【学校からの手紙・テスト結果を一緒にみる親子は会話も進む】
【学校からの手紙・テスト結果を一緒にみる親子は会話も進む】
中3弟くんの1学期三者懇談にて
中間・期末テストの結果の一覧表を
見せて頂いたときに先生が仰られた言葉
「お父さん、このテスト結果は見られましたか?」
こう言うことを聞くと言うことは、逆に言えば
テスト結果を見ていない、子どもに見せてもらっていない
親(保護者)がいるって事だろう。
親(保護者)の方が何も言わないのか、
逆に子どもが親(保護者)に見せないのか、
見せたくないのか、その理由はわからない。
けれども、もっと親子会話をしたい!
親子の会話で盛り上がりたい!
と保護者として考えているのであれば、テスト結果含め
学校からの配布物は格好のアイテムになるだろう。
基本、学校からの配布物はどんな内容のものであれ、
保護者に渡し、保護者が確認するものである。
その辺をきちんと子どもに言い伝え、
日々、子どもには、
「今日、学校から手紙あった?」
と、確認することから始まる。
これだけでも親子の会話は成立する。
あるならば、持ってきてもらう。
出来ればリビングのテーブルなどに
手紙を広げ、一緒に見たいもの。
独り言でも良い、手紙の内容を読み上げたり、
声に出して、自分の意見を言ってみる。
時々、隣で座っている子どもに話を振ってみる。
意見を促してみる。
テストの答案用紙が採点されて返却された時なんかは
格好の親子会話の機会になる。
答案用紙に答えがあれば充分。
答えを見ながら、答案用紙の子どもの回答をみる。
合っていれば、誉める。
間違っていれば、問題を予測してこんな問題?
等と聞いてみる。
『違う違う、こんな問題でな、ここが難しかってん。』
と自然と会話が進む。
問題用紙を持ってきてもらったりして、
親も一緒になって解いてみる。
今の中学校の問題って結構難しい。
親子でああでもないこうでもないと、言い合いながら
テスト結果と向き合う。
これだけで、親子会話が進む、進む。
親子で会話がないと悩むお父さん、お母さんへ。
会話をスムーズに進めるにはどんなアイテムがあるのか、
子どもが興味あることは何か、
子どもに聴いてもらう為にはどんな工夫をすればいいか、
いろんな事を考え、そして、試しながら
親子の会話は続いていくものと僕は思う。
とにかく大事なのは、相手の事を考えること。
そして、とっかかりはやはり親の方から。
日々の何気ない親子の会話を弾ませるために
学校からの手紙やテスト結果を
とっかかりのアイテムとして使ってみてはどうですか?
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