2人で26ゴール奪っており、ちょうどチームの総得点の3分の1を奪っていた。この大きな穴をエウベル、レオ・セアラ、オナイウ、前田で埋めることができるのか。レオ・セアラに関してはまだ入国もできていないので、序盤戦は苦しい戦いになるのではないかと感じる。
二つ目は守備面の改善である。昨年の失点数はリーグワースト4位の59失点であった。補強という面では岩田のみため、あとはポステコグルー監督の腕次第である。総得点も減って、失点数もそのままであると、J2降格争いという最悪な状況になってもおかしくはない。この2点の改善なくして上位進出は狙うことはできないと考える。

10,浦和レッズ

<移籍動向>
(新加入)
 大久保智明(中央大)、伊藤敦樹(流通経済大)、藤原優大(青森山田高)
 福島竜弥(浦和ユース)、田中達也(大分)、金子大毅(湘南)
 小泉佳穂(琉球)、明本考浩(栃木)、西大伍(神戸)、塩田仁史(栃木)
(退団)※はレンタル移籍
 エヴェルトン(ポルティモネンセ)、マルティノス(仙台)
 青木拓也(FC東京)、長澤和輝(名古屋)、武富孝介(京都)
 鈴木大輔(千葉)、岩武克也(横浜C)、※福島春樹(京都)
 柏木陽介(未定)、レオナルド(山東魯能泰山?)
 ※石井僚(山口)、※橋岡大樹(シント=トロイデンVV)
 井澤春輝(鹿児島へのレンタル終了後北九州へ完全移籍)
 荻原拓也(新潟へのレンタル終了後京都へレンタル移籍)
 大城蛍(鳥取へのレンタル終了後YSCCへレンタル移籍)
 池高暢希(富山へのレンタル終了後福島へレンタル移籍)

今季のポイント
柏木、レオナルドの移籍には正直驚いた。また橋岡の海外挑戦、マルティノス、長澤の移籍など主力をたくさん引き抜かれた。そこには少し心配があるが、加入した選手の面子も豪華である。まずは青森山田高の藤原である。競り合いに強く、青森山田でもビルドアップを積極的にやっていたので足元の技術もある。1年目からスタメン争いに入ってもおかしくない。またサイドからのドリブルが持ち味の田中、パスで攻撃のスイッチを入れられる金子、サイドでの攻守がともに素晴らしい西大伍、昨年のJ2を席巻した小泉、明本。彼らの加入はチームの底上げに大きくつながると感じる。また、昨年徳島をJ1昇格に導いた、リカルド・ロドリゲス監督が就任。徳島でやってきたことがJ1でも通じるのか注目である。
1番の注目選手は、明本考浩である。去年栃木で見せたハードワークと運動量には衝撃を受けた。まるで明本が2,3人居るかのようにさまざまなところに顔を出していた。得点感覚も素晴らしく、様々なところに顔を出すだけでなく、自分で持ち込んで点を取ることが出来る。この活躍をJ1の舞台でも発揮することが出来るのか注目である。
不安要素は2点。一つ目は右SBの層の薄さである。橋岡が海外移籍したため、主要な右SBは西しかいなくなってしまった。西が怪我した時は、強引にCBを右に持ってくるか、3バックというのも念頭に置かなければならないのではないかと感じる。
二つ目は、レオナルド移籍による攻撃力の不安さである。浦和にはまだ興梠がいるが万が一のことがあったら杉本と武藤しかいない。武藤も一時期の活躍を見せられるなら大丈夫だが、近年は不調のため少し不安である。杉本に関しては言うまでもない。また中盤も大きな引き抜きにはあったものの、実力者を獲得したのでそこに関しては問題はないと考えている。


今回はここまでです。何か間違っていたら教えていただけると幸いです。また感想も頂けたら幸いです。次回は大分から横浜FCまで書いていきたいと思います。

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