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りんごろうそく


毎日続けるぞと決めた3か月目突入のブログ。


今日もギリギリガールズになってしまった。いやギリギリおばちゃん。


なかなか生活リズムが整いません。。。。


では、ブログを。。。


昨夜、りんごろうそくに参加しました。


昨年に引き続き、2回目。


娘の習い事。オイリュトミーで毎年行っている、この時期の特別な行事です。


「りんごろうそく」「オイリュトミー」 この言葉はなかなか馴染みがないですよね。私もでした。


ドイツのシュタイナー教育の幼稚園に通ってるお友達が多く、仲良くなることで知った言葉。


オイリュトミーはダンスとは違うけど、言葉を身体で表したりする。


幼児の時期だと、メルヘンな世界を先生をみて模倣する。


子どもの成長する力を育むと、シュタイナー幼稚園で取り入れられてるよう。ちなみに オイリュトミー療法として、心と身体を整える医療に取り入れられる話もきいた。


そしてりんごろうそくとは、子供の行事で 1年で1番夜が長いこの時期に、心に光を灯すという意味で ドイツのシュタイナー教育で大切にされてる行事だそう。


本当の名前は「アドヴェントの庭」


アドヴェント=待降節。


ここでは、イエスキリストの降誕を待ちのぞむ期間だそう。アドベントはラテン語で 「到来」って意味があるから、よくクリスマス時期にでてくる 「アドベントカレンダー」はそういう意味になるんだね。



日中に先生や保護者たちが、緑の葉っぱを持ち込み準備。杉やヒノキ、ローズマリー、南天、南天の葉が集まる。田舎ならでは。

香りがたまんない


日没後、「りんごろうそく」がはじまる。先生のご厚意で、こども達のあと、親たちも「りんごろうそく」を体験させてもらう。


ここからは感じたことを。

 

部屋にはいると、真っ暗闇。



部屋の中央に蝋燭の灯火のみ。



部屋にはいってからは話すのはNGね。と言われているのに。部屋に入る時、「あ」とか「ごめんなさい」とか、自然に出そうになる。なんだか、こんなクセあったんだなぁ。と気づく。



弦楽器、ライヤーの優しいひそかな音色が響く。

ハープみたい

椅子に座り、順番をまつ。

右奥はライヤーを奏でてる


写真は、すでに周りに りんごが置いてあるが、はじめは中央の蝋燭の灯火のみ。


1人ずつ まだ灯してないりんごろうそくを両手でもつ。


両手にずっしりとしたりんごの重みを感じながら、緑の渦巻きを一歩一歩歩く。


中央にたどり着き、蝋燭に灯る火をじぶんのりんごろうそくに移す。


火は着くかな、ドキドキする。


無事灯すことができると、緑の周りにりんごを置き、また道を戻る。


りんごの光がひとつづつ増えていき、 とても幻想的。


座った目の前が、ちょうど私のりんごろうそくだった。蝋燭の炎をじっとみつめる。



ゆらゆらと温かな炎に心が癒されるも、炎の真ん中にはツーーーとずれない、中心 「軸」を感じた。


イメージの中で。自分の胸の前で、両手で自分の軸をしっかり握る。自分の中の軸を確認した。


「わたしはわたし」「自分の思いを大切に生きたい」心に強くもった。


暗闇の中の、優しい光。
しっかりと自分を感じれる。


かすかに聴こえるライヤーの音色を感じ。葉っぱの香りに自分の感覚も研ぎ澄まされてることも確認できる。


以前の記事もこんなようなこと書いたなw


子どもたちはどのように感じるだろう。


日没の行事で、毎回小学生からの参加。参加者は10人ちょっと。


4歳の娘は参加しなかった。2年後娘は何を感じるだろう。


先生から「子どもたちはとても昨年に比べて成長してましたよ」と。


昨年は、不安そうに歩く子どもたち。


「今年は、堂々と中心の光に向けて 一歩ずつ歩く姿に自信を感じました」と。


大人たちが このりんごろうそくを体験してる間。子どもたちはいつもどおり、キャッキャッ遊んでる。


この経験が、心の奥深く何かを残していくのかな。


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