幸せのあり方

　何回ストレスチェックをやっても，「高ストレスです」と出る。そして医師面談ということになる。とはいえ，公務員なので産業医面談と言ってもろくに役には立たないし，形式的なものであることに変わりはない。産業医と言ってもわたしの職場の産業医ではない。
　今年度は予定が合わずにSCとのコンサルテーション＆カウンセリングの時間が取れないのが非常に痛い。話にはそれなりに行っているのだけれど，とにかく，教えている18人くらい，全員が全員ちがうし，構音指導で来ている児童もなんらかのことは持っているので（緊張しいで側音化構音が出ているんじゃないかという子もいるし，もう練習に飽きてしまって「側音？このままでもよくね？」と本人が思っているとも限らない子もいる），結局相談に行かないわけにはいかない。
　来年度，わたしが教えている範囲から２名，特別支援学級を希望することになった。確かに教えていて大変だったし，最終的には保護者の希望なので，わたしがとやかく言える立場ではない。
　ただ，担任に言っておきたいのは，３月まではあなたのクラスの子なんですよということ。片方はさすが経験も何年か積んでいるので，置いてきぼりにはしない。もう片方は２年目の先生にしょっちゅう説教されている。……普通に説教してもまだそこまでの理解は追いつかないから，説教しなくていいように先回りするだけの余裕が担任にない。わたしも手助けには行くが，時間的限界がある。……大丈夫だろうか彼は。

　ストレスチェックの期間に入り，他にもパソコンを使う予定があったので，今年は珍しくパソコンでストレスチェックをした。深く考えずにぱちぱちと答えて行ったところ，……やっぱりボロボロである。どうにもならん。
　もともと自分の特性上，ストレス耐性は低い方である。誰かの愚痴を聞かされると一個一個打ち返さなくてはならないと思うし解決しなくてはならないのだろうかと思うし，誰かに仕事を頼まれたら，「ちっ，めんどくせえ」と思いながらも，コピー１枚も嫌な顔一つせず取ってくる感じなので，そりゃ自分のペースで仕事は進まんだろう。
　つうか，わたしにあれこれ言うんだったら，頼む，本人に言ってくれ。

　幸せのあり方を考えたときに，一応これでもこの先ともにいてくれる親友という名のパートナーは探しているのだけれど（あまり深く考えてはいない。でもわたしは精神年齢が，生活年齢より１０歳くらい下になってしまっているので，いろいろな感覚が馬鹿だ），自分の特異な性格と特性上，難しいかもなと思いつつ，
　それでも，なんだかあれだけ仕事で苦労してきて，わたしは未だ特別支援教育に，トラウマを抱えつつ取り組んでいるのにも関わらず，……いや，大人からは報われてないけどね。子どもたちが楽しそうなので，まあいいかと思い始めた。
　長期スパンで人生を考えることはできないけれども，さしあたり今週というスパンで考えれば，金曜日は１日休みをもらうけれども（両親を旅行に連れていく，ということになっているけど，実際はわたしが連れて行ってもらうのだ（苦笑）），子どもたちが楽しく，その時間くらいは「できた！」「そうだったのか」などと思ってもらえるような指導時間にしたいじゃない。
　だから，わたしがストレスをためこんでいる場合ではないのだけれど。
　さしあたり，今日はゲームをして，ストレスを解消しておくことにしよう。明日の教室会議が修羅場にならないことを願うばかりだ。（主任に文句があるなら，主任をあんたがやれとわたしは本気で思っている。そして主任には，コピーくらい自分で取ってくれと思っている）